こんにちは。今日は雨が降ったり止んだりと
日本糖尿病学会より引用
スッキリしないお天気でしたね🥲
明日は午後から、大雨になる予報ですね。
お出かけを予定されている方は、お早めの行動計画をお願いしますね。
今日は、鍼灸治療で血糖値が下がる⤵️
ことについてお話しさせていただきます。
今日、治療にお越しいただいた患者さまですが(当初は、主として膝の痛みでご来院でした)
「はり治療を受けていたら、血糖値がどんどん下がって
Hb1Ac(ヘモグロビンエーワンシーと読みます)が12あったのに、
最近は6・8まで下がったんです!鍼治療以外に考えられないですから
鍼のおかげですね!」
日本糖尿病学会より引用
とお話しいただきました😊
実は、私たちにとっては治療を続けていると血糖値が自然に下がってくることは
不思議ではないのですが、長年糖尿病で血糖のコントロールに苦慮されてこられた方に
とっては、本当に感激されるお話の一つなのです。
なかなか血糖のコントロールに鍼灸という発想がないですから
(これも我々鍼灸師が、こういった効果があることを周知できていないことにも責任がありますが)
初めから血糖のコントロールで来院される方はごくごく僅かです。
ですが、他の症状の治療を続けているうちに自然に血糖値が下がって
薬の減薬などにつながる方は本当に多いです🤗
お薬を完全にゼロにして、経過観察のみになられた患者さまの症例も多いですよ。
さて、みなさまが気になさるのは「膝の痛み」や「腰痛」などの治療で、
なぜ血糖値が下がるのか⁉️ということだと思いますので、説明します。
当院の治療は、全身の気血津液のバランスを調整して
本来人間が持っている自然治癒力を高めることを目指しています。
膝の痛みも腰痛も、身体からのSOS信号です。
太りすぎて負荷がかかりすぎているために、痛みで知らせてくれたり
内臓の疲れが腰痛に出たり、姿勢が崩れていることによって身体への
負荷が大きくなっていることを知らせてくれたりと書き出せばキリがないのですが
「ちょうどぴったりの」状態でないことを知らせてくれていると捉えています。
「ちょうどぴったり」のことを「中庸」と表現しますが
我々はこの「中庸」を目指して治療をしています。
心と身体が「ぴったり」の良い状態になることで
身体を正常に戻していくチカラが漲ってきます❣️
インスリンが正常に分泌されるようになりますし
食欲も正常になってくるのですね
(食欲亢進で悩んでいた方は、亢進状態が落ち着き
食欲不振だった方は、食欲が出てくるのです)
鍼で下がる⤵️のではなく、ご自身の身体が血糖が上がったらすぐにコントロールできる
身体に戻った結果なのです。治す力はご自身の中にあるのです!これが自然治癒力です。
鍼灸で血糖値が下がった理由。お分かりいただけたでしょうか?
東洋医学に基づいた脈診流経絡治療には、こういった効果がありますが
西洋医学的な見地に基づいた、筋肉や神経などを治療目的とした鍼灸治療では
このような効果を出すことはできません。
東洋医学の持つ魅力を知っていただけたら嬉しいです😊
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