…新しい原発安全神話、原発安全神話の改訂版、新版、これが台頭しつつあるということです。つまり技術が進めば、発展すれば、安全な原発は可能である、安全な原発は可能であるという、こうした安全神話の改定版、新たな装いをこらして、台頭しつつあります。
例えば、地下深く原発を埋め込んで、洞窟の中で原子力発電を続ける、こういうたくらみ、こうした計画が進んでいるということであります。地下・洞窟・穴に原発エネルギーをつくる、装置をうずめて、なおかつ原発を持ち続けたいという、この意図の裏に何があるかです。それは、私たちの国が、核武装、核でもって再武装することが可能な、そういう潜在力を持ち続けようと、そうした政治的意図だと思います。
合意なき国策が、ここまで進んできました。