宗像大社の秋季大祭の二日目には
流鏑馬が行なわれるので見たら、と
勧められたので出かけてきた。
馬場はどこにあるのだろう?
朝7時半ごろ、露天がならぶ楼門前、
カメラマンが居並んでいるあたりで
聞いてみると、『ここ』だという。
巾5M、左右100Mもなさそうな所で
行なわれるのだ。『的は?』と探す。
10Mも見上げたあたりに畳ほども
ある『的』がふたつ立てられていた。
ここでやるのか!
いやが上にも盛り上がってくる時だ。
が、様子がおかしい。
馬がおとなしすぎて走らないらしい。
やっと走り始めた、と思ったら、止ま
ってしまうので、射手はやっきになる。
3回射たが形にならないまま終わり
になってしまった。あ~あ!
カメラマンは(フイルムが残っとるの
に、しょおもないブツブツ・・)と帰る。
競技ではなくて、これも神事の一種
なのだろうか。