ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

ヘチマ化粧水を作る材料

2008年09月05日 | ひかり薬局の出来事

Img_0014毎年この季節になると相談を受けるのが、ヘチマ化粧水の作り方。「今年は○○リットル、ヘチマ水が採れたから、材料を揃えて下さい。」という形で注文を受けます。ひかり薬も開店当初は、薬局で化粧水を調製して代金を頂いていました。それをやめたのは、採取して持って来られるヘチマ水の品質が一様でないこと。ろ過に時間がかかって、つくる暇がなくなったこと。その後は材料のみの販売に切り替えています。材料としては、エタノール・グリセリンに防腐剤はホウ酸を使っていましたが、ホウ酸が皮膚に使われなくなってからは(眼科の眼の洗浄には今も使っていますが)パラオキシ安息香酸エチルが多いようです。・・・聞きなれない品名ですが、いわゆるパラベンです。化粧品の成分表示でもよく目にしますよね。しかし、なんとなくパラベンは抵抗ある~という方には、エタノールを多めに配合することや、数ヶ月先の分は冷凍保存することをお勧めしています。さて、このパラベン(エチルパラベン)は使う量が少ないのに、市販されている規格は大きくて困っていたら、製薬会社をしている知り合いの薬剤師の先生から100gほど、小分けしてもらえるようになりました。これで安心。ヘチマ化粧水を自家製で作りたい方はご相談下さいね~~。ところで、ヘチマ化粧水の季節は、秋風が吹いて少しさびしさを感じる季節。だからというわけでもないですが、夏のバーゲンで購入したレモンイエローのジャケットを最近着ています。これを着るとなぜか、元気に見えるようです。秋分の日くらいまでは着ても大丈かしらん?


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