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夏風邪を退治する法

2016-08-05 10:53:58 | 自分でできる健康維持
☀️夏風邪☁️を退治する法🍀

暑い夏でも油断できないのが風邪ですが、

薬に頼り切ってしまえば、大切な免疫力まで落ちてしまいます。

先人の知恵には、体の力を自然に引き出して風邪を治す方法がたくさん伝わっています。


🍀長ネギと梅干し🍀

風邪のひき始めにはなんといっても長ネギと梅干しです。

長ネギには体を温めて汗を出し、疲労を回復させるアリシンがたっぷり含まれています。

刻んだ長ネギに味噌、梅干し、生姜を加えて混ぜ合わせ、

お湯をかければ風邪の特効薬、「ねぎまつゆ」のできあがりです。


🍀大根飴🍀

「大根好きの医者いらず」も昔からよくいわれている言葉です。

その大根を使ってせきや喉の炎症を癒すのが大根飴。

飴といっても固形ではなく、大根と蜂蜜のエキスが入ったどろりとした液体になります。

作り方は、大根4分の1本を1センチ角のサイの目に切って、密封容器に入れ、

大根が隠れるくらい蜂蜜を注ぎます。

一晩冷蔵庫に置くと大根が浮いてきますが、浮いてきた大根だけを取り除けばできあがりです。

上澄みの汁を少しずつ飲んでください。

この大根飴には喉の痛みを癒す強い消炎効果があり、とてもよく効きます。


🌸豆腐湿布🌸

熱が出てしまった場合にも、先人たちは料理に使う身近な材料を使って熱をとり、

体の回復を図る様々な工夫を行ってきました。

39度以上の高熱には豆腐と生姜で熱をとる豆腐湿布が利きます。

豆腐湿布は豆腐の気化熱で額を冷やしつつ、

生姜の発汗作用で老廃物を排出する理想的な手当です。

水を切った豆腐いっ一丁をボールでつぶし、豆腐の1割の量のおろし生姜を加えます。

豆腐の二割の量の小麦粉を加えて硬さを調節。

中身が飛び出さないように木綿の布に包んで額に当ててください。

高熱の場合、毒素を吸って臭くなるので、一時間ごとに新しいものと取り替えることをお勧めします。

以上。

夏バテ予防茶

2016-08-04 22:17:31 | 自分でできる健康維持
☀️夏バテ😄予防茶🍀

自然の野草や野菜には体質を改善する効果があるということを先人たちはよく知っていました。

ただ、効果を得るには継続して摂取することが必要ですが、

お茶にすれば無理なく続けられます。

ここでは夏に負けない体を作る代表的な薬草茶をご紹介しましょう。


🍀どくだみ茶🍀

体の毒や老廃物を出すどくだみ茶は、昔から有名な夏バテ予防の特効薬。

自然食品店などでも売っていますが、手作りの方法ご紹介します。

摘んできたどくだみを洗って陰干しして、乾いたらハサミで1センチメートルくらいに刻みます。

弱火にかけた鍋に葉を入れ、何度も混ぜ合わせて、完全に水分が飛んだらできあがり。

5グラムの葉を、1.5リットルの水に入れて沸騰させ、さらに5分ほど中火にかけた後、

茶漉しで漉せば出来上がりです。

麦茶とブレンドすれば、さらに美味しくいただけます。


🌸梅醤(うめしょう)番茶🌸

夏バテを防ぐ定番のお茶。

湯飲みに梅干しを入れてほぐし、醤油を少し垂らして番茶を注げばできあがりです。

梅干しの疲労回復効果と番茶の抗酸化力、

醤油の健胃作用(胃を健康に保つ働き)でシャキッとします。

これは風邪のひきはじめにも効果を発揮します。

「梅はその日の難逃れ」という言葉もあるように、

古来、梅は薬として重宝されていました。

今でも旅館等の朝食に必ず梅干が出されるのはその名残でしょう。

また、梅干しをペースト状にしてポットなどに入れ、水を注いでかき混ぜるだけでできる、

「梅水」も優れた健康効果を発揮します。

梅干しはクエン酸や塩分を含んでいますので、

梅水をこまめに飲むことで熱中症予防にもなります。


🌸甘酒🌸

意外と知られていないいませんが、甘酒にも夏バテを防ぐ高い健康効果が秘められています。

甘酒は、なんとなく冬の飲み物というイメージがありますが、

甘酒にはビタミンB1やB2、アルギニンやアミノ酸、ブドウ糖など、

病院の点滴と同じような成分が含まれており、

江戸時代には夏の体力回復の飲み物として親しまれていました。

実際、甘酒は俳句では夏の季語になっています。


以上。

女性の体質改善は4ヶ月

2016-07-22 19:33:56 | 自分でできる健康維持
🌸🌸女性の体質改善は4ヶ月🌸🌸


調子の悪い女性は、「気虚」「血虚」「気滞 瘀血」と、

血流が悪くなる体質1つだけというより、

複数の体質を合わせ持っている場合がほとんどです。

その場合も、まずは「気虚」の改善から始め、

順に「血虚」「気滞 瘀血」の改善に取り組んでいきましょう。

この血が
「つくれない・足りない・流れない」

三つの体質を順番によくしていきますが、

体質改善は短期間で行っています。

ここでいう短期間というのは4ヶ月です。

4ヶ月という期間の理由は、2つあります。


1つ目の理由は、赤血球の寿命です。

赤血球は骨髄で生まれて全身の血管えと流れて行きます。

そして、古くなってくると、最後は脾臓で壊されます。

この期間が120日。

すべての血液を新しく生まれ変わらせるために4ヶ月が必要なのです。


2つ目の理由は、女性のリズムを作る卵子です。

といっても、なぜ血流の話に卵子がかかわるのか不思議に思われるかもしれません。

漢方では、「子宮は血の海 」という言葉があります。

女性にとって非常に大切な血は
子宮・卵巣系の働きに象徴されています。

血流の状態がよくて初めて生理の状態はよくなりますし、

生理の状態がよくないと血流の状態もよいとはいえません。

この生理のリズムのもととなる卵子が準備されるのに約4カ月かかるのです。

女性の卵子は胎児のときにつられると、

その後二度とつくられることはありません。

卵子は卵子の倉庫である卵巣に蓄えられ、

そこから選ばれた卵子が生理周期に合わせて取り出されます。

卵子を取り出せる状態になるのに4ヶ月かかるのです。

しかし、4ヶ月たたないと変化が起きないわけではありません。

日々着実に体は変わっていきます。

体調もしだいによくなっていきます。

そして何より、一ヶ月ごとの生理が目に見えて変わります。

僕が婦人科のカウンセリングをしていてよかったと思うことの1つは、生理というもので、

目に見えて変化を実感してもらえることです。

やはり、人間、わからないもは続けづらいのです。

女性はその点、非常に得です。

生理で、目で見て血流の状態が分かるのですから。


どうしても人間「すぐに」効果が出ることを求めます。

たった3日で、とか1週間で効果があればいいのに、と思います。

僕もその気持ちはよくわかります。

もしかすると、4ヶ月というと長く感じられるかもしれません。

しかし、これは一生ものの体の土台を整える方法を身に付けるための期間なのです。

長い人生の中の4ヶ月と考えてみるとどうでしょう。

決して長くはないと思いませんか?

そして、実は4ヶ月かけることには、もう一つ意味があるのです。


以前、熊野古道歩いたことがあります。

そのときに願いを叶えるということは、「あぁ、そういうことか」と妙に納得したのです。


今と違って昔の人は京都から熊野まで往復一ケ月かけてお参りをしていました。

皇族や貴族、あるいは裕福なひとたちならいざしらず、

庶民が1ヶ月かけて旅をするというのは相当に大変なことだったと思います。

1ヶ月分の旅費、生活費、あるいは残された家族のためのお金。

もちろん治安も良くなかった当時、山賊や追いはぎなどに襲われることもあったので、

大変な覚悟も必要だったでしょう。

ただ単に観光に行くというよりは、願いを叶えるためのために一心に熊野をめざします。

昔のひとが歩いた熊野古道をてくてくと一歩一歩、歩きながら、

妙にリアルに納得しました。

「ご利益ご、願いが叶う」というのは、

積み上げていくことなんだ。

病気のお母さんに元気になってほしい、
赤ちゃんに恵まれたい、
幸せになりたい。


そんな願いを叶えるために、旅をする前の準備から、

往復1ヶ月にもわたる旅路間、叶えたい願いを思い浮かべ、

今までのことを振り返ってみたり、

これからの自分に思いを馳せたり、…。

巡礼に出るために、そんなふうにして昔のひとは1日1日を歩いて行ったのです。

願いが叶う、ご利益というのは、神様がくれるものではなくて、

自分の積み重ねた行いによって手に入れたものなのだと思うのです。

熊野詣で、お遍路さん、お百度参り、願かけ、…。

昔から伝わる願いを叶える方法は、すべて思いを込めながら何日にもわたって続けていくものです。

単に霊験あらたかな場所に行くというよりも、

その思いつづける行為そのものに意味がある。

日々、願いを意識して生活や行動を変えていくための昔のひとの知恵から生み出された伝統なのです。


これと同じことを漢方相談でも感じています。

ぼくの相談を受けられる場合、初回は必ずお店に来ていただいています。

大阪や東京、あるいは沖縄や北海道といった遠方の方でも、

必ず最初は出雲まで来ていただいているのです。

以前はお電話だけで漢方をお送りしていたこともありました。

しかし、電話だけの方よりも、出雲まで足を運んで相談された方のほうが、圧倒的によい結果が出るのです。

たとえば妊娠率では、3倍も違いました。

とても不思議だったのですが、お話をうかがううちに理由がわかってきました。

出雲まで来られた方は、みなさん忙しい中、何とか時間をやりくりしたり、

ふだんあまりとらない休みを無理や
取ったりします。

わざわざ出かけることが、今までの生活を見直すきっかけになったり、

夫婦で話し合うきかけになったり、

日常を飛び出すことで気持ちが楽になったりしていたのです。

そして、血流を改善する方法を一つ一つ着実に実行されたからこそ、結果につながったのです。

ただ単に通信販売のようにお手軽に始めるのと、

時間と手間をかけ自分の望みを明確にして始めること。

その効果には3倍もの差がありました。

熊野古道を歩いたときに、思いを込めて行動することにこそ意味があるんだなぁ、とすーっと腑に落ちました。

体が変わるのに4ヶ月かかります。

しかし、この4ヶ月を単に体の変化を待つだけの時間にせずに、

自分自身を変える4ヶ月にしてみませんか。

次号からは、体を整えて血をつくり、増やし、流れるようにするための方法を一つひとつお伝えしていきます。

単にノウハウとして実行するのではなく、ぜひ自分の願いをはっきりとさせて、思いを込めて実行してください。

自分自身が積み重ねたのは、絶対に自分を裏切りません。

あなたの願いを明確にして、それを実現するために血流を増やしてほしいのです。

そうすれば4ヶ月後、大きく変わった自分に必ず会います。



(「血流がすべて解決する」堀江昭佳より)

なぜ、サラダ油が体に悪いのか

2016-07-16 14:29:27 | 自分でできる健康維持
なぜサラダ油が体に悪いのか?


半世紀もの長い間、日本の国民は動物性の脂を取りすぎると、心疾患など様々な病気や、肥満の原因になるとして

「植物性の油であるサラダ油(リノール酸)の摂取を増やして、

動物性脂肪を減らすのが健康に良い」

という栄養指導を徹底的に受けてきました。

そして私たちは動物性の脂肪を食べないようにして、

積極的に植物性の油(サラダ油など)を摂取するようにしてきたのです。


しかし、このサラダ油のリノール酸に関しては、

あまり気持ちの良くないデータが2つあります。

それは、西欧諸国において戦後、リノール酸の消費の増加に比例してキレやすい若者が増え、

殺人や不慮死が増えているという事実です。

最近、日本でもその種の事件が多くなっています。

もう一つが、日本では本土に比べて揚げ物や炒め物を食べる頻度が高い沖縄県の場合です。

1970年に沖縄が本土に復帰するまで沖縄の人はラード(豚油)を愛用していました。

しかし、復帰後、本土の影響受けた若者を中心にサラダ油(リノール酸)の摂取量が急激に増えました。

その結果、長寿日本一だった沖縄の死亡率は少しずつ上昇し、ことに男性の死亡率が上昇してきました。

すなわち、40歳未満の若い層では不慮死が増え、50歳〜60歳の壮年層ではがんや心臓病が増加しています。

ちなみに、沖縄県の平成24年度の平均寿命を見ると、女性は87.02歳で全国3位となり、

長期間占めてきたトップの座を長野県に譲ってしまいました。

一方、昭和60年まで全国第一であった男性の寿命は急降下し、79.03歳で全国30位となってしまいました。

これは、沖縄の男性が女性に比べて泡盛という度の強いアルコールを飲むのも1つの原因でしょうが、

ラードからサラダ油の食生活の変化も無視できない原因の1つです。

「サラダ油はアレルギーやがんを増やす」

と言われてもう10年以上になります。

その最大の理由は、成分としてリノール酸が多いからです。

🍀豆知識🍀ーーーーーーーーー

ホイップクリームやコーヒーフレッシュは乳製品ではなく、ミルク風味に加工したサラダ油です。

本当の魅力は悪くなるので冷蔵庫にしまいますが、

これらの加工乳は何日もテーブルの上に置いてあります。

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リノール酸が健康に良くない理由として、従来の2つの理由が挙げられていました。

まず、リノール酸は体内で代謝される、炎症起こす物質
(プロスタグランジンやロイコトルエンなど)
を生産すると指摘されています。

弊社とは、やけどをしたときに皮膚が腫れる、

風邪をひいたときに扁桃腺や喉が腫れるなど、あの腫れをもたらすものです。

つまり、リノール酸系の多価不飽和脂肪酸は、どうしても炎症起こしやすくします。

主な炎症は乾燥肌、かゆみ、乾癬、アトピー性皮膚炎、花粉症、炎症性腸疾患、肝炎、気管支炎、がんなどです。

血管に炎症が起きれば血管も硬くなり、動脈硬化を起こしやすく、

さらに赤血球や血小板などの血液細胞が固まると
血がドロドロになるので血管の目詰まり(血栓)を起こして、

その結果、血流が悪くなるために血流障害による病気が起こりやすくなります。

炎症物質であるプロスタグランジンやロイコトリエンの急増により、

体内での炎症も多くなり、アレルギー、アトピーのみならず、がんも起こり起こすことになります。

さらに血流障害による性疾患や認知症、脳梗塞など脳の病気にもなりやすい体質となるのです。


外食産業が日本に上陸し、インスタントラーメンやカップめん、スナック菓子などの

サラダ油で加工した食品が爆発的に流行し始めたのは、

東京オリンピックや大阪万博が開催された40年くらい前からです。

この40年の間に、健康に障害を与えると問題になっていた自動車や工場の排気ガスに関しては

排ガス規制が進み、河川の汚染は少なくなり、大気も飲み水もきれいになりました。

しかし、がんやアレルギー、一向に減らず、「認知症」や「こころの病気」も増える一方です。

サラダ油は健康によくない、もう一つの理由として「トランス脂肪酸」の問題があります。

🍀豆知識🍀ーーーーーーーーーー

サラダ油を水素添加して、トランス化(trans-変える・移すの意味)し、半固形や固形化(擬似脂肪化)したものを「トランス脂肪酸」と呼んでいます。

牛や羊などの反芻する草食動物の胃の中でもトランス脂肪酸が作られるため、

牛肉や羊肉、牛乳や乳製品などにも微量のトランス脂肪酸が含まれています。

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トランス脂肪酸に関して、健康障害を起こすと発表されてから、アメリカやカナダは非常に神経質です。

両国では2006年にトランス脂肪酸の表示が義務化され、

バターやマーガリン、食用油にはトランス脂肪酸の含有率の表示が必ずあります。

それは、トランス脂肪酸が

「悪玉コレステロール値を上げて、心疾患を増やす」

とされているからです。

トランス脂肪酸は人の体にはありませんが、

牛や羊の肉や、ミルク、バター、チーズなどの動物性脂肪にはトランス脂肪酸が含まれています。

牛や羊のミルクやバター、チーズに含まれているトランス脂肪酸が体によくないという話はあまり聞きません。

これは多分、量的な問題で、ミルクやバター、チーズに含まれているトランス脂肪酸は少ないからでしょう。

しかし、植物用原料とするマーガリンやショートニング、マヨネーズの場合は、トランス脂肪酸の含有率が一挙に高くなります。

バターやチーズはどうしても高価なので、消費者には値段の安いマーガリンが好まれます。

市販のクッキーやビスケットも成分表を見ると、

大部分のものはマーガリンやショートニングが使われています。

マーガリンの原料となるサラダ油は融点が低く液状です。

したがって、バターのように固形化するために化学処理をし、

水素添加してバターもどきを作っているのです。

したがって、家庭の台所で積極的にサラダ油を使っていなくとも、

外食産業の揚げ物や炒め物、ケーキ、クッキー、サンドイッチなどを食べていると、自然にサラダ油の摂取量が増えてくるのです。

豆知識ーーーーーーーーーーーー

トランス脂肪酸の多いショートニングオイルは、サラダ油から作られています。

shortenには「短くする」「削る」「もろくする」「舌触りを良くする」などの意味があります。

ショートニングは、フライヤ菓子などのサクサクした感覚を出すのに使われています。

外食産業の歯ざわりの良いフライなどの揚げ物は注意が必要です。

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もし、外食するなら

ファーストフード店を避け、

サラダ油を使ってあげた惣菜、天ぷら、フライ、串カツ、コロッケ等は口にしないことです。

安全なのは、

寿司屋、おでん屋、焼き肉屋、鍋物や、ステーキハウス、それに上質のオリーブオイルを使っているイタリアン・フレンチレストランなどです。

天ぷらや揚げ物食べなければ、蕎麦屋、うどん屋も安全です。


ただ、個人レベルで生活を一変させるには相当の覚悟と行動力が必要です。

外食産業や加工食品で、リノール酸の含有率が高いサラダ油や不飽和脂肪酸の含有率が圧倒的に多いパーム油の使用を法律で規制すると、

多くの病気は急減して5年以内には国内の総医療費は低下してくるでしょう。

サラダ油やパーム油はそれほど国民の健康に悪影響を与えているのです。


ここ10年間でニューヨークの平均寿命は飛躍的に伸び、
全米のトップに踊り出ました。

わずか10年の間に男性の平均寿命は13歳も、女性のそれは8歳も伸びました。

短期間での伸び率としては前例のないものです。

平均寿命はこれほど伸びるということは、関連疾患も激減していることを意味しています。

その最大の理由は

メタボ対策として、マーガリンやマヨネーズに多く含まれているトランス脂肪酸を厳しく規制したことです。

食用油は健康にこれほど深い関わりがあるということを

私たちは、もっと、もっと、真剣に受け止め、考えていく必要があるのではないでしょうか。


豆知識ーーーーーーーーーーーー

人体の全ての細胞の膜は脂質でできています。

トランス脂肪酸が膜に入ると、細胞本来の活動が円滑にできなくなります。

脳に障害を起こしたり、心臓病になりやすくしたり、糖尿病の重大要素になるとして、

アメリカでは2008年に、すべての加工食品にトランス脂肪酸の使用を禁止しています。

ーーーーーーーーーーーーーーー

以上


(「そのサラダ油が脳と体を壊してる」山嶋哲盛さんより)

お年寄りは家でゆったりできる方が長生きできるのか?

2016-06-21 20:45:22 | 自分でできる健康維持
🌸🌸お年寄り🌸🌸は家でゆったりできる方が長生きできるのか?


「お年寄りは大事にいたわって、ゆったり過ごしてもらうほうが長生きできる」

と信じている人も多いと思います。

しかし、これは思い込みに過ぎません。

高齢者になるほど、外出震度が低下しやすいのが普通ですが、

だからこそ、私たちの研究チームは、外出頻度別に、

その後の生存率を調査しました。

めったに外出しない人は、6年後には、

約半数が上が死亡していました。

外出できないほど体調が厳しい人がいることも確かですが、

総合的な生存解析でも、外出が多いかどうかは、他の要因を制御しても、

その後の生存に関しては、

大きな要因であることが明らかになっています。

また、

都市郊外に住む高齢者の外出状況を

性別に、年齢階級別に調べてみました。

すると、加齢するとともに毎日外出する頻度が低下する傾向がわかると同時に、

男性に比べて女性の方が外出頻度の低下が著しいことが明確になりました。

これは、

「外出できなくなるほど弱っても、女性の方が生命力がある」

ということと大きく関係すると考えられます。

男性は、長寿の方は総じて元気であり、

元気を失うと、女性より早くなくなることが多いからだと推測されます。

ただ、加齢とともに外出頻度が低下する理由としては、

足腰の機能が低下することのほかに、

どうやら別の要因があるようです。


では、逆に、外出する頻度を増やすためには、

どんな要因があるのでしょうか。

関連する要因を調査しました。

すると、新聞を読み、預貯金の出し入れをする知的能動性が高く、

「主観的健康感」を持つ群の外出頻度が高い結果となりました。

新聞を読むだけなら家の中でできるのですが、

読めば広く社会のことがわかり、社会に興味を持ちます。

これが「外出してみよう」という意識につながってくるのでしょう。

もっと直接的には、映画やお芝居、デパートのイベントなどを知り、

それを見に行くという目的も生まれることが推測されます。

また、年金などが振り込まれるので、

生活するためには預貯金の出し入れは、いくつになっても不可決です。

「お金をおろして何かを買おう」と言う意識自体が、生きる気力に結びつきます。

これをあきらめて人におろしてもらったり、

財布をお嫁さんに任せたりしてしまうと、

主体性を失い元気がなくなってくると考えられます。

足の痛みや、治療している病気があることなどは、

外出頻度を低下させる要因としては、影響が小さいこともわかりました。

つまり、

「あちこち痛くても、なんとか元気でやっている」

と思える前向きな姿勢=「主観的健康感」が、

外出や社会参加を経て生存率を高くするということです。


外出をほとんどしない高齢者は、

6年間で生存率は50%へと低下しまいますから、


健康長寿のために、

毎朝新聞を読み、

財布を握り、

「自分はまあまあ健康だ」と前向きに構える

ことをお勧めします。


(「ピンピンコロリの法則」星旦二著より)