光あれば影あり

今週はAimerの新曲が２曲も配信され、ファンにとっては今までにないくらい忙しい、嬉しい楽しい１週間でした。

新曲を聴くとともに、今までの曲も改めて聴き、Aimerとともにあったこの10年のことを振り返っていました。

そもそも何でAimerに惹かれたんだろうと考えて、辿り着いた答えが、彼女は影の存在であったということです。

歌手という目立つ職業でありながら、その実、詳細なプロフィールが不明で、本人もすすんで目立とうとはしていませんでした。

それまでの歌手というのは、顔出し当たり前、目立ってなんぼの職業だったと思います。カメラ目線で歌ったり踊ったり。

ところが、Aimerはそうではなく、顔出しをずっと避けてきました。

自分みたいな日陰者にとっては、歌手というのは眩しい存在で、そんな彼らが歌う歌詞に共感できるわけがありません。

その時々で流行った曲や歌手も何曲か聴きましたが、何回か聴けば飽きたり、カップリングなど他の曲を聴いて微妙だと思ったりしていました。

たぶん、こういう歌手とは自分はきっと合わないんだろうなあと。日向に居るものに日陰に居るものの気持ちなんて分かるわけないですよ。だから響かなかったんです。

例えて言うなら、LiSAさんが光だとすると、対照的にAimerは影の存在なんだと思います。

初めてAimerの曲を聴いたとき、そして、夜の暗闇のなかで顔を隠している姿を見たとき、この人なら、Aimerになら、きっと私に響く歌を歌ってくれると無意識に感じたんだと思います。

鬼滅の主題歌も務め、劇場版あなたの番ですの主題歌も歌い、イヤホンのCMに出演するなど、最近注目されることの多い彼女ですが、それに伴い、色んな心象を抱く人もいると思います。

私はそれはそれで無視しとくのが最善かと思います。目にしなければいい。だって彼女が何か悪いことしたわけじゃないから。自分が好きならそれでいい。

合わないと思う人は合わないと勝手にそう思っていればいい。万人に好かれる人なんてどこにもいないのだから……

そもそも、自分が好きだと思うこと以上に大切なことってありますか？

ファンの中にはそれを気にしてる人もいますが、名前も知らない、どこの誰とも知れない人の感想を聞いて、一喜一憂するだけ時間の無駄じゃないですか？

そして、その一憂をわざわざ自分から説明して、他の人に同じ思いを強要するのは間違いですよ、と言いたい。共感してほしいのかどうかは知らんけど、それは興味本意で見てしまった自分が悪い。今はSNSが普及してるから、個人の意見を簡単に知れてしまうけど…

確かに、自分の好きなものが他の人にも好かれているか気になるのは分かるけど、わざわざ自分から傷を抉りに行く必要はないのでは…？人のことをどう思おうがその人の勝手だから、批判しても一応は悪いことではない。

ただ、わざと、目立つ人の粗探しをして、ここが悪いと批判して、注目されて悦に入りたい人もいるから、本気にするだけ時間の無駄無駄無駄無駄ｧ!!

知らない方が幸せなことも世の中あるんです。諫言ならともかく、人の評判や好き嫌いを目ざとく耳ざとく知って、得られるものは何ですか？知り合いじゃないなら、なおさら関係ない。

自分が好きなら、誰がなんと言おうと信じていればいい。

ただ、ファンとして１つだけ、言わせてもらうなら、やっぱ鬼滅のOPはイコライザー変えた方が良いと思います。

ド派手にしようとして、めいいっぱいド派手な編曲にしたんだろうけど、派手すぎてAimerの一番の魅力の声が聴こえづらかったです。今まで力強いLiSAさんの声を聞き慣れてる人にとっては、Aimerの声が物足りなく感じたかもしれませんね…それ、たぶん編曲のせいです。

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