ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

川崎むねりんと九電社長の生き方について考える。

2012-01-14 22:17:08 | 日記
 ご無沙汰しておりました。清武解任事件以来すっかりプロ野球に興味がなくなったひげめがねですこんばんは。
 しかし、たまにはいいニュースも。

川崎宗則、マリナーズとマイナー契約

 川崎ムネリンがマリナーズとマイナー契約したと聞き、大変うれしくなりました。あこがれのイチローのチームメイトに一歩近づいたということで何より喜ばしいことです。
 新聞記事にも書かれていましたが、「そんな夢を追いかけるより、現実をみた方が…。もったいない」というアドバイスをいくつも受けたとのこと。しかし、我らがムネリンは、年俸2億を捨てて夢を追いかけたのです!
 まあ、普通の感覚では「夢で飯は食えない」と思うでしょう。でもひげめがねはムネリンに完全同意です!!
 だって、「イチローと同じチームでプレーする」なんてことは1兆円でもお金で買うことは不可能だからです。お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードでどうぞ。
 ひげめがねも給料の良い安定した職場を捨て、夢を追いかけて生々流転の生活の末、ようやく自分の居場所のようなものを見つけることができたから感じることです。まあ、減額年俸はムネリンとは2ケタ以上違い、その絶対値は比べモノにはなりませんが、その分ひげめがねは貧乏なので痛さはムネリンに勝ちます!(←どんな自慢だ?)。まあ、痛さの度合いはともあれ、ムネリンの気持ちはひげめがねにはよくわかります。

 その一方、同じ日の新聞には、こんな記事も

九電社長に瓜生副社長 真部氏は取締役に退く

 辞めても取締役かよ!という突っ込みが多く聞かれますが、実はこの九電社長の気持ちもひげめがねにはよくわかります。実は多くの皆さんも、道義的立場とかはともかく、理解はできるのでは?
 公的立場の皆様は「自分がそこにいる」ということが、人生の中で最もプライオリティの高いことなのです。ですから、何事もないよーに、ひたすら嵐に合わないよーにじっとしていることが何よりも重要なことなのです。そのことがみんな分かっているから、九電内部からも「社長、さっさと辞めろ」とは誰も言えず、結局社内に残ることになるのです。ひげめがねも公的機関にいたこともあるので、これも痛いほど感じます。

 確かに、今は不景気で採用などないのですが、手に職があるとか、他の職場に行っても通用するという自信があるとか、そういう方は自分の居場所を見つけるためにどんどん転職することをお勧めします。自分の居場所を見つけるってすごい楽しいことですよ。まあ、当然ながら「前の職場よりひどい、つらい」という貧乏くじを引くこともありますが、そんときはまたチェンジすれば良いのですよ(←超無責任発言)。
 私の場合は、居るにいられなくなり、いたたまれなくなり、結果的にどんどん転職したという経緯だったので…。元職、前職の皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳なく、ここにお詫び申し上げます。でも、現在のひげめがねは仕事が楽しく幸せですのでご安心ください。
 しかしこれでは自虐的日記にならず、誰も嬉しがらないでしょうか?