11時半にムンタカブをようやく発車したトゥンパ行き夜行列車。少しでも遅れを取り戻してくれればいいのですが線路の規格が悪いのか横揺れも激しいしカーブも多い。谷間に無理やり線路を通したような感じの場所が多々あって、15キロや20キロの速度制限が。ってここはJR西日本か?
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14時10分頃にクアラリピスに到着。定刻5時15分ですからざっと9時間ほどの遅れ。
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駅はかなり古めかしく時刻表も昔のものがそのままになっており、下の空欄に現在の時刻が書き込まれている。かつてはジョホールバルではなくシンガポール始発だったしKLセントラルへ向かう列車もありました。街そのものは人口が2万人程度とそれほど大きな街ではないですが、クアラルンプールとは山を隔てたような位置関係なので、車なら2時間台くらいで行くことができます。ってこれじゃあ鉄道が衰退するわけだ。
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なかなか発車しないと思っていたら自分が乗っているT6号車の台車を検修員がモンキースパナとドライバ1本だけで修理中。どこかに電話をしながら指示を仰いで仕事をしているのだがもう故障は勘弁。これ以上遅れてほしくない。かなり暑くなってきたので車内に戻り(クーラー効いてます)先ほど貰った炊き出し弁当で遅めの昼食。これが厄介な代物でスプーンもフォークもちりレンゲのような奴も付いていない。マレーシアだから手で食べろということなのだろうし、実際ほかの人たちも手づかみで上手に食べていたが慣れていない身としてはコメがぽろぽろなのも重なって食べづらい。味そのものはよくて鶏も脂があって旨かったのだが手ベトベト。列車には洗面台が無いしウェットティッシュを持ち歩いてないので、ミネラルウォーターが少し残っていたのでそれを手にかけて洗い流した、連結面で。日本と違って下はスカスカなので水を流しても問題ない、ただし走行中に足を落としたら即切断なのは間違いないから怖いものだ。
結局1時間近く停車して発車。
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17時40分になってグアムサンに到着。
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ここで車内が一気に空いた、やはり大荷物の旅行者が多く、ホームに出迎えた人たちはみな一様に「やっと来たか」って顔をしていた。
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駅の裏手にはまるで層雲峡の柱状節理のような断崖絶壁がそびえます。昔は銀河・流星の滝の前を国道39号が通っていたことをふと思い出した。5分程度で発車、このあたりから全体的に列車のスピードが上がりだした、気がします。
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ブルタムバルという山中の小駅で運転停車。周囲には家が見えません、信号所のような駅でしょう。
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やっと375キロ進んできましたが、まだ終点までは170キロあります。もっとも終点までは乗りません、当初予定では終点まで完乗して14時のシャトルでワカバルへ戻りコタバルへ向かい半日観光しようと計画でしたが、こうも遅れてはすべてが台無しだし、そもそも今日中に列車がワカバルに着くのかどうかも心配になってきた。幸いにもDigiの電波が通じているので今夜のホテルをBooking.comで予約しているので、そのホテルへ事情を説明して遅くなる旨メールをしておく。見てくれればいいのですが。
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線路端には牛が放牧中。そこに反対列車が入ってきた、当初トゥンパから折り返し乗る予定だったシャトルで、グアムサンに19時45分に着く予定になっている。
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子供が私が首から提げているカメラに気づいたのか手を振ってくるので向けると喜んでくれた。子供には外国人の取材記者に見られればいいなあ、子供はどこの国も無邪気だ。再び発車したころには19時を過ぎ完全に真っ暗になった。まさか同じ列車で二度目の夜を迎えるとはだれが想像していただろうか?腹が減ってきたので食堂車に向かうもさすがに予定を大幅に延長しての営業なので材料が無くなって完売のようだ。簡単な軽食しかない、カップ麺が売っていればいいのだがそれはない。
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仕方なく適当なパンとミロを買うとRM4.5。自席に戻って食べると中からあんこ。マレーシアでもあんぱん食べるんですね、妙な親近感が。
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14時10分頃にクアラリピスに到着。定刻5時15分ですからざっと9時間ほどの遅れ。
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駅はかなり古めかしく時刻表も昔のものがそのままになっており、下の空欄に現在の時刻が書き込まれている。かつてはジョホールバルではなくシンガポール始発だったしKLセントラルへ向かう列車もありました。街そのものは人口が2万人程度とそれほど大きな街ではないですが、クアラルンプールとは山を隔てたような位置関係なので、車なら2時間台くらいで行くことができます。ってこれじゃあ鉄道が衰退するわけだ。
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なかなか発車しないと思っていたら自分が乗っているT6号車の台車を検修員がモンキースパナとドライバ1本だけで修理中。どこかに電話をしながら指示を仰いで仕事をしているのだがもう故障は勘弁。これ以上遅れてほしくない。かなり暑くなってきたので車内に戻り(クーラー効いてます)先ほど貰った炊き出し弁当で遅めの昼食。これが厄介な代物でスプーンもフォークもちりレンゲのような奴も付いていない。マレーシアだから手で食べろということなのだろうし、実際ほかの人たちも手づかみで上手に食べていたが慣れていない身としてはコメがぽろぽろなのも重なって食べづらい。味そのものはよくて鶏も脂があって旨かったのだが手ベトベト。列車には洗面台が無いしウェットティッシュを持ち歩いてないので、ミネラルウォーターが少し残っていたのでそれを手にかけて洗い流した、連結面で。日本と違って下はスカスカなので水を流しても問題ない、ただし走行中に足を落としたら即切断なのは間違いないから怖いものだ。
結局1時間近く停車して発車。
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17時40分になってグアムサンに到着。
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ここで車内が一気に空いた、やはり大荷物の旅行者が多く、ホームに出迎えた人たちはみな一様に「やっと来たか」って顔をしていた。
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駅の裏手にはまるで層雲峡の柱状節理のような断崖絶壁がそびえます。昔は銀河・流星の滝の前を国道39号が通っていたことをふと思い出した。5分程度で発車、このあたりから全体的に列車のスピードが上がりだした、気がします。
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ブルタムバルという山中の小駅で運転停車。周囲には家が見えません、信号所のような駅でしょう。
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やっと375キロ進んできましたが、まだ終点までは170キロあります。もっとも終点までは乗りません、当初予定では終点まで完乗して14時のシャトルでワカバルへ戻りコタバルへ向かい半日観光しようと計画でしたが、こうも遅れてはすべてが台無しだし、そもそも今日中に列車がワカバルに着くのかどうかも心配になってきた。幸いにもDigiの電波が通じているので今夜のホテルをBooking.comで予約しているので、そのホテルへ事情を説明して遅くなる旨メールをしておく。見てくれればいいのですが。
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線路端には牛が放牧中。そこに反対列車が入ってきた、当初トゥンパから折り返し乗る予定だったシャトルで、グアムサンに19時45分に着く予定になっている。
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子供が私が首から提げているカメラに気づいたのか手を振ってくるので向けると喜んでくれた。子供には外国人の取材記者に見られればいいなあ、子供はどこの国も無邪気だ。再び発車したころには19時を過ぎ完全に真っ暗になった。まさか同じ列車で二度目の夜を迎えるとはだれが想像していただろうか?腹が減ってきたので食堂車に向かうもさすがに予定を大幅に延長しての営業なので材料が無くなって完売のようだ。簡単な軽食しかない、カップ麺が売っていればいいのだがそれはない。
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仕方なく適当なパンとミロを買うとRM4.5。自席に戻って食べると中からあんこ。マレーシアでもあんぱん食べるんですね、妙な親近感が。