初めてのオートキャンプ-奈良県天川村：松林オートキャンプ場

Matsubayashi Auto Camp Site, Tenkawa Village, Nara Pref.

さてさて、昨年の10月、ワタクシは家人、紋クンと一緒に初めてのオートキャンプに出かけました。
行き先は奈良県天川村の洞川温泉にある松林オートキャンプ場という場所なんです。


キャンプ場に着いて準備を終えると、ワタクシ達はキャンプ場のすぐ側にある洞川温泉に行き、
ひと風呂浴びた後、のんびりと温泉街を歩きました。


洞川温泉は、修験の山である大峰山を目指す修験者や参拝者が宿泊する温泉街として賑わってきました。
温泉街には純和風の木造建築のお宿が立ち並んでいます。このお宿は数年前に宿泊したことがあり、懐かしい気がします。


洞川は日本百名山の一つである大峯山・山上ヶ岳の登山口で、標高約820m余りの高地に位置する温泉街です。
元々は大峯山に登る修験者が宿泊する宿場として栄えてきたのですが、近年は登山者や温泉客でも賑わっています。


洞川温泉に龍泉寺というお寺があるのですが、洞川は湧き水が豊富なところで、温泉街には湧き水が溢れています。
ここ龍泉寺はこんこんと湧き出る清水が境内を流れ、修験者の水行の場となっています。


キャンプ場に戻りました。ワタクシにとってキャンプというのは、登山の際にザックにテントと寝袋を詰め込み、
稜線の幕営地でテントを張るというものでした。
今回、ワタクシにとっては車にキャンプ道具を詰め込んでキャンプに行くというのは初めての経験です。


家人はキャンプもテントも寝袋も初めてということで、果たして無事にキャンプが出来るのか不安もいっぱいでした。
もちろん紋クンにとってもキャンプは初めてですが、彼はいつものようにマイペースで過ごしていました。
ワタクシのテントは登山用の山岳テントなのですが、車でキャンプに来る人はみんな大型で重そうなテントを持ってきています。
ワタクシのテントはそんな中では貧相に見えてしまうのですが、間違いなくこのテントが一番雨や風には強いはずですな。


焚き火台をセッティングし、炭に火を起こします。火起こし、火の調節はワタクシの仕事です。


徐々に日も暮れてきて、ランタンに明かりを灯します。これはワタクシのお気に入りのフュアハンドランタンです。
最近は電池を使うLEDランタンが人気ですが、オイルで灯される明かりは暖かみを感じるんですよねぇ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T30


今回が初めてのオートキャンプで、オートキャンプ場を利用するのも初めての経験でした。
ここのキャンプ場は最近人気の「至れり尽くせりの豪華キャンプ場」ではなく、素朴な雰囲気のキャンプ場でした。
スタッフの方々がすごく親切で、ワタクシは「いいキャンプ場だなぁ」と感じました。


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