嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

心をブロックしている先生へ

2015年06月12日 15時12分23秒 | 再考
強い意志を感じたので
こうしてメールする事自体、
ほとんど意味のない行為かもしれませんが

あなたらしく過ごして下さい
とあったので自分の在り方に正直に向き合っています。

ここ1年弱に起こった事を思い返して
考えてみましたが、
僕がそもそも先生に興味を持ったのは
通行区分帯違反?か何かで
朝のバスレーンを走ってしまい
警察に罰金取られて授業料のバイト代が貰えなくなった事に
ショックを受けながら
自分の過去の悩みを突然生徒全員の前で
赤裸々に語り出したり
脱線に次ぐ脱線で一体何を話してるのか
支離滅裂で
それでも心の問題に向き合い
コミュニケーションについて何かを語ろうとする姿が
妙に独特で周り中から滑稽に映る程一生懸命だったから
そのことがとても印象に残ったからです。

先生が帰った後
クラスメートの人達からは
「さっきの授業なんだったん?」
「これってテスト出なくね?」
みたいな授業が授業らしくない事への不満などが
色々と囁かれていましたが、
僕は逆にそこが異質で面白いと感じていたから
先生の事をもっと知りたいと思いました。
初対面の時には、私服だったことも関係してか、
それとも泣きそうな弱々しい姿を見たせいか、
僕は先生から女らしさを感じていましたが
居酒屋で着物姿の先生を見た時は
逆に堂々として頼もしい感じに見えました。

その他気になった点としては
友人が言っていた悪質な冗談に対して
「全然そんな関係じゃないですよ。」
と僕が全否定したのを
先生は「まだ会ったの3回目ですよ」
というような説明をしていたのが思い出されます。

他にも色々と考え直して
メッセージを読み返したり
思い返してみたのですが
僕の言動が僕の中で独り善がりの好き勝手自由我が儘
であることに反して、
先生の言動はいつも何かしらの戒律のような
不自由な檻に束縛されていて、
僕が指摘した正義感というのも
そこに繋がっているように思うのです。

そして今回急速に心の門が閉じられていったように感じていた
僕の受け止め方がじつは間違っていて、
じつはもっと長い時間をかけて君の中で
ゆっくりと心の門が閉じられていて
>ひとつ、昨日も少し伝えましたが、
>いままで思っていたことを伝えさせてください。
という言葉を書いた時、
すでに君の中でひとつの結論に閉じこもってしまったのだと
思い至りました。

結局のところ、僕の中で先生の気持ちを察する為の推論は
【僕から恋愛感情を持たれる事が無いように
一方的にコミュニケーションを断絶した】
という風にしか組み立てられませんでした。

相手の気持ちを無視して
僕らしく今ままでの心の有り様を
単なる感情的な印象として書いてみると
先生を女性として魅力的に思ったのは初めて会った日だけで
その他の日は、
いつも自分のフィールドに構えていて
必死に何かを守っている家族想いの孤独な人

という感じです。
好きかか嫌いかの二択で言うと
もちろん先生の事は好きですが
今はもう、特別な尊敬の念を抱いていません。
それに、僕の心には
いつも25歳の頃に知り合った本当に特別な女の子からもらった
感情の発露があって、
その女の子の声が内なる響きを持って
「私と心で向き合って!」
と時々波寄せるので
僕はその記憶の牢獄から出る気が全然無いのです。
その女の子は僕の人生で最も深くまで
僕の心を傷つけ、
僕はその女の子の事が忘れられないのです。
何度も喧嘩して何度も仲直りしたけど
結局僕の想いは通じないという結論に落ち着いています。

5年ほど前に付き合った彼女からは
「鋭志の心にはいつもその子が永住権を持っていて私の入り込む余地が無い!」
と言われました。

だから多分先生は、
僕の心を傷つけてもいないし、
僕の人生を左右するほどには
僕を混乱させていません。

だからもう先生は、
僕に謝ったりしないで下さい。
申し訳ないことも無いし、
恥ずかしい事も何もありません。
先生の方こそ、自分らしく生きて
あなたらしく家族を大切にして過ごしていって欲しいと思います。