京都の朝は老舗の喫茶店から-京都市中京区：前田珈琲本店

Cafe「Maeda Coffee」, Nakagyou Ward, Kyoto City

さてさて、京都で一泊したワタクシでありますが、今回泊まったお宿には朝食バイキングがセットでついておりました。
とはいっても、簡単な軽食バイキングのようなものなのですが、ワタクシは朝食はもったいないかもしれませんが
別の場所で食べようと考えていたんですよね。これはケチなワタクシには珍しい決断かもしれません。

というのは、皆さんは「京都＝和食」というイメージが強いかもしれませんが、京都という町は驚くほど喫茶店やカフェが多いんですよ。
特にワタクシが気に入ってるのは、いわゆる「昔ながらの喫茶店」でありまして、京都には喫茶店にすら歴史を感じるんですよ。

このブログでは「静香」「スマート珈琲店」「イノダコーヒー」などを紹介してきましたが
今回はお宿の近くにある京都市中京区の「前田珈琲本店」を訪ねることにいたしました。


「えっ、ここが喫茶店？」と思うような外観ですが、もともとは呉服店だった店舗を1981年に喫茶店に改装したのだそうです。
朝8時の開店と同時に、ご近所の常連さん達がやって来ているようでした。


いかにも「喫茶店」という佇まいがいいですよねぇ。テーブルやイスがゆったりとした配置をされているのが心地よいです。


ワタクシは「スペシャルモーニング」(900円)を注文いたしました。
トースト、オムレツ、ベーコン、野菜サラダ、オレンジジュースがついていますから、ボリュームたっぷりです。


紅茶派のワタクシですが、ここでは飲み物はコーヒーにしないわけにはいきませぬ。
このコーヒーは前田珈琲のオリジナルブレンドで「龍之介」というそうです。
ちょっと酸味のある美味しいコーヒーでしたが、ワタクシはコーヒーの味を論評するほどの味覚はありませんので、これでやめておきましょう。


それにしてもワタクシはパン、ベーコン、卵が大好きなんですよねぇ。
ご飯、味噌汁、焼き魚、お漬物…といった純和風の朝食も大好きなのですが洋風の朝食も大好きなんです。
まぁ、こういう人間ですので、海外旅行に行ってもすぐに食生活に順応できるのはありがたいです。


パンは有名な「進々堂」のパンを使っているとのこと。外は「サクッ」、中は「フワッ」とした美味しいパンです。
900円の出費はありましたが、ワタクシはここに来てよかったなぁと感じておりました。


こんな老舗の喫茶店が町の中にたくさんある…これも京都の魅力ですかねぇ。
ではでは、美味しい朝食をいただきましたので、出発するといたしましょうか。

前田珈琲本店…京都府京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町236

PS.日曜日に我が家のチワワ(紋)をシャンプーに連れて行ったのですが、クリスマス仕様のバンダナをつけていただきました。


早いですよねぇ。もう12月なんですね。


紋はクリスマスなぞ知る由もなく、カメラのレンズを「きょとん」と眺めていたのでありました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-E1


普段は朝食なんて10分程度で食べてしまうのが常です。
ですので旅行に行くと、朝食をゆっくりと食べるのはとても優雅で贅沢な気持ちになるんですよね。
もしかしたら旅先では、夕食よりも朝食の方が私は楽しみかもしれません。


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