Motozenkoji Temple, Iida City, Nagano Pref.
さてさて、この日、ワタクシ達は長野県飯田市にあるお宿に泊まる予定でした。
宿に向かう途中、ちょっと時間があったので飯田市の元善光寺に立ち寄りました。
元善光寺は推古天皇十年(西暦700年)に信州の麻績の里(現飯田市座光寺)の住人、
本多善光公が難波の堀から一光三尊のご本尊様をお迎えしたのが元善光寺の紀元で、
その後皇極天皇元年にそのご本尊は現在の長野市へ還座され、出来たお寺が善光公の名をとって「善光寺」と名付けられました。
それから飯田にあるこのお寺は勅命によって木彫りで同じご尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになったそうです。
長野市にある善光寺は「一生に一度は善光寺参り」というフレーズでおなじみですが、
この元善光寺にも「一生に一度は~…」と同じような言葉がありまして、「一度詣れよ元善光寺 善光寺だけでは片詣り」と言います。
要するに、善光寺と元善光寺の両方をお参りして初めて善光寺参りが完了する、というわけです。
ワタクシは善光寺の方は今までに三度参拝していますので、これで何か大きな御利益があるでしょうかねぇ。
この日の宿は飯田の市街地から山間に20分ほど入った場所にある、「料理民宿 のんび荘」という素朴なお宿でした。
建物は昭和初期に建てられた古い家屋で、この建物は宿の食堂であると同時に、昼間は蕎麦を中心とした飲食店なんですよ。
宿のすぐ側を川が流れ、ゆっくりと寛げるお宿でした。もちろん民宿ですので、価格もリーズナブルなのです。
「氷」と書かれたこの暖簾、見た瞬間に涼しさを感じますよねぇ。
ここは昼間は飲食店をやっておられるのですが、中には昔ながらの手動式のかき氷機がありました。
子供の頃、実家の近所のお好み焼き屋さんでは、夏になるとかき氷が売られていました。
「みぞれ」「いちご」「メロン」などのかき氷を、食べるのが楽しみだったなぁ。
こちらがお部屋です。扉には鍵もなく、なんだか田舎の親戚の家に帰ったかのような気分です。
外を流れる川の上流に、大きな工事現場がありました。宿の方に「何の工事ですか?」と訊くと、
「リニアモーターカーの建設工事の機材を運ぶトラックが通るように、道路を拡張しているんですよ。
飯田に駅が出来るんですけど、市街地から離れた場所やし、誰も利用しませんわ」と言ってました。
さあ、今宵の楽しい宴の時間となりました。この日はワタクシ達二人と、一人旅の女性の方だけがこの日の宿泊客でした。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
元善光寺がある飯田市は、信州の中でも「伊那」と呼ばれる地域にあります。
白馬、上高地、蓼科、軽井沢というような信州を代表する観光地は無く、どちらかと言うと地味なエリアです。
しかし、味わい深い土地が多く、私はこのエリアが結構好きなんですよ。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
さてさて、この日、ワタクシ達は長野県飯田市にあるお宿に泊まる予定でした。
宿に向かう途中、ちょっと時間があったので飯田市の元善光寺に立ち寄りました。
元善光寺は推古天皇十年(西暦700年)に信州の麻績の里(現飯田市座光寺)の住人、
本多善光公が難波の堀から一光三尊のご本尊様をお迎えしたのが元善光寺の紀元で、
その後皇極天皇元年にそのご本尊は現在の長野市へ還座され、出来たお寺が善光公の名をとって「善光寺」と名付けられました。
それから飯田にあるこのお寺は勅命によって木彫りで同じご尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになったそうです。
長野市にある善光寺は「一生に一度は善光寺参り」というフレーズでおなじみですが、
この元善光寺にも「一生に一度は~…」と同じような言葉がありまして、「一度詣れよ元善光寺 善光寺だけでは片詣り」と言います。
要するに、善光寺と元善光寺の両方をお参りして初めて善光寺参りが完了する、というわけです。
ワタクシは善光寺の方は今までに三度参拝していますので、これで何か大きな御利益があるでしょうかねぇ。
この日の宿は飯田の市街地から山間に20分ほど入った場所にある、「料理民宿 のんび荘」という素朴なお宿でした。
建物は昭和初期に建てられた古い家屋で、この建物は宿の食堂であると同時に、昼間は蕎麦を中心とした飲食店なんですよ。
宿のすぐ側を川が流れ、ゆっくりと寛げるお宿でした。もちろん民宿ですので、価格もリーズナブルなのです。
「氷」と書かれたこの暖簾、見た瞬間に涼しさを感じますよねぇ。
ここは昼間は飲食店をやっておられるのですが、中には昔ながらの手動式のかき氷機がありました。
子供の頃、実家の近所のお好み焼き屋さんでは、夏になるとかき氷が売られていました。
「みぞれ」「いちご」「メロン」などのかき氷を、食べるのが楽しみだったなぁ。
こちらがお部屋です。扉には鍵もなく、なんだか田舎の親戚の家に帰ったかのような気分です。
外を流れる川の上流に、大きな工事現場がありました。宿の方に「何の工事ですか?」と訊くと、
「リニアモーターカーの建設工事の機材を運ぶトラックが通るように、道路を拡張しているんですよ。
飯田に駅が出来るんですけど、市街地から離れた場所やし、誰も利用しませんわ」と言ってました。
さあ、今宵の楽しい宴の時間となりました。この日はワタクシ達二人と、一人旅の女性の方だけがこの日の宿泊客でした。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
元善光寺がある飯田市は、信州の中でも「伊那」と呼ばれる地域にあります。
白馬、上高地、蓼科、軽井沢というような信州を代表する観光地は無く、どちらかと言うと地味なエリアです。
しかし、味わい深い土地が多く、私はこのエリアが結構好きなんですよ。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
ぽち
善光寺だけでは片詣りどころか、
どちらの善光寺も行ったことがないです。
今まで行った旅は温泉が目的なので、
長野県では浅間温泉だけしか行ったことがないですね。
いいところですね
信州は白馬となにやらバスツアーで行った所だけです
こういうお宿はいいですね
味がありますねぇ
ぽち!!
ここは、行けるかなぁ〜。
のんびり荘、というお名前がよかですね。
またお酒もすすんだかと思います。
お料理の写真も楽しみです!
善光寺は行きましたがここはまだ・・・・
両方いかなければですか?
行かれるかな~
懐かしいホッとする感じのお宿ですね
そもそも、人の名前だったんですね~。
善光寺だけでなく、元善光寺にも行かないと、
片詣りになるんですね。
勉強になりました。
素朴な民宿。
ほんと、田舎の親戚のお家に行ったみたい。
鍵がないのが、少し気になります(笑)
凸
長野市のは二度ほどあるのですけどね。
今回も素敵なお宿のようですね。
ゆったりとした時間が過ごせそう!
今日はこれから映画に出かけてきます。
今日から公開のキングダム2です😃
善光寺は昔一人で行きました
立派なお寺でした
ひなびた宿ですね
何だかゆったりした感じで良かったですね
善光寺は行ったことがありますが
元善光寺走りませんでした。
落ち着いたお宿ですね。
大きなギャップを感じますね!
「それ 本当に必要?」
地味なエリアは魅力的ですよね。
夏の旅計画が楽しく実現されますように!