愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いもので16年を超えた。。。。

あぶさん

2008年11月05日 20時54分55秒 | Weblog
 昨日、中古コミックを探してみようかと思ったので早速インターネットで探してみた。

 あるんだなぁ。驚きましたです、はい。中古コミックスを販売するサイトはいくつかあるようだけど、上の方に表示されていた「全巻漫画.com」というサイトを訪問してみたら、ありました「あぶさん」。

 1~89巻までで31773円。さすがにこれだけまとまると結構なお値段になります。即注文といきたいところだが、世間の皆様同様、財布の紐はしっかりしまっているため今回は見送り。競馬でも当たったら買うことにしよう。

 少し前までは、ほしい既刊本がある時は古本屋巡りをしたものだが、まぁ便利になったこと。10年位前だったろうか、川崎のぼる氏の作品、「荒野の少年イサム」をどうしても読みたくて、1年程かけて探したことを思えば、本当に便利になったと思う。しかし、一方で、なんでもかんでも、資金さえあればあまりにも簡単に入手できるという社会は、ちょっと????でもある。かな。

 「荒野の少年イサム」を発見したのは、名古屋の古本屋さん。出張の際、たまたま通り道にあった古本屋さんにイサムくんはいたのです。あの感動たるや、いまでも鮮明に覚えている。あまりの嬉しさに、店の主に、1年間探していたこと、作品に対する思い出を延々とおしゃべりしたものだ。確か2冊くらいだったと記憶するが、あまり状態がよくないものも混ざっていたがもちろん購入。宅配便で手配してもらったのだが、家に商品が到着した時には、その傷んでいたはずの本の状態が良くなっていた。荷物には手紙が添えられており、やっと巡り合えた本であることを力説したせいか、店の主は探してくれたのだという。感激しましたねぇ。ホント。

 ちなみにこのサイトで「荒野の少年イサム」を探してみたけど無かった。ちょっとホッとした気分。

 主と何も話をせず、ただ黙って購入していたのではこうした親切を受けることもなかったことは明白。出会いって素敵です。

 飛行機のファーストクラスやホテルのフロアを貸し切ってしまうようなことをしていては、こうした素敵な出会いはないんだよね。小室さん。「市井の人は僕に近づくことは許されないんだよ」などと思っていたのかなぁ。素敵な楽曲をたくさん世に送り出していたのに本当に残念。
コメント
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