ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

海の柏崎

2019-07-29 | 新潟の花火
「柏崎のおじさん」に捧ぐ


梅雨が明ければ花火の季節です。
今年も柏崎市で開催された、「新潟三大花火」のひとつに数えられる「海の柏崎」こと「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」を見に行ってきました。
この時期の希望休はすべて花火で消化されます。




柏崎花火といえば、会場右手から水平方向に打ち上げられ海上で開く花火。


今回は、どうも写真を撮ろうという気持ちになれず、撮らないで見ようかなぁとか出発前に思ったのですが、一年に一度のお楽しみだし、面倒でたまらないけど持って行くかという感じでモチベーション上がらずでした。今回、というか近年どうも撮らなくてもいいんじゃね?という気持ちが強い。そのうち撮らなくなるかも?前々から花火は撮るより見るの方が俺には大事と言ってきましたけど……

あまりカメラにかかりきりになるのも嫌だったので、これまでの経験から焦点距離を20mmに固定して、はみ出したり余ったりしたらそれはそれと割り切ることにしました。あとは打ち上げ場所に合わせてカメラの向きを変えるだけ。でも、結果を見れば「みなとまち海浜公園」の当日開放観覧席から撮るには20mmくらいがベストだと、思えましたね。


毎年ブログに載せている気がする。青い海中空スターマイン。


海面に反射して写る姿もきれいなのですが、今年も、花火開始直前に白髪白シャツの方に目の前に座られてしまい、海が入る角度では、どうしても「白い人越しの花火」に。ということでカメラの高さを上げて海面は諦めました。


柏崎名物、柏崎港という会場を活かした、尺玉100発同時打ち上げ。
毎年、広角に振りすぎて小さく写ったり、寄りすぎてサイドが切れたりとうまく収まりませんでしたが、ここでも20mmがベストという結果に。


三尺玉は、今年も1発のみ。
もう2発同時の復活は難しいのか?




花火を撮るのが億劫だったのに、なんかとてもきれいに収まる。

今年は煙もきれいに流れ、心配していた雨も降らずに、とてもきれいに花火を見ることができました。


「新潟三大花火」の中で、一日の打ち上げ数がもっとも多い「海の柏崎」はとにかく派手。目の前に広がる視界に収まりきれない大迫力。




クライマックスの「尺玉300発連続」は、見上げていると首が辛くなるほど。
これだけは20mmでは収まりきれないのはわかっていたので16mmにしました。


毎年、柏崎の花火を見に行った時にお世話になっていた「柏崎のおじさん」が5月のお亡くなりになられました。「おじさん」と呼んでいましたが俺とは血縁関係はありません。今年も挨拶だけでもと伺ったのですが、おばさんにしか会うことができず、お留守だったのかと思っていたのですが、まさか亡くなられていたとは。
初めて柏崎の花火を見に行った時から、なにかと気をかけていただき、おかげでいつも素晴らしい環境で柏崎花火を楽しむことができました。近年、一緒に見ることは難しくなってしまいましたが、お会いできるのを楽しみにしていました。
おじさん、これまでありがとうございました。
今年の柏崎花火もサイコーでしたよ。また来年も必ず伺いますね。

ご冥福をお祈り申し上げます。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


コメント
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