嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

手を伸ばしてみる

2001年04月07日 03時09分18秒 | 駄文(詩とは呼べない)
暖かい日が続いている
眠い日が続いている
なんだかふわふわしている
ぼーぉっとする

なんだか何もかもがどうでもいいような
もやもやしていながら安心するような感じ

夢を見ているのかもしれない
生きている感覚は掴めないけれど
死にそうな感じもしない

時間がずれているのかもしれない
どこかで何か重要な間違いをして
変な世界に迷い込んだかもしれない

世界を壊したいわけでも無い
世の中に不満があるわけでも無い
未来が見えないわけでも無い
もっと違う感覚

世界が四角いと思っていたけどそれは間違いだった
世界はこんなにもまるかったんだ

ちょっといたずらしてみよう
ちょっと実験してみよう
だって誰にも未来はわからないんだから
意味があるかないかなんてどうでもいいことじゃないか

目の前にある物を掴んでみる。
手が届いた。
目の前にある宇宙を掴んでみる。
残念だけど届かなかった。
けどいつか届きそうな気がする。
届くまで手を伸ばしてみよう。
それはキラキラ輝いているから。
手に入れたいものだから。

宇宙の外側を覗いてみる。
今はまだなんだかよくわからない。
けどいつか必ずハッキリと見える気がする。
そこには紛れもない、今はまだ見えない世界があるから。

地球をロケットにしてみよう。
生き続けていれば必ずたどり着けるから。
時間は無限にあるのだから。

僕が本当に欲しい物は、まだ遙か遠くにあるんだと思う。
でも、もう諦めるのはやめた。
だって世界が「わからない」事に辿り着いたから。

だから僕は毎日、手を伸ばしてみる。