思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

韓国鉄道 中央線ムグンファ号に乗って堤川へ行きうどんを食べる

2025-01-27 06:53:41 | 2025年の旅行記(海外旅行)
ということで清凉里駅です。





きょうはここから乗り鉄を開始したいと思います。まず乗るのは9時57分発〈ムグンファ1633号〉。



これで堤川まで乗ります、その後は忠北線で大田に出て戻ってこようかと。忠北線は2002年あたりに乗ったきりなので申し分ありません。それで切符を券売機で買えればいいのだが国内発行カードしか対応してないので窓口で、発車10分前を切っていたので窓口係も急ぐけど直近のムグンファでいいのか?ということを訊いてきたうえで発券。支払いはマスターはNGでビザならOK。



1時間半乗って9,200ウォンは安すぎですね。飲み物を買う暇もなくホームへ。



この列車の終着は太白線に入って東海まで行く列車だが4両編成。どうせこの時間だから空いているだろう…ほぼ満員で婆さんの横に座る。指定席なのはありがたい、定刻に発車。機関車けん引でガクンという衝撃がいい。

韓国の鉄道というものは日本同様この20年ですっかり様変わりしてしまった。2002年のワールドカップ前夜の頃に1週間くらい乗り鉄しまくったことがあるが、当時はセマウルに食堂車があり、ムグンファも必ず車内販売が乗っていたものだった。ビールに弁当、珍味とかお菓子とか買った。しかも深夜1時頃の通路まで満員の夜行列車でも人をおしのけてカートが回ってくるのだからよくやるわと思ったね。



そして線路です。中央線はKTX運転のために各所で線路の付け替えを行ったため、他の列車の速度の向上にも寄与するかたちとなり、堤川まで1時間半ほど。客車でも高速運転が可能になった。その昔は2時間はかかった記憶があるね。おかげというかつい寝てしまって自分のいびきで目が覚めた。隣の婆さんは原州で降りるときに何やら言ってきたので、アンタいびきして寝てたわよとでも言ったのかな?しかし原州駅は付け替え区間にあるので駅周辺何もない。地元にとっては不便この上ないだろうが韓国ではこのような駅が増えた。



堤川に到着。



先頭の機関車の写真を撮りたかったので前へ向かってると駅員に制止された。釜山駅ではホーム先端へ行くと警告音が鳴るし本心は嫌なのだろう。



なので発車を見送ります。ホームは結構長いのだが、高床式のKTXとステップのある客車を同じホームに停めるために高さが違う。下関駅のようであり、広電宮島線のようでもある。





駅舎はかつては2階建てでどこにでもあるような雰囲気であったが、これまたどこにでもあるような橋上式駅舎に替わっていた。構内にはコンビニがあり、コンコースの一角で健康食品?の露店がある。





初めて来たのは1999年、当時は新見や津山のような地下道連絡だった。ホーム上には立ち食いうどん屋がありメニューはひとつだけ。大根の入ったうどんでおでんのように煮えているのかと思ったら沢庵でぽりぽり食感。価格は1,500ウォンでした。そして今日もここで昼食とする、次に乗る予定の列車まで1時間半ほどある。





しかし地方の駅前と言うのは日本も韓国も一緒ですな…誰も歩いてない。そのためか飲食店なかなか見つからず、なのでGoogleマップで「ランチ」といれて検索してヒットした店にしようと思うも1軒目は混んでいた。2軒目はひとりでは入りにくい雰囲気。ほかは…廃業している店もちらほら。





駅前の商店街まで戻ってみると店はあるけどもなんの店か分からず、さりとて店内が目張りして見えないのでどうも。





結局この店にしてみた、駅から徒歩3分ほどで店先にメニューがありうどんがメイン。やっぱり堤川ではうどんを食べなさいと言う思し召しでしょう。店内は昔の食堂と言う風情で老夫婦がやってて先客3人、みな爺さんでなにやらつまんで焼酎飲んでは店主と雑談、練炭ストーブが炊かれており温かい。と思ったら隅の席にひとりで食事している人もいた。婆さんが注文取りにきたのでメニューを見せてほしいと伝えると貼ってあるメニュー表ですべてだと。つまりはうどんがメインでご飯物はやってないんですね。



頼んだものはうどんとトンカツのセットで9,000ウォン。こっちではトンカツではなくてトンカスですね、韓国人はトンカスが大好きですよね。ちょっと揚げすぎな気もするけど、やはりこれならご飯が欲しくなるね。

うどんの味ですが麺の食感は大阪で食べる立ち食いうどんに似てます、コシが強くもないがやわでもない感じ。かといって安いうどん玉のようにのび切ってはいない。具は刻み揚げに春菊。生の春菊を入れるとは思いつきません。ただし汁がね…出汁感は感じられず甘い味わい。砂糖ではなく醤油の甘味?昨日の屋台で食べた刺身醤油も甘かったしそれだと思う。

会計にカードは使えないので10,000ウォンを婆さんに渡すと店主の爺さんの財布から1,000ウォン釣りが戻って来た。レジなんてないのか、ってちゃんと税金納めてます?この店。




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