POG勝ち組への道!!

「楽燕カップ」というPOGをやっています。現在14年目に突入。

ホッカイドウ競馬デビュー馬限定POG2019 スワロウテイル指名馬

2019年04月16日 11時30分00秒 | POG2019-2020

dskさん主催のホッカイドウ競馬デビュー馬限定POG(道営POG)に

 

参加させていただきました!

 

背景には、今期のPOGが頓挫に次ぐ頓挫で、完全に詰んで、面白くない時期に突入したことと、

 

これまで地方競馬は食わず嫌いで、全然分からず避けていたのですが、

 

これを機に自分の知見を広げてみようと思ったからです^^;

 

正直なところ今まで地方競馬に興味がなく、能検すらちゃんと見たことないし

 

そもそも「能検ってなに?」みたいなとこからのスタートだったので

 

それはそれは険しい道でした^^;笑

 

でも、能検を見始めたら、これがまた奥が深い!

 

後に大活躍することになるハッピーグリンやアークヴィグラスなんか、

 

能検映像だけみたら絶対に強い馬だと見抜けないですもん。

 

そもそも能検自体がレースではなく、規定のタイム内で走れるかどうかをみるもの

 

と言うことすら知りませんでしたからね…(普通に新馬戦みたいな扱いだと思ってました)

 

ということでそんな私がこの2週間、空き時間という空き時間を使って能検見まくって、

 

自分なりに調べて、選び抜いた10頭を紹介しようと思います^^;

 


おそらく詳しい方からすれば「何言ってんだコイツ?」みたいな内容もあるかもしれませんが

 

暖かい目で見てやってくださいねm(__)m

 

それでは指名を決めた順に紹介していきたいと思います。

 

 

 

●アイズオンユー 牝 2/26生まれ

父エピファネイア 母リキセレナード

生産者:チャンピオンズファーム

調教師:田中淳司

能検:3/21 5R / 50.1 / 1位入線 / 478kg


◇短評

能検では好スタートを切ると1頭だけ別次元の走りで後続をぶっちぎりました。

この日の能検の2番時計より1.6秒も早い圧倒的な1番時計で、

それをほぼ持ったままで叩き出します。

いやいやいや、大物感半端ない。

ただ独走になりすぎて、他馬が近くにいた時の様子とか反応を見ることが

できなかったのは不安ではあります。

中央でも新馬戦ぶっちぎりで勝っても2戦目でコロッと負けたりすることもあるので

なんとも言えませんが、脚力は間違いなくかなりのものを持っていると思います。

母は小倉2歳S勝ち馬という良血馬で、牝馬ながら馬格も十分で、

道営POGじゃなくても下位なら指名する人が居そうなレベルの馬です。

おそらくほとんどの方が指名してくると思うので、

ここで差をつけられると痛いので、ここはまず置きにいきました。

 

 


●モリデンナイス 牝 5/3生まれ

父エスポワールシチー 母ナイスクラップ

生産者:森田芳男

調教師:桧森邦夫

能検:3/28 3R / 51.0 / 2位入線 / 470kg


◇短評

能検では好スタートから2番手で折合いも問題なく抜群の手応えで直線へ向くと

追い出してから内にササりますが、外に進路を取り直してからは、

全盛期の父を彷彿とさせる推進力の高い走りで良い加速を見せました。

能検の内容だけなら個人的にはこの馬が一番スケールを感じました。

遅生まれの牝馬の割に馬格も十分です。

半兄には地方で6勝を挙げJDDにも出走したモリデンルンバがいます。

能検の内容からはかなり期待しています。

このオーナーさん、この世代いい馬揃ってますよね。

 

 


●シシャモダイスキ 牡 2/1生まれ

父ルーラーシップ 母リンガフランカ

生産者:ヒサイファーム

調教師:田中淳司

能検:3/14 2R / 51.4 / 1位入線 / 522kg


◇短評

能検では出脚一息も、促して徐々にスピードに乗って4番手を追走し、直線へ。

直線向いてからも手前を換えるときにフラフラしたりして幼さを見せますが、

フォームが整ってからは推進力のある走りで一気に差し切りました。

馬格もあるし、距離が伸びて更に良さそうな印象を受けました。

半姉に中央2勝のクレオールがいるくらいで兄姉には目立った馬はいないですが、

叔父にカーム、従兄弟にヒカルカザブエなどがいる血統です。

レースっぷりから指名してくる方は多いでしょうけど、素直にいい馬だと思います。

 

 


●モリノブレイク 牡 5/19生まれ

父ベーカバド 母ヤマイチジャスミン

生産者:笹川大晃牧場

調教師:角川秀樹

能検:3/14 7R / 52.7 / 1位入線 / 526kg


◇短評

能検では行き脚まずまずも最後方から、コーナーで徐々に進出し、

コーナーで大外回すと直線はほとんど持ったままで一完歩ずつ差を詰めて差し切りました。

大型馬でシュッとした脚ではないけど完歩大きくパワーがありそうな走りです。

走破タイムは速くはないですが、遅生まれと大型馬ということを考えると

十分な内容かと思います。

半兄に盛岡のジュニアグランプリを勝ち、兵庫ジュニアグランプリでも

4着に入ったモリノラスボスがいて、全姉も門別で勝ち上がっています。

半兄以上の活躍を期待できる馬だと思います。

 

 


●ミステリーベルン 牝 4/23生まれ

父ニホンピロアワーズ 母ミステリューズ

生産者:市川牧場

調教師:小国博行

能検:3/28 10R / 50.8 / 1位入線 / 436kg


◇短評

能検では操縦性高く、楽に先行し直線では少し促しただけで後続を引き離します。

全然本気で走っておらず、まだまだ奥がありそうです。

芝でも行けそうなくらい軽くて弾むようなフットワークをしてると思いました。

父の初年度産駒で、馬格は少し小柄ですが、遅生まれを考慮すると

もう少し大きくなるかもしれません。

3代母は中山牝馬S勝ちのラビットボールから繋がる一族で、

母の3/4同血の半兄に6勝を挙げ中京記念3着などがあるアンノルーチェらがいます。

母父ナリタトップロードという応援したくなる血統です。

とにかく走りからは運動神経が良さそうな印象で、是非中央の芝で見てみたい1頭です。

父は意外と名種牡馬になる可能性を秘めているような気がしています。

 

 


●ヨハネスボーイ 牡 4/10生まれ

父ヨハネスブルグ 母レッドアンコール

生産者:森永聡

調教師:桧森邦夫

能検:3/21 3R / 52.2 / 2位入線 / 454kg


◇短評

能検ではスタート良く飛び出すものの下げて後方から。

道中は口を割ったり首を上げたり難しい面を見せ、直線向いても口向き悪く

進路変更するのにも手間取りますが、前が空いてからは回転の早いフットワークで

グングン加速し1位入線馬に並びかけたところがゴールでした。

道中の暴れっぷりと、それによる消耗を考えると器はかなり大きそうで、

スーパーフレッシュチャレンジに登録してきたことも納得です。

本馬は2番仔で、母の半兄に中央で5勝を挙げてOPまで出世したサイキョウワールド、

また2代母はデュランダル、サイキョウサンデーの全姉という血統です。

能検の内容からは第2のハッピーグリンになれる可能性を秘めた馬だと思います。

 

 


●ノーザンヴィグラス 牡 4/29生まれ

父サウスヴィグラス 母グラッドリー

生産者:ハクツ牧場

調教師:田中淳司

能検:3/14 8R / 52.2 / 1位入線 / 462kg


◇短評

能検では大出遅れも行き脚がついてからはスピードあり。

直線向いたときに前を行く3頭とはだいぶ差がありましたが、追われると

一完歩毎に差を詰めて先行した3頭をまとめて差し切ります。

まだまだ荒削りな感は否めませんが、遅生まれながら大きなフットワークで

スケールはかなり大きいと思いました。

このPOGの重要ポイントであるサウスヴィグラス枠は、最初スティールペガサスを

考えていたのですが、かなり迷った末に、伸びシロという点を考えてこちらに変更しました。

全兄3頭は中央で3勝、3勝、1勝と中央でも結果を出しており、配合的安心感もあるので

活躍は間違いないと思っています。

 

 


●ラディーグ 牝 1/19生まれ

父ダンカーク 母パラダイスイズヒア

生産者:白老ファーム

調教師:田中淳司

能検:なし


◇短評

社台オーナーズで800万での募集馬。

当クラブの地方募集馬のカタログを見ていて好みだった馬です。

ダンカークは初年度産駒の成績からも、かなり狙い目種牡馬だと思っていて、

絶対に1頭は指名しようと思っていたのですが、能検ではピンとくる馬がいませんでした。

本馬は能検には出てきませんでしたが、既に田中淳厩舎へ入厩済みです。

できたら能検で見たかったのですが、逆に能検出てきてないからこそ

マーク薄くなるかと思ってたのですが、蓋を開けてみれば意外と指名者が多そうです^^;

みんな考えることは同じか…

ノーザンファーム系育成の馬を1頭は指名したかったのでこの馬は結構最初から候補でした。

一つ上の半姉は中央で2着があるものの勝ち上がれていませんが、

他の上の兄姉達は全馬地方では勝ち上がっています。

本馬には母の最高傑作となる活躍を期待です。

 

 


●ブロンディーヴァ 牝 3/18生まれ

父スマートファルコン 母アンソロジー

生産者:ノーザンファーム

調教師:廣森久雄

能検:なし


◇短評

キャロットの地方で1000万で募集されました。

ラディーグと同じく、クラブの募集写真でかなり好みの馬体でした。

トモも立派でかなりパワーがありそうです。

近況も良いみたいで、4/10に門別に登録されました。

スマートファルコンも良い馬が多く、ファルコンビークと

かなり迷いましたが、最終的には馬体がより好みだったこちらを選択。

ファルコンビークのほうはそこそこ指名者がいそうですし、

こっちは登録されたばかり(まだ地方のデータベースにも載ってません)で

かなり盲点だったと思うので、ここが活躍してくれたら大きいと思います。

母は中央で2勝。母の半兄にポップロックらがいる血統で、

サンデー3×3が爆発すれば十分一発を期待できる馬だと思います。

 

 


●エイシンタンチョウ 牡 3/3生まれ

父ダイワメジャー 母ミスティコンクエスト

生産者:栄進牧場

調教師:田中淳司

能検:3/28 8R / 50.6 / 1位入線 / 482kg


◇短評

能検では行き脚よく先行し、直線では追われると加速するものの突き放しきれず、

最後は逆に差を詰められましたが、フォームも結構バラバラで、

まだまだ走り方は良くなると思うので、伸びシロに期待しての指名です。

正直能検は目立った内容ではないので、指名者はそこまで多くないのではと思います。

能検だけ見ればもっと指名したい馬はいたのですが、敢えてそこに重きを置かずに

一発ありそうなダイワメジャー産駒にしました。

 

 

 

 

こんな感じでかなり薄っぺらいですが私の指名理由です^^;

 

気をつけたこととしては、地方のダートはパワーが必要なので、

 

極端に馬格がない馬は避けました。

 

また能検を見て、この時期は仕上がりが早そうな小柄な牝馬のほうが

 

動ける傾向にあると思ったので、そういう馬はマイナス補正をかけて、

 

また逆に大型馬や遅生まれはプラス補正をかけて考えました。

 

あとは種牡馬。

 

できるだけ中央でも活躍馬を出しているような種牡馬を選んだつもりです。

 

なんとか1頭くらいは重賞を勝つ馬を引き当てたいですね。

 

地方競馬はスーパー初心者なので、優勝とか大それた目標は立てず、

 

目標はずばり!真ん中以上!笑

 

真ん中くらいに入れたら満足です。

 

 

 

最後に迷った馬たちも少し。

 

 

・モリデンリバー

 能検で蹴り上げる砂の量が半端ないです。同一生産者の縛りでモリデンナイスの方を選択

 

・ファルコンビーク

 スマートファルコン枠でかなり迷いましたがブロンディーヴァのほうを選択

 

・スティールペガサス

 サウスヴィグラス枠でかなり迷いましたがノーザンヴィグラスのほうを選択

 

・ラフィンクロンヌ

 能検はかなり良く、全姉も走ってますが、「うーん、フィガロか…」と思い見送り

 

・ビービーアルバ

 能検の内容はかなり好感も「うーん、ビービーガルダンか…」と思い見送り

 

・リワードアヴァロン

 能検の内容はかなり好感も「うーん、グランシュヴァリエか…」と思い見送り

 

・エンゼルリーナ

・ルーヴルニケ

 能検好内容も牝馬の枠がここまで回らず

 

・ザビーチ

 血統的にかなり注目していましたが能検に出てこず、牝馬枠もここまで回らず見送り

 

 

こんな感じでした。

 

本当に地方は全然知らないので、移籍がどのように、どのタイミングで行われるかなど

 

全然分からないので、この一年間は勉強も兼ねて見守って行きたいと思います。

 

dskさん、他の参加者の皆さん、一年間宜しくお願いします!!

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