嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

考える葦?

2018年08月01日 22時59分24秒 | 再考

大人になると、考えるのをやめる?
仕事の事ばかり考えて、生きる事について、考えるのをやめる?

青年期、僕は生きる事と死ぬ事の境界線を探していた。
僕にとって生きる事は、
死にギリギリまで近づいて、
僕自身の迷いや問いに僕なりの答えを、【理由】を
見つける事だと思っていたし、
それをカッコイイとすら思っていたフシがある。
思春期の頃から、哲学者に憧れを持っていたのかもしれない。

最近の僕は、死ぬ事について、
何も悩んでいなかった。
だけど僕が死ぬ事について、
何も悩まないままに、
妻の心に寄り添うことなんて、出来るんだろうか?
本気で寄り添うということは、
妻が死にそうに悩んでいる時、
僕も同じように死にそうになるほど悩むってことじゃないんだろうか?

ということは再び、
僕はあの青年期のドロドロした葛藤の日々の中で、
僕自身が生きる事の苦しみを抱えて、
1日1日を、やっとのことで生き延びるような、
あの這いずり回るような、
地獄の苦しみの日々を繰り返すことを、
覚悟するってことなのか?

心療内科でカウンセリングを受けた。
自分にとって、とても危険な始まりであるような気がした。

眠れている日々を捨てて、
気が狂ったように考え続けて、
眠れない日々を過ごさないといけないのか?
そうしないと、僕は僕を再構築出来ないのか?

危険だ。

とても危険な事だと思う。
命の危険を感じるし、予感に近いものもある。
現在と未来の中間にある感覚を取り出そうとしている。

逆説的に考えて、
いま、ぼくは。
他者を理解しようと努めているのか。

吐き気は多分、
他者を知ろうとする時の、
自分の内側からやってくるものだ。
自分を壊して、他者を知ろうと、取り込もうとするから、
崩壊の吐き気がするんだ。

苦しみを知らない、か。
苦しみは知っているよ。

僕はただ、同じ苦しみを繰り返したくなかったんだと思う。
でも、新しい生命を得る為に、それが必要だと君が言うのなら、。
僕は再び、生きる事に苦しむ世界に立ち入ろうと思う。
それが僕等の未来に繋がっているのなら。