ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

写真趣味の現在位置

2021-11-04 | デジタル写真生活

ブログのネタにしようと思って、日頃、機材関係のことで考えたり、
こうだったらいいかな?あれはどうかな?と妄想していることを、
メモ用紙に書き出していたら、
「現実はAPS-C機にF2.8程度のレンズが自分にはベスト」
という夢も希望もないところに無事に着地することができました。
……そこにたどり着いた時、なんか時が停まった気がした。

今回は、そんなメモから、ここにちょっとまとめておきたいと思います。
なので、文字多めなうえに、ただの俺の考えなので、適当に読み流してください。
誰がどこの機材を使って、どこにこだわりを持っていても自由だと思うし、
そもそも趣味なんだから、自分が満足できればいいのよ。

カメラについて……
画素数とか、解像度とか、超高感度とか、早々に興味がなくなってしまった。
単純に財政的なこともあるけど、高解像で何ができる、高感度でなにができる、
ピンとこないし、使い道を思いつかない。
ということは、使いこなせないシロモノなので、俺にはいらないなーと。
フルサイズ機も2世代使ってきたけど、画質がいいのは感じるけど、
自分のAPS-C機の画質で不足かというと、そんなことはまったくない。
なにより、フルサイズはシステムの重さがもうしんどい。
あと、将来ボディの買い替えという事態に迫られた場合、30万は無理です。
最初のフルサイズミラーレスは10万ちょっとだったから、
俺でも手に入れられたけど、倍以上は無理。
そもそも、いらない機能がどんどん盛られてきて、
それでそんなに価格を吊り上げられてもと思う。
もっとシンプルにデジタル写真が撮れるだけでいいのに。
(操作性はシンプルにせずになC)

なんでSONYなのか?
これはもう簡単ですね。最初に買ったデジカメがSONYだったんです【Cyber-shot U40】。
そこから、当時はメモリーカードも高かったですから、
メモリースティックを共用できるソニー機でつないでいき、
レンズ交換式デビューの際に、いろんなメーカーから悩んだんですが、
やっぱりメモリースティックを買い足さなくていい、という理由も、
最終的に【α700】を選んだ際の理由のひとつであったように記憶しています。
NEX導入後から今までは、バッテリーが共通だから、ということで、
SONY機を使っています。
だってバッテリーも、単品で買おうとすると高いですもの。
「あーあ、今日もPENTAXいないなぁ」という某漫画のセリフがありますが、
俺もSONYを使い始めた頃は、日々、あーあ、今日もSONYいないなぁでした。
(むしろ当時はPENTAXよく見た気がする)
今はSONY使っているというと、
「やっぱりSONYがいいですか?人気もありますもんね!」などと言われてしまう。
SONY様の企業努力のおかげですが、俺としてはそんな風に言われると、
嬉しさというよりは、なんか居心地悪い気持ちになってしまいます。

SONYの色は、長年使っているから、そんなもんだと思っている。
今は他のメーカーを使っていないので(iPhoneくらい)、
比べてないので、余計に色は気にならない。

ちょっとだけ他社のことを考えてみると……
使ってみたいのは富士フイルムとSIGMAのデジカメ。
カラーモードで色々変えられるのいいよね。
でも、きっとすぐに飽きて使わなくなると思うんだけど。
フジは、X-E4いいなぁと思ったんだけど、
X-T4とともに実機を触ってみたら、想像していたより大きかった。
持った瞬間、あ、俺、ムリ。
E4ってNEXくらいだと思っていたよ……
SIGMAは、好きなんですよ。ホントはボディもSIGMAにしたい、とも思っているけど、
いまさらシステムを他社に入れ替えなんて、ムリです。
それにやっぱ20万は出せません。
fpの動画機能を削って、APS-C機にして安く出してくれたら、もしかしたらはあるかも。もしかしたら。

というように、結局、今のままSONYを続け、APS-C機で、F2.8程度のレンズを楽しむ。
今のデジタル写真生活は、それで十分だし、満足感もあるということに気づいてしまった。

ああ、軟着陸。
あんぜん、あんしん。
夢はない。
でも、希望がないわけじゃないかな。


一応、フルサイズ用のレンズはこれまで保持していたけど、
ここ数年使っていない。ということは今後も使わないでしょう。
新コロのせいで花火もなかったから、余計に使う機会がなかったんですよね。
そこへ、近年、APS-C用の良さそうなレンズが続々と登場してきている。
ということで、使わなくなったレンズを手放して、レンズの再構成をしようと現在は模索しています。

どこから手を付けようか考えていたんですが、望遠か?広角ズームか?という矢先に、
一番使用頻度が低い標準ズームを入れ替えました。何故だ!?
【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】は、旅行、イベント用に使っていたんですが、
換算24-105mmということで便利だけど、可もなく不可もないと思っていました。
(可もなく不可もないのって愛着も湧きにくいね)
で、実際に旅行に行くと、食事とかで近接撮影をしたい時があるのですが、
全然寄れないんですよね。そんなわけでわざわざ近接撮影用のレンズも持ったりして、
ガチャガチャと交換していると、旅先では非常に面倒でした。
それが「最短撮影距離12.1cm、最大撮影倍率1:2.8」ですよ。F2.8通しですよ。
そのメリットを考えただけで、入れ替えの価値はあると思いました。
山でもいいよね、レンズ交換しなくても、そのまま花に寄って撮れるから。
望遠側のレンジが20mm失われますが、日頃の撮影を考えると、そんなに困ることはないハズ。
発表になった時、【E 16-70mm F4】とほぼ同サイズだったので、
そこまで小さくないんだと思ったけど、実際に見るとすごく小さいです。でF2.8通しですよ。


フィルター径は、どちらもφ55mmですが、OSSがある分かレンジの差か【E 16-70mm F4】の方が太いです。
おかげで保護フィルターが流用できました。

MADE IN JAPANです。見えにくい印字なので見えないけど。
MADE IN JAPANで、MADE IN FUKUSHIMAでありMADE IN AIZUです。
近くに行くと、無駄に傍の道路を使いたくなります。
(これはまぁ、単純にその道路が便利でよく使うだけですが。新コロで近年福島行けてないけど)
でも、SONYので使っているのでインドネシア製もタイ製も悪くないと思ってます。
ちゃんと品質管理されていれば問題ないですよ。

最近、SONYのカメラを使うのはSIGMAのレンズが使えるから、
も理由になるかもしれないなーと思っています。


【α6500】に【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】、【E 10-18mm F4 OSS】、
この2本で基本的に俺の日常の撮影は足ります。
そこに【SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary】を加えて、3本セットで持ち歩いてます。
3本持ってもボディバッグだけで足りるのがAPS-C機のいいところ。
これが今の基本セットです。

基本的にレンズフードは使用していません。
カバンから出して、逆向きのレンズフードを外してひっくり返してまたはめて……
という動作をレンズ交換のたびにガチャガチャやるのが面倒で。
それでここ数年フード無しでやってますが、大きな問題になったことはないし。
【SIGMA 45mm F2.8 DG DN】だけ付いているのは、ただカッコいいからです。
でも、以前はフツーに使っていたし、普段使い以外のレンズでは、レンズフードは使用しているので、
意外とまた持てば面倒でもないのかな?


次の「再構成」は、今のところいつになるか未定ですが、
望遠か、広角ズームあたりを更新して、所有レンズ数を減らすことを目標としています。
マウントアダプターなどのアクセサリー関係も片づけようかと。
そもそも資金化をまず進めないと、次に進めないので、どうしようか検討中です。

以上、今回の写真趣味の現在位置はここまでです。
まとまりのない内容ですが、
またいつか、長々と書くかもしれません。
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ブラックミストNo.05

2021-02-25 | デジタル写真生活

ケンコー・トキナーのソフトフィルター【ブラックミストNo.05】を導入しました。

花火をソフトフィルターで撮影したらおもしろいんじゃないか?というのがスタートでした。
それで「長岡花火ウィンターファンタジー」で試してみて、これはいいかも、と。
しかしソフトフィルターで撮影したら、案の定、全体が白っぽく写りました。
そこで「ブラックミスト」です。
なお「No.05」は「No.1~5」があって5番目という数字ではなく、
「No.1」というソフトフィルターがあって、それのソフト効果を半分に抑えているので「No.05」とのことです。


参考 マルミのソフトフィルター「ソフトファンタジー」で撮影した長岡花火。


花火撮影に使おうと思ったのですが、なんだか人気商品のようで、
チェックし始めてからずっと店頭在庫無し。
ネットで調べてみると、「注文したけど、来る気配まったくなし」のような書き込みも散見していました。
これは、いざ花火撮影に使おうと、夏になってから探しても手に入らないかもしれないと思い、
長期戦覚悟で今のうちから注文することにしました。
で、ホントになかなか来ませんでした。
ほー、これは春まで来ないかもな、なんて思い始めた頃、突然、入荷通知受信。
注文から1カ月くらい経った頃でした。

花火撮影目的でしたが、手に入ったからには試したくなるというもの。
夜景や逆光撮影にお勧めとあったので、ちょっとブラブラと「メディアシップ」まで。

まずは広角から。

フィルター無し。焦点距離16mm(APS-C)。

【ブラックミストNo.05】使用。

ソフトフィルターは広角側では効果は弱く、望遠側で効果が強くなります。
ということで、望遠側で。

フィルター無し。焦点距離70mm(APS-C)。


【ブラックミストNo.05】使用。

広角と望遠をまとめて試すためにレンズは【E 16-70mm F4 ZA】を使用。
三脚を使っていないので、方向が一定ではありません。
(※メディアシップは三脚使用禁止となっています)
67mm径を購入したので、ステップアップリング55-67併用。

外灯などの光源がぼんやりと大きく写るのがソフトフィルターの特徴ですね。
そして画面全体が白くならないのが、「ブラックミスト」の特徴かと思います。
ソフトフィルターを使うと、柔らかい描写になるのがまたいいですね。
柔らかいですが、ただ暈すわけではなく、芯があるところはちゃんと残っているのがいいと思います。








「ブラックミストNo.05」で撮るメディアシップからの夜景。

手持ちなので感度が上がってしまって、結局、明るくなってしまうので、
露出補正マイナス1~2かけてます。


今から、夏場の活躍が楽しみです。
とりあえずお試しはやったので、花火シーズンまでしばらくタンスの肥やしです。
でも、花火以外にも、星景写真なんかもコレで撮ってみたいですねぇ。

ケンコー・トキナー「ブラックミストNo.05」 → https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/soft/blackmist_no05.html

【α6500】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


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α6500雑感

2021-01-05 | デジタル写真生活

導入して1年ちょっと。
当時、レビューはそのうちに…と言ってから書かずに1年ちょっと。
やるやる詐欺になっていますので、そろそろ。
レビューというのも俺レベルの人が評価するのも、あてにならないと思うので、
「雑感」ということで。
なお、※意見には個人差があります で、お願いします。

導入当時を振り返ると、すでにSONYαのAPS-C機には【α6600】という最新機が登場していたわけですが、
そちらには行かずに、生産完了となり価格が一気に下がった旧モデルである【α6500】を選択しました。
2016年発売のカメラですから、発売から4年も経過しています。
あえて旧モデルを選んだのは、価格はもちろんありますが、そこまでの機体性能を必要としていないのもあります。
【NEX-7】でも十分と感じていたのですから、それ以上はいるかな?と。
まぁ、最新機能が乗れば、もちろん便利にはなりますけどね。


【α7 II】で便利だと思った上にある2つのカスタムボタン。
【α7 II】のモノより小ぶりですが、うん、やはりこの位置に2つあるのは便利です。
ただ、わざわざ「C1」「C2」などと書かれているのがダサい……
なんでわざわざ書くんでしょうね。
なんのボタンかわからないのって、使い始めの頃くらいだと思うんですが。

以前もわざわざ1記事使って書いたことがあるのですが、文字だらけのモードダイヤルが好きになれないんです。


【NEX-7】と比べて、ボタン類が押しやすくなっているのが好感触でした。
「防滴防塵に配慮」があるからなのかもしれませんが。少々固めの造りに。
カスタムボタンと同じくちょっと小さいけど、でっぱりがあるのでいい感じです。

天面のボタンに文字があるのは気に入りませんが、ボタン類の多い背面は多少うるさくても気になりません。


左肩のEVFは、フルサイズ機と比べたら小型で、接眼レンズ(?)の大きさも【NEX-7】より小さいです。
でも、覗くと画面全体が見えるので見やすいですね。
【α7 II】のEVFは隅の方は、見ようとしないと見えませんから。
ファインダーカップは、【NEX-7】の時からそうでしたが、引っかかって邪魔なので外してしまいました。
付けて運用していたこともありますが、引っかかるからといって外れやすいということはなかったです。

おもに外観の感想になっていますので、中身のことを言いますと、
使い始めた頃に書きましたが、発色がだいぶ薄味です。
それが気になるっていうことはなく、なんだか【α6500】を使っているうちに、
以前はクリエイティブスタイルも「ビビッド」とか「風景」とか濃いめの発色を好んで使っていましたが、
薄味の方に好みが変わってきて、使用しているカメラのクリエイティブスタイルをすべて「スタンダード」に変更しました。
結婚してから色の好みが変わったのは自覚がありましたが、【α6500】を機に設定から変更しました。
たまに【NEX-7】で撮影した写真を見返すと「濃!」って思います。以前は普通だったんですが。

あとは、やはり手振れ補正が便利ですね。
レンズ内手振れ補正だけでも満足していましたが、手振れ補正のないレンズもあるので安心感が増しました。
とくに望遠はAマウントの【70-300mm F4.5-5.6 G 】を未だに使用しているので、
ボディに手振れ補正が入ったのは大助かりです。

サイレントシャッター(電子シャッター)も、静かに撮影しないといけない場面もあるので、便利でしょうし、
(2020年は新コロの影響で、そんな必要に迫られる場所に行くことがなかったですが)
先の彗星撮影でのブライトモニタリングの活躍も記憶に新しいです。


最新型の【α6600】にしなかったのは、バッテリーが変わってしまったのもあります。
そりゃあ大容量バッテリーの方がいいのはわかっているのですが、
Eマウント機を使い始めて10年、カメラに付属してきたりアクセサリーキットに付いてきたりで、
手持ちのWタイプのバッテリーが6個もあるのです(旧型4、現行型2)。
バッテリーが変わったら、やっぱり予備は1個は買わないとですし、
互換性もないので2種類持ち歩く手間も出てきます。
バッテリー交換の手間はなくなるんでしょうけどね。
というバッテリーの都合もあって、まだ最新機はやめておきました。
これもまぁ、いつかは世代交代しないといけなくなる時がくるのでしょうけれど。

最後に~
手振れ補正が付いたりでAPS-C機もフルサイズ機と大差ないサイズになってきましたが、
やはりレンズ複数とカメラ2台を持ち歩くとなると、システム全体が小さいAPS-C機の方が自分には合っています。
【α6500】とても気に入りました。
異常、雑感でした。

【NEX-5T】+【FE 50mm F2.8 Macro】

(ピクチャーエフェクト「ハイコントラストモノクロ」)
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わいきょくしゅうさ

2020-11-05 | デジタル写真生活
【Model F050】ことTAMRONの【20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】ですが、
超広角ハーフマクロという面白いレンズなのですが、広角レンズの宿命とはいえ、大変歪むことだけが気になっていました。
「もしかしてボディが旧式だから補正されていないとかあるかな?」
と、書いたことがあったのですが、
ホントに補正されていませんでした。
しかし、ボディが古いから、という理由ではありませんでした。
「レンズ補正」の設定が、最初から「歪曲収差補正」だけが「切」になっていたのです。
おおい!!


歪曲収差補正「切」
画面の下3分の1に地平線を入れて撮影。
地平線がにゅ~んと曲がってしまっています。


歪曲収差補正「オート」
まっすぐになった!
ちょうど真ん中に西蒲三山を入れてしまったので、わかりにくくなってしまいましたが……


歪曲収差補正「切」
こちらは上3分の1に地平線を入れて撮影。


歪曲収差補正「オート」
上に入れた方が補正されたのがわかりやすいかも?

設定の「レンズ補正」の項目には「周辺光量補正」「倍率色収差補正」そして「歪曲収差補正」の3つがあるのですが、
先の2つが初期設定から「オート」になっているのに、「歪曲収差補正」だけが「切」の設定になっています。
なんでコレだけが切られているのでしょう。
見たら【α7 II】だけでなく【α6500】【NEX-5T】も同様でした。
軽く調べてみたのですが、どうも歪曲収差補正をしていると連写速度が落ちる、らしいです。
それだけが理由なのか、他にも理由があるのかたどり着けませんでしたが、
自分が使う分には、「オート」にしてしまって問題はなさそうだったので、今後はそのように運用したいと思います。
俺はカメラ内補正肯定派ですし。

うーん、まさか初期設定がオフとは思わなかった……
まぁ、味といえば味なのかとも思いましたけど。


ついでに、出かけたついでに【Model F050】で撮影した写真を。
今回の「オート」「切」撮り比べの舞台となった「メディアシップ」を「ラブラ万代」から。
この位置からだと、主役より右のビルの主張が強くなってしまいました。
画角は足で調整するしかないのが、単焦点の面白さであり、難しさですね。
この時は移動途中だったので、こんな感じで。

20mmで撮れる空と地上のバランスいいですね。
【E 10-18mm F4 OSS】や【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】も持っているので、
始めて使う画角ではありませんが(以前はSIGMAの【10-20mm F3.5】もありました)、
近年、魅力的な20mm単焦点レンズが続々と出ていて、どれも気になっていました。


市街地の紅葉は、そろそろ終わりが近づいてきているようです。
意外と市街地の中って早いですよね。
木の周辺が固められて、養分が少ないのでしょうか。
雨と風で、周辺の山の紅葉が見ごろになるまえに、終わってしまいそうです。


曇り予報なのに、次から次へと雨雲が来る日でした。
日が沈むのを見に海岸線に出てきましたが、雨に降られて車の外に出ていられない。


広角でマクロだとこんな感じもいけるのかな?
雨の中、外で頑張って撮影しているおじーさんが太陽にかぶってしまいました。


昼間、久しぶりに「メディアシップ」に上って楽しかったので、
日が暮れてから今度は「朱鷺メッセ」の展望室へ。




撮っていて感じたのですが、窓ガラスがあるため、正対して撮っていますが、
煽るようにして撮ろうとすると、歪曲収差補正をいれていても、だいぶ歪む気がしました。
他の広角レンズでもそうだったかなぁ。

まぁ、まっすぐが出やすくなったので、
限定的な使い方になってしまうかと思っていたこのレンズ、出番が増えそうです。

【α7 II】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】


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Eマウント誕生10周年

2020-10-01 | デジタル写真生活

SONYのレンズマウント規格「Eマウント」が、今年で誕生10周年になるのだそうで。
初代【NEX-5】から使用しているので、記念にちょっと自分とEマウントの歴史を書く。

まだ10年しか経っていないのですね。もっと経っているようで、自分の写真歴を考えればそんなもんなんでしょう。
俺の写真歴はEマウント前は、Aマウントで1年くらいと、その前にコンデジで4年くらい遊んでいたくらいです。トータル15年くらいか。


【NEX-5】
コレが発売される前に数日先行して【NEX-3】が発売されているので、正式な「第1号機」はそちらになるのでしょうけど、
自分の初Eマウント機はコレ。
NEXは「New E-mount eXperience」の意。読み方は「エヌイーエックス」で、よく「ネックス」と誤解される。


当時、メインで使用していた【α700】(Aマウント)との大きさが違い過ぎて、
これからの時代、大きいセンサーを積んでもこんなに小さなカメラになっていくんだ!と衝撃を受けた。
【α700】があったので、驚きつつも買うつもりなんてなかったのだけれど、
ちょうど当時の職場の職員旅行で、飛行機に乗って大阪・奈良に行くことになって、【α700】の大きさに途方に暮れ、
「そういえば今度発売される、小さいカメラがあるじゃないか!」
などと思ってしまい、初めて発売前のカメラを予約して購入した。
手元に来て、改めてその小ささに衝撃を受ける。
でもおかげで、なかなか行くことが難しい大阪・奈良を、きれいに残すことができた。


改めて10年前の自分のブログを読み返してみると、【NEX-5】とあちこち行っていた。
あれもこれもみんな【NEX-5】だったのか~という程。
完全にベタ惚れであった。【α700】の出番、あっという間に奪われる。
ボディの型番も擦り切れてほぼ消えてしまった。
故障らしい故障もなかったのだけど、モニターを持ち上げると接触が悪いのか、表示が乱れる。
【NEX-5】の小さいことはいいことだけど、大きなボディと重量、ボタンの多さにもメリットがあるということも学んだ。
とにかく操作性が悪い。ファームウェアの更新で多少改善してきたりしたけど。
まぁ使っているうちに慣れたけど。悪かったら慣れりゃいいのよ。

この後、【NEX-7】とのEマウント2台体制になる。


そして、SONYから「NEXシリーズ」の終了が発表される。現在はα5xxxおよびα6xxxの4桁機がNEXの後継にあたる。
そんな!大好きなNEXが終了だなんて!と衝撃を受ける。
で、「NEXシリーズ」の最後のカメラである【NEX-5T】を、
「俺がお迎えしなくて、誰がお迎えするのだ!」という変な使命感に目覚めてしまい導入。まぁほぼ底値だったけど。
現在も好調に活躍中。
ボディだけで良かったのだけれど、タイミング悪くボディのみが売り切れてしまい、仕方なくレンズキットを買ったのだけど、
【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】はなんだかんだ便利です。
【NEX-5】に付いているのは初代キット標準ズームの【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】

ファインダー(EVF)が無くて不便と感じることもあるけれど、このコンパクトさは10年経ってもやっぱりステキです。
SONYさん、そろそろ5100の後継も考えてくれないかなぁ。5xxx系は完全に放置されてますからね。


【NEX-7】と【α7 II】
先日まで(といっても引退させて1年くらいになる)愛用していた【NEX-7】は、結果的にNEXの最上位機でした。

Eマウントが始まった当時から、フルサイズセンサーが載るかもなんてウワサはあったけど、本当にフルサイズ化しましたね。
そして、ちょっと頑張れば手が届く価格設定だったことから、【α7】を導入しました。
その後、手振れ補正が内蔵された【α7 II】が発表になり、2度目の発売日予約購入。
ちょっと頑張っただけでは手が届きそうになかったので、俺も将来はフルサイズに完全移行かなーと考えて、
あまり使っていなかったレンズや、資金になりそうなAPS-C用レンズを売却して、購入資金に充てました。
この一連のフルサイズへの流れを、俺の中では「フルサイズショック」と名付けています。

第三世代からは、もうどう頑張っても手が届かない価格設定になってしまったので、フルサイズやめました。
もともと俺には「10万円規定」なる「10万円以下の機材しか導入しない」という自分ルールがあるのです。
フルサイズを導入した時に数年だけ、最低限のシステムを組むのに必要な分だけという特例で活動しましたが、
今はその規定を順守しています。10万円て、その倍はいるだろ?と思われますよね。
まったくその通りで、昨今の高価格帯路線には辟易しております。それもやめる理由でしたが。


【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】で撮った上高地、【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】で撮った富士登山は、どちらもフルサイズで良かったと思えましたが、
やはり、俺にとっては大きすぎ、重すぎるようで。ボディとレンズ1本なら全然余裕なのですが、
標準に広角に望遠に……と一通りをカメラバッグに入れて歩いていると、なにこの苦行……と思うことが多くなり、
ここから「APS-C回帰」が始まります。そして今に至る。
どれだけボディがcompactになったとしても、結局、システムが重いのがフルサイズですね。
標準ズームが沈胴化したところで、交換レンズを複数持ったら変わらないと思います。
あ、でも【C】はデザインは好きですよ。【NEX-7】好きとしては待ってたスタイルです。
操作性悪そうだけど。


シンボルカラーであるシナバーで縁取られたマウントはフルサイズEの証。
カッコいいと思っていたのですが【C】では控えめになってしまいました。今後はそういう方針でしょうか。

今のところフルサイズのボディとレンズは手放してはいないので、まだしばらくは使うつもりです。
ズームレンズを何本も、という使い方はしませんけど。
サブ的に単焦点1本持っていくスタイルが定着しました。


現在、メインで運用しているEマウント機、【α6500】と【NEX-5T】
【α6500】は昨年、導入したばかりですし、【NEX-5T】は年季入ってきてますけど、代わるものがないのでまだまだ使います。

やはり自分にとっては【NEX-5】を手にした時の衝撃が、理想形なのだと思います。
コンパクトで高画質。
それを叶えてくれるのが「Eマウント」ですね。
ここまでデジタル写真を楽しんでこれたのも、手元にいつも置いていても苦にならない「Eマウント」機があったからだと思います。
これからも「Eマウント」の益々の発展と拡充を楽しみにしています。

Eマウント誕生10周年、おめでとうございます!!

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ある日、ロールアウトする

2019-11-12 | デジタル写真生活
誰が予想したであろうか。「いよいよ後継機を考えねばならぬ気配がしております」とブログに書いた翌日の昼に、新しいカメラをポチっとしてしまうことになるとは。


【α6500】ロールアウトです。

これまで使っていた【NEX-7】は、致命的な故障を抱えていたわけではありませんが、まだ動くうちに一線を退いてもらうこととなりました。【NEX-7】2度目の勇退。
なぜ最新の【6600】ではなく【α6500】を選んだかも含め、レビューは後日また改めて書きたいと思います。




昨夜は雷雨でしたし、不安定な空模様が続きますが、久しぶりにキレイな日没が見られそうだったので、青山海岸へ。




先日の豪雨の影響か、青山海岸には大きな木がいくつも流れ着いていました。


太陽が水平線に近くなると、人が集まってきました。






望遠レンズで手振れ補正が効くようになりました。「手振れ補正がないのが難点」なんてブログに書いた翌日の昼に、手振れ補正のあるカメラを買うことになるとは。ですが、なんとなく、そんな流れがあったのだろうと思えています。

夕日は佐渡に沈まず、海に沈む季節です。


【α6500】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【E 10-18mm F4 OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


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おかえりなさい

2019-07-12 | デジタル写真生活

以前からセンサーダストに悩まされていた【NEX-5T】をようやくクリーニングに出してきました。
通常の撮影では気にならないのですが、完全な逆光で撮ると影が写り、せっかくの写真が!ということを1年以上続けてやっと出してきました。
センサーダストというよりは、なんかシミ状のモノですが。

【NEX-5T】のない写真生活は、意外と不便を多く感じました。
夫婦で記念写真を撮るにも、反転できるモニターはとても便利です。三脚立ててセルフタイマーとか、適当にあてずっぽうで撮るとか、いちいちやるのってやはり面倒ですね。反転できるモニターがあると、人込みの中でもサクッとセルフでツーショットいけてしまいますから。
撮影よりも困ったのが、【NEX-5T】を画像転送機として使っているのですよね。メインカメラとして使っている【NEX-7】にWi-Fi機能がないものですから、メモリーカードを【NEX-5T】に差し替えてスマホに転送。ということをしていたのですが、ない間はわざわざ【α7 II】を出してこないと転送できないのが不便でした。

でもやはり、この超コンパクトなAPS-Cセンサー機というのは、気軽な撮影には1台あると便利なものですね。EVFがないので晴天のもとでは使いづらさもありますけど。【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】に、電源ONで自動開閉するレンズキャップを付けています。カバンから出してサッと撮れるので非常に便利になりました。中国メーカー製でパッケージには「レンズキャップ」以外の日本語がないのですが、まー、説明不要なモノなので問題ないです。お手軽レンズがさらにお手軽になりました。


そして【Cyber-shot DSC-RX0】も、撮影画像に「影」が写ることから、修理に出しました。
防塵防水耐衝撃のカメラに、そんなハズが……と思うのですが、どう見てもレンズ交換式カメラを使っている時に出る見慣れたアレ。
修理メーカーから帰ってきた返事は、「イメージセンサー上にゴミを確認しました」
だよね?やっぱりそうだよね??
で、修理費25,164円……え?
コンデジとはいえ、さすがRXシリーズということでしょうか。そんなところでブランドを意識したくありませんが。
一瞬、修理キャンセルという選択肢が頭に浮かびましたが、薄くとはいえ、全画像に影が写るのは精神衛生上、非常に良くない。
ということで、泣く泣く修理しました。

が、ホント、水深10mの防水性能を謳っているのに、ゴミがセンサーに付くって納得いかないんですけど?
どう考えてもカメラ内部で発生したゴミじゃんね。

でもまぁ、気に入っているのですよね。コイツ。思ったよりサクサク使えなかったり、凹凸がなさ過ぎて電源とシャッターがどっちかわからなくなったり、いろいろありますが、でもなんかカワイイ奴なのです。まだその個性を発揮させる機会が少ないと思うので、今後はこの個性でしか撮れないものも色々と探してみたいと思います。

ということで、今回は修理から帰ってきたカメラの「おかえりなさい」企画でした。
しかもまだ、修理から帰ってきての試し撮りをしていません。本当に直ったのでしょうか。特に【RX0】……

そして、なかなか本調子に戻れないこのブログの更新頻度も「おかえりなさい」と言われるレベルに引き上げていきたいと思います。なんかこの間もそんなことを書いた気がしますが……

【α7 II】+【FE 50mm F2.8 Macro】


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使用中

2019-01-22 | デジタル写真生活
このブログで使用しているカメラとレンズたちを紹介します。
まぁ、フルサイズショックからのAPS-C回帰という流れを経て、そんなにたいしたものはございません。

メインで使用しているのはSONYのカメラです。

今は、このセットをメインに使用しています。
【NEX-7】【NEX-5T】と、いまだにNEXシリーズを愛用しています。一度はα7そしてα7 IIに行ったのですが、その全備重量に耐え兼ねてAPS-Cに戻ることにしたのだけど、新しいカメラを買う資金はないので、α7以前に使っていたカメラをふたたび使いだしたというだけなのですが。フルサイズを使用したことで、足るを知るということがありまして、性能面に関しては特に不満なく使用しています。
いつも【NEX-5T】を持ち歩いていて、しっかり撮りたい時は【NEX-7】も持っていく感じです。

レンズはフルサイズ化にあたって、一度、ほとんど手放してしまったので、APS-C回帰にあたってとりあえず組みなおしました。なので以前、ブログで紹介したことのないレンズばかりになっています。

【E 10-18mm F4 OSS】広角ズームが自分のメインレンズです。本当は以前使っていた単焦点広角レンズを買いなおすか悩んだんですが、まぁ満足しています。ズームできるのは便利ですし。
【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】旅行・イベント用に追加。以前のようにこまめにレンズの換装ができなくなったので、コレ1本で便利に使うために導入しました。このレンズすごい!というのは青バッヂなのに薄いですが、換算24-105mmコレに尽きます。
【FE 50mm F2.8 Macro】このレンズだけは家を出る時にカメラにどのレンズを付けていようと、バッグの中に常備しています。
【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】キットレンズとして付いてきました。しかし携帯性が最強で、ズームなので、とりあえず持っているには重宝しています。結果、使用率で言えばトップかもしれません。

【Cyber-shot DSC-RX0】ひとめぼれでした。防水、頑丈なのでポケットに突っ込んでおいてラフに使っています。ちょっと出かけてカメラセットを持ち出すのが億劫な時にも便利です。ただ寄れないのがネック。デジタルズームは付きましたけどねぇ……

このセット、ケーブルレリーズが使えないのがネックで、かなりお買い得になった【α6000】なり【α6500】を導入しようかとおもったのですが、【α6000】は登場時に「なんだこの劣化版」と思ったのをいまだに引きずっているのと、水準器がないので却下。【α6500】が大本命ですが、手が届かない価格なので型落ちになるのを待ってます。ただ【NEX-7】でもでかいと思っている俺には、さらに大きくなるのは悩みどころ。
そんなわけで、とりあえずボディの更新はしばらくないと思います。とはいえ古いカメラを使っているので、いつかは世代交代させないといけないでしょうから、お財布との相談は続きます。

と、こんな面子でこのブログはお送りしています。


ついで、メインではないものの、サブ的に使っているものもご紹介いたしましょう。


【α7 II】
APS-C回帰により、このまま持っているか資金化するかで悩んで、結局手元に残ったままになっています。メインセットに加えて【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】を使いたい時や、花火撮影などケーブルレリーズを使いたい時に持ち出しています。俺にとっては【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】との組み合わせが重量的に限界ですね。とはいえ【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】のセットで麓からの富士登山をしたこともあるのですが、あれも回帰へのターニングポイントだったかもしれません。持った時に「重い!」と思っても、持ち歩くうちに慣れてくるもんですけどね。
写りにかんしては満足を通り越して、俺のしょーもない写真でさえも、このカメラで撮ると全然違ってくる気がします。オーバースペックもいいところです。その写りを知っているから、使わなくなってももったいなくて資金化できない……
こうして並べると小さいカメラなんですけどねぇ。カメラ1・レンズ1なら重くないんだけど、システムとして持ち歩くのが苦痛です。

【α55】
調べてみたら初代NEX-5と同じ発売年なんですね。モデル末期の底値(3万円台?)で買ってから、俺のカメラの中で稼働年数は最長です。冬の野鳥シーズンに【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】をつけて車に常駐させています。EVFの性能が低く、撮影画像は液晶モニターで確認しないといけない感じです。
そのほか、うに企画のカメラマンとして講演会や絵本販売に活動する際、カメラマンっぽく見せるためにこのカメラをもったりしています。基本的には【DT 16-105mm F3.5-5.6】がメインレンズです。手元に残った数少ないAマウントレンズです。

そのほかにもめったに出てこないレアキャラもあったりしますが、全部出してくるのは面倒なのでここまで。
ということで、使用中2019.1でした。

コメント
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