こんばんは。やっと冬らしく寒くなってまいりました。
明日は冬至です。
冬至といえば、ゆず湯に入って、かぼちゃの煮物を食べて、
朝は小豆粥をいただくというイメージが強いのではないでしょうか?
一年のうちで、最も昼が短い日としてもよく知られていると思います。
今日の画像は、今日患者さまよりいただいた無農薬の柚子です。
明日、ゆず湯に入らせていただこうと思っています!
東洋医学に触れている我々は、陰陽論をとても大切に考えています。
実は冬至の日は、一陽来復とも言われます。
「一陽来復」は中国の「易経」に出てくる言葉です。
中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、
11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなっていくとされています。
つまり、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるということです。
冬至の前後2カ月間は、伊勢神宮の宇治橋と鳥居のまん中から朝日が昇ります。
一度、冬至の朝に伊勢神宮に行ってみたいものです。
ですから、我々は冬至の日は新しくおとずれるこの先一年の志を立てる日でもあるのです。
明日の冬至の名古屋の日の出の時刻は6:55です。
日の入りは16:55です。
皆さまも、明日は新たな気持ちで冬至の朝をお迎えください。
そして、明日からはじまる1年の志を立ててみてくださいね。