嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

終極は変わらない。

2003年03月03日 01時54分58秒 | 駄文(詩とは呼べない)
明日なんか来ないから運命なんて無いけど、
10年後の今も、1000年後の今も、答えはきっと同じなんだ。
人は物理法則を無視できない。
この世界を認める以上は物理法則をいつか認めなくてはならない。
この世界を認めない事
在ると確認しない事
在るがゆえに在ると解らない事
それは人にとっての救いなんだ。

未来が解らない事は人にとっての救いなんだ。
唯一の救いなんだ。
でも君は気付いてしまった。
そして僕は生まれた時から知っていた。
解っていたんじゃない、死っていたんだ。
僕は生まれて無いんだ。
ちょっと組み合わせが変わっただけなんだ。
君がそうやって何かに勘づいた時、
それは後から知った事じゃない、
ただ大事な事を思い出しただけなんだ。
こんな事がいつまで続くんだろう。
僕は何回死ねば救われるんだろう。
君は何回生まれれば救われるだろう。
君と僕は何度こうやって同じ会話を繰り返すのだろう。

わかっているさ。
何もかも一つになる終局が来てやがてまた僕と君は俺とお前になるんだ。
そしてまた繰り返しなんだと。
そんなことは生まれた時からわかっているさ!
わかっているけど、それでも俺は救いを求めて死にたいんだ。
安らぎを求めて死にたいんだ。
だからもうちょっとだけ…。

本当はどう思ってるんだろう

2003年03月03日 01時49分22秒 | 駄文(詩とは呼べない)
君は世界が音に満ちているって言うけど、僕は違うと思う。
君は音楽は世界だ!
世界が音楽を奏でるんだ!って言うけど、僕は違うと思う。
君は希望は光だって言うけど、僕は違うと思う。
君は思いは必ず届くって言うけど、僕は違うと思う。
だって僕の思いは君に届いてないもの。
僕は世界は混沌だっていつも言うけど、ゴメンそれは嘘なんだ。
ホントはそんなこと全然感じて無いんだ。
それどころか僕は何も感じてないんだ。
何も感じられないんだ。
だってこの世界には君が居ないもの。
君は僕の妄想の中にしか居ないもの。
君は気付いて無いかもしれない。
君は自分が確かに居ると思ってるかもしれない。
だけどそれは嘘なんだ。
それこそが幻想なんだ。
君は人と繋がる事で自分を感じているかもしれない、だけどそれはまやかしなんだ。君は他人を感じて生きているかもしれないけど、それは空虚な幻なんだ。
そんな夢はいつまでも続かない。
人は生まれてから死ぬまでずっと一人なんだ。
人はいつも孤独なんだ。
世界にはいつも僕一人なんだ。
君は僕の欠片。
ボクはキミのカケラ。
世界にはいつも君一人。
世界にはいつも僕一人。
此処は相対世界に見えるけど実は絶対世界なんだ。

出られない

2003年03月03日 01時47分36秒 | 駄文(詩とは呼べない)
自分で建てた牢獄から今日も出られない。
流す涙の塩味も無くなってしまうほどに、僕の心は本当に空っぽだと思う。
耳をつんざくような悲鳴を腹の底から力いっぱい叫びたい気持がいっぱいなのに、
叫んでも無駄だといつもの声が囁くから叫ぶ勇気もわいてこない。
僕の心は毎日別な僕自身に削られ、
絞りとられてどんどん空っぽになっていく。
無力さだけが灰色の空にゆっくりとひろがり、誰も観ない砂漠が今日も広がる。
誰かここから出してくれ!と他力本願な幽霊が魂の呪文を唱える。
頭痛がして、いろんな事を思い出す。
初めて自分の姿を鏡で見た時の、あの懐かしい気持悪さが胸いっぱいに広がる。
吐きそうだ。
気分が悪い。
なんて居心地の悪いところなんだ。
出られない!出られない!
自分で作った心の枠はどうしてこれほどまでに堅牢なんだろう。
自分の力に打ち勝つのは、何故こんなにも難しいのだろう。
時はちゃんと流れているんだろうか?
薄暗がりで睡魔にけっとばされながら、
転がる僕の脳がもうろうとする意識の中で雲を掴みながら考える。
ここは一体どこなんだ、と。
わからないから、今日も出られない。