世の中の悪意に対して
「見て見ぬフリ」をするか、
「悪意と対抗して自分の正義を貫く」か、
あるいは
「毒を食らわば皿まで。」という構えで
悪意を我がものとし、もっと強い悪意を身につけるか、
また、もっと違う方法として、
「他者の悪意を受け入れずに、迷い続ける」
あるいは、
「全ての他者を許す」
というような様々な方法、構え方があるだろうと思います。
特に、性的な問題に関しては
それがある意味では成人の三大欲求であるところの
「食欲」「性欲」「睡眠欲」
の3つに含まれているため、
成長過程においてとてもややこしい問題を含んでいると思います。
では、性欲を否定して、子供の心を守り続ければ、
自分の老化や成長を止められるのでしょうか?
テリトリーの問題として捉えれば、
確かに自分の防衛ラインを必死で守り、
誰にも犯されることのないように、
他の領域にも出かけないように
自分を制御し続ければそれでいいような気もしますが…
つまり、「保守」を堅持するスタイルになるのかな?
僕は世の中の悪意を
自分の潜在的な欲望の種として捉えています。
それを成長させたくないと思い、
「臭いものに蓋をする」ような感じに
現実から目をそらしているのが実情です。
そこで開き直ることができれば、
僕はもっと強欲でアクティブに行動できるのだと思います。
ですが、僕はそう開き直ることができません。
いわばこの問題には、生を肯定できない自分と
性を肯定できない子供の心が燻っていることに原因があります。
たまにそういう状況で居る僕に対して、
「童貞を捨てろ」とか「風俗へ行け」とか
なかば強制的に現実の渦へ飛び込ませることを提案する人が居ますが、
僕はそのような提案に対しては「暴力」に近い悪質さを感じて
異議を唱えています。
僕はこの問題の本質は
マクロ経済と人口爆発の歪みが関係していると考えています。
右肩上がりの成長をし続けることができない資本主義経済圏
地球に閉じ込められて、増え続けるのが許されない人類。
日本はお金をたくさん持ちながらも、
人口の増加が無理に抑制された、ひずんだ国です。
性行為と成長からあぶれた者は、
みずからを檻の中に閉じ込めることでしか、
つまり子供の殻に閉じこもることでしか、
この国に生存できなかった者たちです。
それを僕は政治の責任だとは思っていません。
今は大人のせいだと考えているけれど、
それは僕の子供心の裏返しでしかありません。
無計画に子供を増やし、
【子孫繁栄】と「存続という名の延命措置」しか、
生きる目的を掲げられない哲学の堕落です。
人間の死生観を、もう一度問い直さねばなりません。
「見て見ぬフリ」をするか、
「悪意と対抗して自分の正義を貫く」か、
あるいは
「毒を食らわば皿まで。」という構えで
悪意を我がものとし、もっと強い悪意を身につけるか、
また、もっと違う方法として、
「他者の悪意を受け入れずに、迷い続ける」
あるいは、
「全ての他者を許す」
というような様々な方法、構え方があるだろうと思います。
特に、性的な問題に関しては
それがある意味では成人の三大欲求であるところの
「食欲」「性欲」「睡眠欲」
の3つに含まれているため、
成長過程においてとてもややこしい問題を含んでいると思います。
では、性欲を否定して、子供の心を守り続ければ、
自分の老化や成長を止められるのでしょうか?
テリトリーの問題として捉えれば、
確かに自分の防衛ラインを必死で守り、
誰にも犯されることのないように、
他の領域にも出かけないように
自分を制御し続ければそれでいいような気もしますが…
つまり、「保守」を堅持するスタイルになるのかな?
僕は世の中の悪意を
自分の潜在的な欲望の種として捉えています。
それを成長させたくないと思い、
「臭いものに蓋をする」ような感じに
現実から目をそらしているのが実情です。
そこで開き直ることができれば、
僕はもっと強欲でアクティブに行動できるのだと思います。
ですが、僕はそう開き直ることができません。
いわばこの問題には、生を肯定できない自分と
性を肯定できない子供の心が燻っていることに原因があります。
たまにそういう状況で居る僕に対して、
「童貞を捨てろ」とか「風俗へ行け」とか
なかば強制的に現実の渦へ飛び込ませることを提案する人が居ますが、
僕はそのような提案に対しては「暴力」に近い悪質さを感じて
異議を唱えています。
僕はこの問題の本質は
マクロ経済と人口爆発の歪みが関係していると考えています。
右肩上がりの成長をし続けることができない資本主義経済圏
地球に閉じ込められて、増え続けるのが許されない人類。
日本はお金をたくさん持ちながらも、
人口の増加が無理に抑制された、ひずんだ国です。
性行為と成長からあぶれた者は、
みずからを檻の中に閉じ込めることでしか、
つまり子供の殻に閉じこもることでしか、
この国に生存できなかった者たちです。
それを僕は政治の責任だとは思っていません。
今は大人のせいだと考えているけれど、
それは僕の子供心の裏返しでしかありません。
無計画に子供を増やし、
【子孫繁栄】と「存続という名の延命措置」しか、
生きる目的を掲げられない哲学の堕落です。
人間の死生観を、もう一度問い直さねばなりません。