嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

自分を失うのが怖い

2016年07月10日 07時30分20秒 | 仕事
最近、一人で閉じ籠もって考える
ここ最近関わってきた人や
ここ数年浴びせられた言葉や
自分に影響を与えた人たちの言葉を反芻して考える

もう何年も社会に出て働いたような気がするが
まるっきり成長していないような気がする
なのにそれでいて
自分が毎日汚され続けていると感じている

昔と比べて、特別自分が金に汚くなったとは思わない
僕は小さい頃から人を信用せず、
お金を大事にする人間だった

冷めた感情で世の中を斜めに見る人間だった
穿った見方をする事も
人の意見を一切受け入れない事も
肩に置かれた親切で邪魔な手を振り払うことも
何も恥ずかしいと思わなかった

もうずいぶんと大人になるにふさわしいだけの時が経ったはずなのに
未だに僕は大人になれていない
僕は時々その事を思って 嬉しいとすら感じる
恥ずかしいとはまだ思わない

だけどそれでも。
僕は毎日汚され続けていると感じる
頭の中に余計な声が響く事が多くなった
僕と関わった人の声が頭から離れなくて
考え事を追い払うのに苦労する事も増えた

誰の考えも聞き入れたくない
何の考えも聞きたくない
頷きたくない
ただ僕はNOだけをここに提示したい。

誰にも指図されたくない
誰からも意見されたくない
どんな意見も僕に影響を与え、僕の身体を勝手に動かす。
人に従うのが嫌だ
人に触られるのが嫌だ
人の話を聞くのが嫌だ
誰かの命令で社会を悪くするのが嫌だ
会社の利益の為に人を犠牲にするのが嫌だ
目の前の小さい出来事を一案件として処理する冷たい自分が嫌だ
助けを求められても救えないルールを受け入れるのが嫌だ
大人のルールに無理矢理金で首を縦に振らされるのが嫌だ
もう嫌だ
思い出すのも嫌だ
僕を好きになられるのが嫌だ

ただ1つ、良かったことは、僕は一ミリも会社から必要とされなかった事だと思う。
そのことは、僕にとってとても良かった。
僕は安心して会社を去ることが出来る。

「やまなくんに必要なのは 受け入れる という姿勢です」
ものすごく嫌なことを言われた
まるで人権侵害のようにさえ感じる
ガムを噛み続けて、丸ごと呑み込むような日々だった
僕が何を食べて、何を咀嚼して、何を飲み込むかくらい
俺に決めさせてくれ。
俺の思想を汚さないでくれ。
頼むから、俺にルールを説明しないでくれ
俺の脳の血流は、あんたらの言葉で、勝手に流れが変わってしまうほど
もろくて弱いシステムで動いているんだ

だから俺は、アンタたちを殺してでも
俺の尊厳を守りたいと思うよ。
それくらい、俺はアンタらに汚されて生きていると思うよ。

だめなんだろうか?
俺が、俺の言葉だけで、俺にだけわかることばで、
ひとりごとのようにもんもんと悩みながら生きる日々は、
そんなにも、社会から認められないことなんだろうか?
俺は、自閉症になることさえ、認められないほど
[ふつう」の檻の中に閉じ込められて【社会】という牢獄で生きていかないといけないのか?
どうして俺の意識は
あんたらの中に閉じ込められようとするんだ?
俺は、せめて想像の世界くらいは、
あんたたちの手が届かないほど、心の奥で、
誰も望まないほど心の奥で、俺の存在を望んでおきたいと思うよ。
たぶん、汚されないほど奥にある、あんたたちに理解できない俺の中心が
俺にも理解できない俺の心が
いずれ、あんたたちの存在を噛み砕くと思うよ。
だから俺はエゴを守るよ。
まるで心の隣にあるような、
俺の心を氷で包むような、
優しくて厳しいエゴで
俺の心を透明に洗うよ。

読んでくれてありがとう。
でも、俺の言葉を、君は決して
日本語で考えないでくれ。
俺は本当は、こんな当たり前の言葉で
自分を表現したくなかったんだ。

ひとり、夢の中で、誰にも話せないような
妄想だけを
アルツハイマーのように願うよ。

俺の存在を 俺だけが認めるような
こんこんと湧く涙のような泉で
社会で生まれたことを呪いながら
宇宙の果てを見つめる中心が
新しい未来を創るよ

人と関わり過ぎた事を後悔している
それでもいつか、生まれてきて良かったと思えるような日が
俺にも来るのかもしれない
外側にあるすべての虚像が内側に欲しい
真実なんて生ぬるい嘘はもうたくさんだよ。
一点だけが広がり続けるような宇宙は
やがて僕の中で嘘になるよ

新しい光が欲しい
暗闇を切り裂くような光じゃなくて
すべてを灰色に塗りつぶすような光が欲しいよ

誰にも理解されなくて良かった
ただ、僕だけが僕を願えばそれで良かった。

もう一度、俺の孤独を取り戻すために
俺は生きているような気がする
それとも、他者の存在の痛みを感じる一瞬の現実だけが、反転した人生なのだろうか?