韓国大統領府の「事実歪曲」反発に、ボルトン氏「回顧録に真実書いた」と再反論
6/24(水) 18:02配信
中央日報日本語版
23日にボルトン前大統領補佐官がフォックスニュースに出演しインタビューに応じている。
ジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、フォックスニュースとの対談で回顧録『それが起きた部屋―ホワイトハウス回想録』に書かれた韓国関連の内容は「真実を書いたもの」と主張した。
「事実を相当部分歪曲した」という青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)に再反論したのだ。
◇ボルトン氏「韓米の有権者に向け事実明らかにした」
ボルトン氏はフォックスニュースのアンカー、ブレット・バイアー氏とのインタビューで、
「もしあなたがこの時点で真実を書かなければその国の国民に害を及ぼすもの。
いまは韓国の有権者や米国の有権者がそれによって行動できるタイミング」と強調した。
自身は事実を書いたという趣旨の返事だ。
これに先立ち青瓦台は22日、「平和と南北関係の発展に関する韓米首脳間の率直かつ建設的な協議内容を、自身の偏見と先入観に基づいて歪曲したのは基本を欠いた不適切な行為」という立場を明らかにしたが、これに反論したものだ。
青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長もボルトン氏の回顧録のうち、韓国と関連した内容について「相当部分事実を大きく歪曲している。
政府間の相互信頼に基づいて協議した内容を一方的に公開するのは外交の基本原則に違反したもの」と指摘した。
「今後の交渉の信義をとても深刻に毀損しかねない」として米政府に再発防止措置を求めたりもした。
ボルトン氏はこの日のインタビューで、「ホワイトハウス在任期間のノートは破棄したのに500ページもの本をどのように書いたのか」という質問には、「生まれつき記憶力が良い」と答えた。
◇ボルトン氏「北の連絡事務所破壊、トランプ政策失敗の象徴」
ボルトン氏は同日CBSニュースに出演して、「トランプ大統領の対北朝鮮政策は明らかな失敗」と主張した。
トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長とひとつのテーブルに座ったので北朝鮮が弾道ミサイルと核開発計画などで進展を見せられたということだ。
彼は「これはもう取り返しがつかないこと。北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したのはトランプ政権の政策失敗を象徴するもの」と強調した。
ボルトン氏の回顧録にはトランプ大統領とホワイトハウスの政策失敗を批判する内容とともに、米朝首脳会談など韓半島関連内容が盛り込まれた。
ボルトン氏は特に「文在寅大統領が2018年6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談と昨年6月30日の板門店(パンムンジョム)での米朝首脳会談当時に出席を望んだが北朝鮮と米国ともにこれを望まなかった」と主張した。
◇ポンペオ国務長官「ボルトン氏の機密露出、スノーデンと同じ」
一方、ポンペオ米国務長官も23日、フォックスニュースに「ボルトン氏の回顧録は偽りと歪曲でぎっしりあふれている」とやり返した。
ボルトン氏の回顧録に対しポンペオ長官とボルトン氏がメディアインタビューを自ら要望して真実をめぐり攻防する様相だ。
ポンペオ長官はこの日、「われわれみんながエドワード・スノーデンのように機密情報を暴露した時にどんなことが起きるのかを見てきた。
ボルトン氏が公開した情報は刑事上の責任を負わなければならないだろう」と主張した。
米中央情報局(CIA)と国家安全保障局(NSA)で働いたスノーデン氏は2013年に米国内の通貨傍受記録とNSAの機密文書などを暴露し、スパイや窃盗などの容疑で検察に起訴された。
現在米司法当局の処罰を避けロシアで亡命生活をしている。
ボルトン氏はこうしたポンペオ氏の発言に対して同日、
「彼は自身の政治的未来をトランプ大統領とともにすることに決めた。彼はトランプ大統領のすべての言葉に同意するイエスマンの1人だった」と受け返した。
続けて「ポンペオ氏は大統領が望むどんなものにも同意していないのに大統領を説得しようとしなかった」と批判した。
6/24(水) 18:02配信
中央日報日本語版
23日にボルトン前大統領補佐官がフォックスニュースに出演しインタビューに応じている。
ジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、フォックスニュースとの対談で回顧録『それが起きた部屋―ホワイトハウス回想録』に書かれた韓国関連の内容は「真実を書いたもの」と主張した。
「事実を相当部分歪曲した」という青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)に再反論したのだ。
◇ボルトン氏「韓米の有権者に向け事実明らかにした」
ボルトン氏はフォックスニュースのアンカー、ブレット・バイアー氏とのインタビューで、
「もしあなたがこの時点で真実を書かなければその国の国民に害を及ぼすもの。
いまは韓国の有権者や米国の有権者がそれによって行動できるタイミング」と強調した。
自身は事実を書いたという趣旨の返事だ。
これに先立ち青瓦台は22日、「平和と南北関係の発展に関する韓米首脳間の率直かつ建設的な協議内容を、自身の偏見と先入観に基づいて歪曲したのは基本を欠いた不適切な行為」という立場を明らかにしたが、これに反論したものだ。
青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長もボルトン氏の回顧録のうち、韓国と関連した内容について「相当部分事実を大きく歪曲している。
政府間の相互信頼に基づいて協議した内容を一方的に公開するのは外交の基本原則に違反したもの」と指摘した。
「今後の交渉の信義をとても深刻に毀損しかねない」として米政府に再発防止措置を求めたりもした。
ボルトン氏はこの日のインタビューで、「ホワイトハウス在任期間のノートは破棄したのに500ページもの本をどのように書いたのか」という質問には、「生まれつき記憶力が良い」と答えた。
◇ボルトン氏「北の連絡事務所破壊、トランプ政策失敗の象徴」
ボルトン氏は同日CBSニュースに出演して、「トランプ大統領の対北朝鮮政策は明らかな失敗」と主張した。
トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長とひとつのテーブルに座ったので北朝鮮が弾道ミサイルと核開発計画などで進展を見せられたということだ。
彼は「これはもう取り返しがつかないこと。北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したのはトランプ政権の政策失敗を象徴するもの」と強調した。
ボルトン氏の回顧録にはトランプ大統領とホワイトハウスの政策失敗を批判する内容とともに、米朝首脳会談など韓半島関連内容が盛り込まれた。
ボルトン氏は特に「文在寅大統領が2018年6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談と昨年6月30日の板門店(パンムンジョム)での米朝首脳会談当時に出席を望んだが北朝鮮と米国ともにこれを望まなかった」と主張した。
◇ポンペオ国務長官「ボルトン氏の機密露出、スノーデンと同じ」
一方、ポンペオ米国務長官も23日、フォックスニュースに「ボルトン氏の回顧録は偽りと歪曲でぎっしりあふれている」とやり返した。
ボルトン氏の回顧録に対しポンペオ長官とボルトン氏がメディアインタビューを自ら要望して真実をめぐり攻防する様相だ。
ポンペオ長官はこの日、「われわれみんながエドワード・スノーデンのように機密情報を暴露した時にどんなことが起きるのかを見てきた。
ボルトン氏が公開した情報は刑事上の責任を負わなければならないだろう」と主張した。
米中央情報局(CIA)と国家安全保障局(NSA)で働いたスノーデン氏は2013年に米国内の通貨傍受記録とNSAの機密文書などを暴露し、スパイや窃盗などの容疑で検察に起訴された。
現在米司法当局の処罰を避けロシアで亡命生活をしている。
ボルトン氏はこうしたポンペオ氏の発言に対して同日、
「彼は自身の政治的未来をトランプ大統領とともにすることに決めた。彼はトランプ大統領のすべての言葉に同意するイエスマンの1人だった」と受け返した。
続けて「ポンペオ氏は大統領が望むどんなものにも同意していないのに大統領を説得しようとしなかった」と批判した。
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