Kaga Hashidate, Kaga City, Ishikawa Pref.
さてさて、白峰温泉でチェックアウトを済ませたワタクシ達は次の目的地へと向かいました。
向かったのは石川県加賀市の海沿いにある加賀橋立という集落でして、ここも重要伝統的建造物群保存地区に選定されているんです。
ワタクシにとっては67ヶ所目の重伝建地区への訪問となるんです。
加賀橋立は江戸時代中期までは半農半漁を営む茅葺民家の集落でした。その後北前船の船主になる者が現れ、
江戸時代後期から明治時代中期にかけて大阪と北海道間を往復した船主や船頭が多く居住する豊な集落へと発展したんです。
ワタクシ達は、まず最初に「北前船の里資料館」を訪れました。
この建物は橋立の北前船主・酒谷長兵衛が1877(明治10)年に建てたもので、最高級の建材を使った建物から、
船主の豪勢な暮らしぶりをうかがい知ることができます。ワタクシ達は興味深く資料や展示品を見ていきました。
江戸時代には日本海や北海道の港から江戸や大坂(大阪)へ、米や魚などが船で運ばれていました。
船は瀬戸内海をとおって大坂、江戸へ向かう西廻り航路か、津軽海峡をとおって江戸へ向かう東廻り航路を利用しましたが、
西廻り航路を走る船を北前船と呼ぶようになりました。
(下の地図を参考にしてください)
本州からは、米や塩、砂糖、酒、酢、鉄、綿、薬、反物や衣類などあらゆる生活物資を積み込み、
それらの商品を売買しながら日本海を蝦夷地に向けて北上しました。これを「下り荷」と言います。
逆に、蝦夷地から上方へと向かう荷を「上り荷」といい、主に昆布や鰊、鰊粕(にしんかす)、干鰯(ほしか)、
鮭、鱈などの海産物を運びました。一回の航海の利益は現在の額で約1億円にもなったといいます。
大阪や京都(いわゆる「上方」)では料理の出汁をとるのに昆布をふんだんに使い、塩昆布やおぼろ昆布をよく食べます。
これらは蝦夷地から良質な昆布が北前船によって運ばれてきたからなんですね。
ワタクシも相棒さんも旅先でこういう資料館を訪れるのが好きなんですよ。新たな知識を得ることが出来ることも多く、
思わず発見があったりするんです。ワタクシにとっては土産物屋に行くよりも、こういう場所を訪れる時間が楽しいのです。
資料館を後にして橋立の町を歩きにいきました。屋根は赤茶色の瓦葺き、外壁には船板を張っている家が多いようです。
ではでは、ゆっくりと町を歩くとしましょう。いつものことですが、初めて訪れる場所を歩く時はワクワクしますわ。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
この日は10寺過ぎに加賀橋立に着き、12寺頃に散策を終えました。それでも痛いほどの日差しを浴びて、汗が噴き出ていたんです。
今年の夏はどこに行っても常に汗まみれで、暑さと闘いながらの旅となりました。
もうあと2〜3年したら、私も夏に旅行に行くのはしんどくなってくるかもしれません。今年、初めてそんなことを思いました。
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さてさて、白峰温泉でチェックアウトを済ませたワタクシ達は次の目的地へと向かいました。
向かったのは石川県加賀市の海沿いにある加賀橋立という集落でして、ここも重要伝統的建造物群保存地区に選定されているんです。
ワタクシにとっては67ヶ所目の重伝建地区への訪問となるんです。
加賀橋立は江戸時代中期までは半農半漁を営む茅葺民家の集落でした。その後北前船の船主になる者が現れ、
江戸時代後期から明治時代中期にかけて大阪と北海道間を往復した船主や船頭が多く居住する豊な集落へと発展したんです。
ワタクシ達は、まず最初に「北前船の里資料館」を訪れました。
この建物は橋立の北前船主・酒谷長兵衛が1877(明治10)年に建てたもので、最高級の建材を使った建物から、
船主の豪勢な暮らしぶりをうかがい知ることができます。ワタクシ達は興味深く資料や展示品を見ていきました。
江戸時代には日本海や北海道の港から江戸や大坂(大阪)へ、米や魚などが船で運ばれていました。
船は瀬戸内海をとおって大坂、江戸へ向かう西廻り航路か、津軽海峡をとおって江戸へ向かう東廻り航路を利用しましたが、
西廻り航路を走る船を北前船と呼ぶようになりました。
(下の地図を参考にしてください)
本州からは、米や塩、砂糖、酒、酢、鉄、綿、薬、反物や衣類などあらゆる生活物資を積み込み、
それらの商品を売買しながら日本海を蝦夷地に向けて北上しました。これを「下り荷」と言います。
逆に、蝦夷地から上方へと向かう荷を「上り荷」といい、主に昆布や鰊、鰊粕(にしんかす)、干鰯(ほしか)、
鮭、鱈などの海産物を運びました。一回の航海の利益は現在の額で約1億円にもなったといいます。
大阪や京都(いわゆる「上方」)では料理の出汁をとるのに昆布をふんだんに使い、塩昆布やおぼろ昆布をよく食べます。
これらは蝦夷地から良質な昆布が北前船によって運ばれてきたからなんですね。
ワタクシも相棒さんも旅先でこういう資料館を訪れるのが好きなんですよ。新たな知識を得ることが出来ることも多く、
思わず発見があったりするんです。ワタクシにとっては土産物屋に行くよりも、こういう場所を訪れる時間が楽しいのです。
資料館を後にして橋立の町を歩きにいきました。屋根は赤茶色の瓦葺き、外壁には船板を張っている家が多いようです。
ではでは、ゆっくりと町を歩くとしましょう。いつものことですが、初めて訪れる場所を歩く時はワクワクしますわ。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
この日は10寺過ぎに加賀橋立に着き、12寺頃に散策を終えました。それでも痛いほどの日差しを浴びて、汗が噴き出ていたんです。
今年の夏はどこに行っても常に汗まみれで、暑さと闘いながらの旅となりました。
もうあと2〜3年したら、私も夏に旅行に行くのはしんどくなってくるかもしれません。今年、初めてそんなことを思いました。
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昔、水軒駅がありました。
よく覚えてますね。
一日に2本しか走らないので、
平成14年に和歌山港線和歌山港駅 -
水軒駅間の廃止に伴い廃駅となりました。
この橋立の船主が建てた物です。
代表は小樽博物館となっている建物です。
他には増田倉庫もあります。
関連付けて見て回ると面白いですよ。
橋立の家、街並み風情がありますね
相棒さんと好きなことが一緒というのが
凄く羨ましいです
旅は好きだけど、「足が」「腰が」という友
元気だけど「興味ない」とか(笑)
北前船、勉強になりました
その頃の習慣で昆布だしが関西はおおいのですね
ただ観光地でなくこうした所を見るのもいいものですね
北前船、学校で習いました~。
一回の航行で、今のお金して、利益が
一億円~!
それは、富みますよね。
立派なお屋敷です~。
お土産物屋に行くのも好きだけど、
こういう資料館も大好き~。
でも、ワンコ連れだと入れないんですよね~。
凸
!
💻>今日の「加賀橋立集落」を紹介して貰い有難う御座い有難う御座います;👍&👏で~す!
☆彡「👍&👏&😍」にポッチOK!
*👴>今朝もBlogはUpしてますので遊びにお越し下さい<welcome☞>🎥を見て頂いた感想コメントも宜しくお願いしますネ。
🔶残暑に気を付け今日も元気で頑張りましょ~👋・👋!
加賀大聖寺にあるので 大聖寺までは行きましたが
ここには 行っていません。
https://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20160706
寄港地は、どこも食にごたわりのある場所ばかり。利益は一億とは凄いです!
私もこのような資料館は大好きです!
とにかくどこのも大きな家がありそれが皆展示されてるので入ってみますが
立派な屋敷いったいどれだけ潤っていたのでしょう
資料館などもそのひとつです。
この夏は、どこにも出かけなかったので、よっちんさんのブログを見て、旅に出たい病が発症しています(^0^;)