あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

服薬中の患者さまへのお願い

2020-07-08 22:10:00 | 健康・病気
こんにちは。昨夜はひどい降りでしたね☔️
雨音で目が覚めたという患者さまが、とても多い1日でした。

私も、明け方の降り方に驚き目が覚めました。
今日の画像は、今朝早くの名古屋駅の画像です。
大量の雨が横殴りで降っており、一時的とはいえ怖かったですね。
みなさま、ご無事でしたか?

九州の豪雨被害に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。

さて、服薬されている患者さまへのお願いです。

最近は、当院でも一定年齢以上の患者さまの多くの方が、
何かしらの投薬治療を受けておられることが多く見受けられます。
どのような治療を受けておられる患者さまでも、もちろん
鍼灸治療を受けていただくことはできますが、
「お薬を飲んでいる」ことや「どんなお薬を飲んでいるか」
ということは、教えていただきたいのです。
最近多くの方が飲んでおられる「サプリメント」も同様です。
自然界にあるものではありませんので、やはり影響されることがございます。

私どものおこなっている「脈診流 経絡治療」では、
患者さまの脈を拝見することで、身体の中の気血津液の状態や
五臓六腑の様子を診断の手がかりとしていますが、
どんなお薬であっても、この脈の状態に影響を及ぼします。

よくあるお話で
「何か薬を飲んでおられますか💊?」とお尋ねすると
「薬は飲んでいません」

とおっしゃる患者さまの中に、どうしてもお薬による影響を感じる時に
「病院の薬だけじゃなく、例えば市販薬なども全く飲んでおられませんか?」
とお尋ねすると、
「血圧の薬なら、飲んでいますが、あれは薬のうちに入りませんが関係ありますか?」
と答えられる患者さまが、珍しいわけでもないのです。

長年飲んでおられることや、軽い薬ですから大丈夫です🙆‍♂️と言われていることも
あるようですが、薬には必ず作用があり、必ず脈状に影響を与えています。
脈状にということは、患者様のお体に影響があるということです。

これをふまえた上での治療が必要になるのですが、
こればかりは患者様からのお申し出が必要なのですね。

病があっての、脈状なのか
薬の影響があってに脈状なのか

によって、治療が全く変わって参ります。
より早い治療効果を上げるために、是非ともお知らせいただきたい情報です。

西洋薬だけではなく、漢方薬も含めてお伝えいただけると幸いです。

詳しくわからない場合でも、「血圧の薬」や「コレステロールの薬」
などでも結構です。
できるかぎり、教えていただけると助かります。
薬によっては、喉が乾きやすいものや食欲に影響されやすい薬などもございます。

そのあたりを踏まえた上での、養生のご提案もしやすくなるのです。
是非とも、ご協力いただけますようお願いいたします🥺


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七夕と小暑ですね | トップ | 肩こりは万病のもと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿