思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

モダンな建物 名古屋市政資料館を見学する 元は裁判所、控訴院

2025-02-18 07:26:12 | 2025年の日常(旅行未満)
食後はJR新守山駅に歩くことも考えたが、15分ほど待って市営バスで大曽根に戻り地下鉄名城線へ。名古屋城で降りれば外国人がいっぱい、名古屋では数少ない外国人を呼び込めるコンテンツだからね、名古屋城。名古屋の観光関係者が海外にセールに出ても旅行会社などの印象が良くないと言われるし、中部セントレアの国際線の利用者数も伸び悩みとか聞くけど、それは名古屋は外国人にとって魅力が無いからです。あくまでも飛騨高山や伊勢方面へ向かうゲートウェイ。

その名古屋城駅から東へ7~8分歩けば。



かつての名鉄瀬戸線”お堀電車”の線路跡の空堀を渡り向かうのは市政資料館。



大正11年に名古屋控訴院として建てられたもので、控訴院の建物で残っているのはほかに札幌控訴院だけとのこと。札幌?どこにあったかなそんなもの…、大通公園の突き当りのアレね。戦後は名古屋高裁として1979年まで使われたとのこと。その後保存運動で名古屋市が管理の上で市政資料館として利用。所有はいまも日本国のままだというが重要文化財指定。そんな建物だからか無料で見学できるんですね、知らなかったわ。







中はとにかくモダン。だからか喫茶室に大正昭和レトロなコスプレした一団がお茶してた。世界コスプレサミットの街ですし、最近まで名古屋市長してた人もコスプレしてたなあ。



展示室には昔の名古屋の資料とかが展示され(そりゃそうだ)、ほかの客をみると案外若いカップルが多かったり。でもこういう場所に来るカップルですから派手なのは皆無で、誰か見ても落ち着いた、悪く言えば地味な感じばかり。会話だって結構真面目な話しているのが多かったね。歴史が好きでないと来ないだろうし。そして裁判所だったので。



かつての会議室や。





法廷なんかも再現されております。NHKの朝ドラ「虎に翼」のロケでも使ったんだって。事務所の入口に伊藤沙莉のサイン色紙あったわ。まあ、あのドラマは見てないので詳しい話は知りません。





そして地下には独房なんかも。拘置所ではないので被疑者をずっと入れておくものではなく、戦前の控訴院時代に裁判のために移送してきた被疑者を一時的に収監するためのものだったとか。



あとは外の通り挟んだ向かいに木造長屋があって、場所柄士業の事務所が多かったんですね。さすがにいまは営業している風ではないですけど。このあとは栄までぶらりと歩けば北海道食材の店が地下街にあった。山わさびの醤油漬けが新千歳空港の土産物屋よりも安かったりで買っちゃいましょう。ただし賞味期限が1か月もなく、だから安いのかな?なかなか売れないでしょうね。




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