進む国際化-和歌山県和歌山市：和歌山城

Wakayama Castle, Wakayama City, Wakayama Pref.

さてさて、ワタクシ達は見頃間近の桜の花を楽しみながら、和歌山県和歌山市の和歌山城を歩いていました。


ところで、この日は和歌山城を歩いていると、目についたのが侍や戦国武将のような装束をした
いわゆる「コスプレ」と呼ばれる若い人たちでした。聞いてみると、この日は鉄砲隊で有名な雑賀衆の雑賀孫市の活躍を讃える
「孫市まつり」も開催されており、雑賀衆武者行列や鉄砲衆の演武などに加えて、戦国仮装コスプレというのも行われるので
武将（といっても女性漫画に登場してくるような武将です）のコスプレをする若者たちが多かったのですな。


「よかったら一枚撮らせてもらえますか」と訊くと、「もちろん」と瞬時にポーズをとってくれました。
撮られることに慣れているというか、考えてみれば「見てほしい」という願望があるから撮影されるのは喜びなのでしょうね。
ワタクシにはコスプレをする人の心理はよくわかりませんが、人間には変身願望っていうのは誰にでもあるような気がします。


ワタクシはコスプレとは無縁ですが、職場の忘年会で歌を歌う時に、せっかくなのでその人の格好をして歌います。
この時は、若い女性と一緒にBBクイーンズの「踊るポンポコリン」を歌ったのですが、
こういう格好をすると恥ずかしさが吹き飛び、熱演出来てしまうんですよねぇ。
コスプレの人たちもそういう感覚なのかも知れませんな。


「紅葉溪庭園」と呼ばれる庭園がありました。名前の通りにカエデの木がたくさんあります。


秋の紅葉の時期は美しいでしょうねぇ。いや、その前に5月の新緑の季節も美しいに違いありません。


砂の丸広場に行くと「全肉祭」といって、牛・豚・鶏等の畜産肉料理のみならず、海産の魚貝肉や農産の果肉など
「肉」と名のつくあらゆる肉料理をテーマにした屋台が立ち並んでいました。
「近江牛の串焼き」「大分鶏唐揚げ」「帯広豚丼」といった日本各地の肉グルメはもちろんですが、
「ハンバーガー」「ホットドッグ」「牛肉麺」など、世界各地の肉料理の屋台もありました。


そのような中、トルコ料理の「ケバブ」のお店がありました。相棒さんが「ケバブ食べて見たいなぁ」というので、
ワタクシもなかなかトルコ料理などを食べることもないので、食べてみることにしました。


味の方ですが…不味くはないのですが、さほど美味しいというものでもありませんでした。
本物のケバブはきっと美味しいでしょうがねぇ。ただ、トルコ、エジプト、タイなど、様々な国の人が屋台を出していました。
こういうところにも、国際化の波が来ているんだなぁと感じたワタクシでした。


ではでは、天守閣の方に向かうとしましょうかねぇ。

使用したカメラ：3枚目はiphone、8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


一見不気味な感じに見えるコスプレの若い人たちですが、会話を交わしてみると礼儀正く、常識をわきまえていたりします。
人を見かけで判断してはいけないなぁと思うし、これも若い人たちの普通の文化なのだと感じるようにもなりました。
彼らよりも「立ち入り禁止」と書かれた場所に、ブルーシートを敷いてお花見の準備をしている大人の方がはるかにアホですわ。


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