ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

鼠ヶ関

2023-08-07 | AnotherNL
新潟県と山形県の県境にある岬。
その山形県側にあたる鼠ヶ関。
(新潟県側は伊呉野)

ちょっとぷらっとドライブです。
もはや何目的で行ったのかもわからない、
そんなぷらっと加減。

鼠ヶ関はしょっちゅう通っているのだけど、
わざわざ立ち寄ることはなかったし、
妻を連れてきたことはなかったので来てみた。
俺も数年ぶりか、もしかしたら10年以上ぶりかもしれない。


厳島神社は義経伝説の残る神社。
前に来た時に、伝説は読んだ気がするけど、
今回は読めなかった。
あれ?どこにあった?

その名の通り、ここは関があった場所なので、
きっと義経も苦労したに違いない(義経だけに)。
関はもっと岬の付け根というか、内陸側にある。


神社の横を通り抜けていくと、岬の先端へ行くことができる。
ただ神社を前にして、左へ行くと岩場に細い道の歩きにくいルート、
右へ行くと、整備された広い歩きやすいルートになっているので、
左で諦めたら、右へどうぞ。


鼠ヶ関灯台。


灯台はタイル貼り。


灯台から新潟県方面。
天気がいいので、ちょっとドライブするかくらいのノリだったのかもしれない。


灯台から岬先端部。
沖に見えるのは、新潟県の離島、粟島。




岩百合の季節でした。
撮影は6月中旬。


天気のいい時の先端の気持ちよさよ。


ずっと、ピイピイと鳥の声が聞こえていたのだけど、
どこかに巣があるのかなぁくらいに思っていたら、
足元を三羽の雛がけたたましく走ってきた。

バタバタと走って行ったり来たりをしている。
どうやら迷子らしい。

親鳥はどこ?と柵の向こうを覗いたら、
下からバタバタっと、親鳥が飛んできてビビった。
雛が襲われると勘違いして、飛びかかってきたのかもしれない。
誤解だって。
親鳥も飛び上がることはできるけど、柵を越えてこちら側に迎えにくるほどは飛べないのか。
ちょうど背丈よりちょっと高いコンクリのおかげで、雛たちは向こうが見えない様子で、
お互いに声を出して呼び合うのみ。


雛は坂になっている道をピイピイと行ったり来たり。
元気に駆け回っていて微笑ましいが、
雛が親鳥のもとになかなか行けないのがもどかしい。
手を貸すのもどうかなぁと思いながら、ちょっと離れて見守っていました。
やがて、坂の一番低いところから海に行けば良くない?と思うのだけど、
なぜか2羽が坂の一番上で、柵の下にあるコンクリを乗り越え、
そのままダイブ。
ゴロゴロとバウンドしながら、下へ落下し、海へ。親鳥が迎えにきました。

取り残されてしまった1羽は、相変わらず行ったり来たり。
我々も気になってしまって、その場から離れられず、見ていました。
2羽からだいぶ遅れて、なぜか残りの1羽も坂の一番上からダイブ。
無事に親鳥と合流するのを見届けることができました。


鼠ヶ関漁港。




この日は、県境で、県境反復横跳びイベント(正式名称は忘れた)が開催されたようで、
見たかったけど、我々が灯台から戻ってきた時には終わっていた。


天気のいい日の漁港散歩は楽しかったです。
まとめ雑!

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


コメント
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