暑くなってまいりましたね。ビールが美味しい季節となりました!
寝酒という言葉をご存知でしょうか?
寝つきを良くするために、寝る前に軽くいただくお酒のことを指すことが多いようですね。
たしかにお酒を飲むといい気分で眠くなりよく眠れるような気がしますね。しかし、昨日の睡眠育成士の講座で学んだのですが、アルコール類は入眠作用はあるものの、中途覚醒作用もあるそうです。おおよそアルコールを摂取してから3時間後あたりに覚醒するそうです。そして眠りがどうしても浅くなってしまうそうです。ですから不眠のある方はアルコールは控えたほうが良いというお話でした。寝酒というものは寝つきを良くするので良いのかと思っていましたが、意外ですね。
お酒はほどほどに🥃です。
実は東洋医学的にも、お酒は陽気を養うと言われています。「酒は百薬の長」などとも言われているぐらいです。
ですが!「過ぎたるは及ばざるが如し」なのです。適量を守って楽しんでいただければと思います。
意外と知られていないのですが、鍼治療を受けられた日は気血の巡りが良くなっていますので、お酒もよく回ります。そして、よく眠れます。
不眠以外の主訴でこられた患者さまも「よく眠れるようになりました」とおっしゃる患者さまが本当に多くいらっしゃいます。昼間にしっかり活動をして、夜しっかり休めるようなリズムをつけていく治療です。ですから、鍼灸の効果が出やすい患者さまは、初回の治療後に眠気やだるさを感じられる方が稀にいらっしゃいます。どの患者さまにも初回には説明させていただきますが、この症状はよく効いている(よく巡っている)証拠であり、心配な症状ではありません。次回以降、刺激量を調整する目安となりますので、必ず教えていただきたいと思います。
ストレス社会の現代、不眠症の患者さまが本当に多くなってまいりました。ストレスを無しにすることはなかなか難しいと思います。健康的に楽しく美味しいお酒を楽しんでいただけるように、鍼灸治療がお役に立てると嬉しいですね😆
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