「ひとりでできるもん」

フル・トレラン・ウルトラに挑戦していたけど・・・。
現在休止中で、ソロキャンプにはまっています。

往還道 ふりかえり

2011年05月05日 21時15分49秒 | ウルトラマラソン
無事完踏しました。


振り返るといっても、まめに記録もとっていないので、つたない記憶と乏しい表現力で・・・。

5月3日
新幹線で新山口へ向かい、在来線に乗り換え、12過ぎに山口駅に到着。途中のコンビにでテーピングを切るはさみと山賊おにぎりを買い、迷いながら瑠璃光寺に向かいました。(すでに方向音痴の片鱗をみせる)
到着後受付で、ナンバーカードや名札や夜間走行用のピカピカするやつを受け取りました。

これは、7日間点灯可能で、電池の入れ替えもできるそうです。日常夜間練習でも使えます。
受付後、緊張しながら準備をしました。福祉センターへは何も預けず、萩城跡へ着替えとBCAAサプリと菓子パンを預けることにしました。
15:00から、熱い説明会を聞きその後、食事券でうどんを食べ、いよいよスタートです。
私は、初出場で自信がなかったので、前の辺り第2ウエーヴに陣取りました。(チェックポイントの関門時間は、ウエーブスタートの遅れが考慮されないため)

いよいよスタート。
序盤、しゃもじ~英雲荘~しゃもじ~福祉センターまでの総走行距離は約50kmです。自分にとっては走ったことのない最長距離ですが、おどろくほど快調でした。
福祉センターを出た後、いよいよ往還道に入ります。長い石畳が続き、上りはもちろんのこと下りも走ることはできません。が、ここでも、足を止めることなく歩き続けることはできました。

つらくなってきたのは、夜が明けるころからでした。第2チェックポイントの萩城には、6時~7時ぐらいに到着したと思います。ここまで85km。残り半分。着替えをすませ、椿の館第3チェックポイント(96km地点)へ向かいます。ここからは、かなりつらかったです。コーラを飲んでも、BCAAのサプリを飲んでもつらい。でも、平坦で走れるところで走っておかないと、きびしくなることがわかっていたので、ひたすら足を前に出し続けました。椿の館まであと2kmの表示からが長い~。2kmってこんなに長かったか・・・。と笠山をひたすら歩きました。もう上りも下りも走れない状態でした。走れるのは、平坦なところだけ。
やっとのことで、椿の館に到着しチェックを済まし、カレーを食べました。おいしかった~。ここでまた、少し復活し、最後のチェックポイント東光寺に向かいました。東光寺(105km地点)に到着が9時~10時ぐらいだったと思います。

明木~佐々並のエイドで元気をもらい、残り15km。
ここからが一番につらく、ほとんど歩きました。往還道に入るまでのだらだらと続くアスファルトの上り坂。この辺から、自分のゴールシーンを思い浮かべたり、何で走っとるんじゃろうと考えるだけで泣きそうになりました。
そして、沿道で、車を止めて家族総出で「がんばって~!あともう少し!」と、そして通り過ぎたのに、背中に向けて「がんばってー!」って。はずかしながら泣きながら走り(歩き)ました。(周りには、だれもいなかったので)

そして、最後の往還道に入りました。ひたすら歩きました。往還道を出てからも、走れないのでひたすら歩きました。ゴールくらい走ってみようかとも思いましたが、やっぱり歩いてゴールしました。


今回一人で参加しましたが、最後まで一人ではありませんでした。自分の前後には必ず他のランナーがいました。言葉を交わさずとも、とてもたよりになったし、元気がでました。ランナーさん達、ありがとうございました。
エイドの方々、。初参加の自分は、どこにエイドがあるのかを全く把握できておらず、目の前に突然エイドが現れた時のうれしさは、表現しがたいものがありました。早朝から、深夜まで感謝しています。
沿道で応援をしてくださった方々、元気がでました。感動しました。
スタッフの方々、ありがとうございました。方向音痴の自分も一度も迷うことなく完踏できました。
ブログで応援してくれた方々、ありがとうございました。今度是非いっしょに。


まめに記録をしていなかったので、正確ではないかもしれません。あしからず。