壮観？それとも不気味？-和歌山県和歌山市：加太

Kata, Wakayama City, Wakayama Pref.

さてさて、年末年始の九州の写真が続いていますが、今回もちょっと小休止をいただきたいと思います。
ワタクシ、冬晴れの心地よい日に和歌山県和歌山市の加太の町に出向きました。ちょっと加太の町の写真にお付き合いくださいね。

加太は和歌山市郊外にあり、万葉集にも詠まれていた景勝地で、紀淡海峡に面して美しい海岸線が続いています。また関西でも指折りの魚釣りのメッカでもあり、多くの釣り人が京阪神から訪れる町なんですよ。


ワタクシは海沿いにある淡嶋神社の駐車場に車を停め、加太の散策に出向こうと思いました。
この淡嶋神社なのですが全国にある淡島（嶋）神社・粟島神社・淡路神社の総本社であるとともに
人形供養の神社としても有名で、境内には供養のために納められた無数の雛人形や市松人形、はてはフランス人形までもが並べられているんです。


ワタクシはこの神社には何度も足を運んだことがありますが、初めて見たときはビックリしたものでした。
境内にズラッと並んだ人形は約2万体もあるそうなんですよ。


これを見て「すごいな。壮観な眺めやなぁ」と思う人もいれば、「えっ、ちょっと不気味やで」と思う人もいるでしょう。
ワタクシはどちらかというと…後者の方でしたねぇ。


加太は漁港でもありまして、町を歩くと漁港らしい佇まいが広がっています。


地図を見てもらえるとわかりますが、加太は和歌山県でも一番北に位置しており、大阪府との県境なんですよね。
ですので、大阪から日帰りで美味しい魚を食べに来る人もけっこうたくさんいるんです。


町を歩いているとなかなか歴史を感じさせる建物があり、ワタクシなどはついつい嬉しくなってしまいます。


こんなに狭い路地も、平地の少ない漁港らしい光景です。


坂道があったので見晴らしの良さそうな場所まで登ってみることにしました。
こういう時のワタクシは、本当にフットワークが軽いんですよ。この軽さが仕事にもあればねぇ…。


加太の町、加太漁港、そして紀淡海峡が一望できました。
海峡に見えるのは友が島ですが、その向こうにうっすらと見えているのは淡路島なんですよねぇ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-E1


私の父親は海釣りが大好きで、休みになると釣りに行っていました。
私が子供の頃、私を釣りに何度か連れて行ってくれたのですが、私は全く釣りに興味を示しませんでした。
趣味というのは遺伝しないものですね。


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