Nishijin Area, Kamigyou Ward, Kyoto City
さてさて、ワタクシはこの日の目的であった京都市上京区の西陣界隈の散策に向かいました。
西陣というのは西陣織でその名前が知られていますが、西陣という地名の由来は応仁の乱にあるんです。
応仁の乱の際に西軍総大将である山名宗全らが、堀川よりも西のこの土地に陣を構えたことが名前の由来なんですよ。
現在、西陣という行政区域はありません。京都市によると「歴史的な西陣の概念は、ほぼ南北は中立売通から鞍馬口通まで、
東西は室町通から千本通まで、一辺が約1kmのほぼ正方形の範囲」としています。
などと文字で書いてもわからないでしょうから、写真で見てくださいね。
このエリアは何度も歩いているので、おおよそ地図などを見なくとも散策することが出来ます。
ですので、気の向くままに、心の赴くままに歩いてみようと思います。
まずは石像寺に着きました。と言っても、このお寺を石像寺と呼ぶ人はまずいません。
誰もが釘抜地蔵という通称でこのお寺を読んでいるんですよ。
「釘抜地蔵」のいわれについては、次のような伝説があるんです。室町時代の終わり頃、紀ノ国屋道林という商人がいました。
彼は両手に激しい痛みを感じていたが、どんな治療を施しても効き目がありませんでした。
そこで霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の願かけをしたところ、満願の日の夢に地蔵菩薩が現れました。
地蔵菩薩は「お前の苦しみの原因は、前世において人をうらみ、
呪いの人形を作ってその手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、呪いの人形から抜き取った八寸釘を道林に見せました。
道林が夢から覚めると、両手の痛みはすっかり消えていた。そして、石像寺に参詣すると、
本尊地蔵菩薩の前には血に染まった2本の八寸釘が置かれていたというのです。
そんな伝説が各地に残るのも、京都という町の興味深いところですね。
西陣の街には有名な寺社や観光地はありません。こういう路地や家並みを眺めて楽しんだり…
このような住居表示を見つけはニンマリしたり…
そんな歩き方が「西陣の楽しみ方」かなぁと思うワタクシです。
狭い路地に面して雨宝院というお寺があります。でも、このお寺も雨宝院と呼ぶ人はあまりいません。
西陣の聖天さん…多くの人がこの通称で呼んでいるんですよ。
それだけお寺というのが人々の生活に結びつき、身近な存在だということでしょうね。
使用したカメラ:3,6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
街を歩いていると「カシャン、カシャン」と、西陣織を織る機械の音が聞こえてきます。
そんな音を聞き、小さなお寺の石塀を眺め、狭い路地を歩いている時が
私にとって一番「京都らしさ」を感じる時なんですよね。
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さてさて、ワタクシはこの日の目的であった京都市上京区の西陣界隈の散策に向かいました。
西陣というのは西陣織でその名前が知られていますが、西陣という地名の由来は応仁の乱にあるんです。
応仁の乱の際に西軍総大将である山名宗全らが、堀川よりも西のこの土地に陣を構えたことが名前の由来なんですよ。
現在、西陣という行政区域はありません。京都市によると「歴史的な西陣の概念は、ほぼ南北は中立売通から鞍馬口通まで、
東西は室町通から千本通まで、一辺が約1kmのほぼ正方形の範囲」としています。
などと文字で書いてもわからないでしょうから、写真で見てくださいね。
このエリアは何度も歩いているので、おおよそ地図などを見なくとも散策することが出来ます。
ですので、気の向くままに、心の赴くままに歩いてみようと思います。
まずは石像寺に着きました。と言っても、このお寺を石像寺と呼ぶ人はまずいません。
誰もが釘抜地蔵という通称でこのお寺を読んでいるんですよ。
「釘抜地蔵」のいわれについては、次のような伝説があるんです。室町時代の終わり頃、紀ノ国屋道林という商人がいました。
彼は両手に激しい痛みを感じていたが、どんな治療を施しても効き目がありませんでした。
そこで霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の願かけをしたところ、満願の日の夢に地蔵菩薩が現れました。
地蔵菩薩は「お前の苦しみの原因は、前世において人をうらみ、
呪いの人形を作ってその手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、呪いの人形から抜き取った八寸釘を道林に見せました。
道林が夢から覚めると、両手の痛みはすっかり消えていた。そして、石像寺に参詣すると、
本尊地蔵菩薩の前には血に染まった2本の八寸釘が置かれていたというのです。
そんな伝説が各地に残るのも、京都という町の興味深いところですね。
西陣の街には有名な寺社や観光地はありません。こういう路地や家並みを眺めて楽しんだり…
このような住居表示を見つけはニンマリしたり…
そんな歩き方が「西陣の楽しみ方」かなぁと思うワタクシです。
狭い路地に面して雨宝院というお寺があります。でも、このお寺も雨宝院と呼ぶ人はあまりいません。
西陣の聖天さん…多くの人がこの通称で呼んでいるんですよ。
それだけお寺というのが人々の生活に結びつき、身近な存在だということでしょうね。
使用したカメラ:3,6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
街を歩いていると「カシャン、カシャン」と、西陣織を織る機械の音が聞こえてきます。
そんな音を聞き、小さなお寺の石塀を眺め、狭い路地を歩いている時が
私にとって一番「京都らしさ」を感じる時なんですよね。
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一気に減るんじゃないでしょうか?
こんな京都の楽しみ方があるんですね。
西陣の名前の由来も勉強なりました。
応援 P
西陣へは行ったことがないです。
昔、西陣を歩けば、がっちゃん
がっちゃんと、機織の音が聞こえて
きたそうですね。
西陣織を織る機械の音
普段聞き慣れない音を聞きながら
街中を散策するのも
その土地の良さを知る事にもなりますね^^
桜は咲く気配が全くありません
(県立大学)前ですが・・・
早く暖かく成って欲しいです
ポチ (^^)/
凄く参考になりました「西陣の歩き方」。
人をはずされて撮影したと思いますが、人通りが少なくて、ゆっくりと眺めながら歩けそうでいいですね。
明日、大切なお客様があるの
です。毎年恒例の。そのまま
よっちんさんにあやかって、
西陣を東の方へぶ~らぶら。
三連休には赤だった山門提灯、
昨日は白地に黒字でしたよ。
京都の地名は
風情がありますね(*^▽^*)
☆~
勉強になります。
京都の住所は、面白いですよね~。
昔、システムを作ってた時に、京都住所の
テストをして覚えが。
上ル、下ル、西入ル、東入ル、行った事なくても、
楽しんで入力してました♪
凸
路地や家並みを見ながら歩きながら普段聞くことのない音を聞いたり西陣の楽しみ方
最高ですね
応援ポチ!
歩いているのが1枚1枚の写真から
読みとれますね。
いい街ですね。