草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ディッキンソニア

2019-06-23 02:17:28 | お知らせ
   昨夜のネズミは脱出もせず、猫に襲われることもなく、ゴキホイの中で静かになりました。
   このまま燃やすゴミに出すことになりそうです。



         物思うディッキンソニア。進化してもこの世界には漫画はなさそう。

   エージェントの結果を待っていた頃。
   H・P・ラヴクラフトの“ダゴン”を漫画化してみようと思い、資料を読んでいたら
   ディッキンソニアという生物に出会いました。

   先カンブリア時代の生き物。
   大きさは一円玉の半分くらいから直径1メートルくらいまで。
   ヒレも脚もなく腕もなく、口のありかもわからず、眼もないらしく・・・。

   一見左右対称に見えてよく見ると左右の節構造が半分ずつずれているという・・・
   のがどれくらい“珍奇”なのか私にはわかりませんが、

   ・・・どんな気分で生きてたんだろう・・・と思わず妄想。

   一方、やはり資料の中にハオリムシの仲間が載っていました。
   こちらは今現在の生物で、深海の熱水が噴き出すところにいるもの。   

   硫化水素を取り込んで、体内の微生物にこれを有機物にしてもらって生きている。
   つまり、“何も食べずに生きている”らしい。そんなの有り!?

   もしかしたら・・・私達がそれしかないと思っている「食う←→食われる」の生態系とは
   全く違った生態系ができてくる可能性もあったのかな・・・。

   ゴキホイをつまんでゴミ袋に入れながらそんなことも考えてみたのでした。


    姑の姑の植えたオシロイバナが今年も咲き始めました。
    これを見てアレー!これまだあったの!という世代の人はもういません。
    この花をじっと見ていて横の茂みに目をうつしたら青い花が・・・。
    ツユクサかな?と思ったらオシロイバナの残像でした。

おばあちゃんになっても漫画

2019-06-20 02:28:03 | お知らせ

   今日は半日お片付け。
   もうすぐ息子夫婦がくるのですこしはきれいにしませんと。
   嫁ちゃんは掃除なんかいいですよー!と言ってくれますが、
   年寄り所帯の手抜きぶりは嫁ちゃんの想定外だと思うので、何とかせめて想定内に。

   なぜか部屋の真ん中を占領している夫の自転車をどけないと二人の場所がない。
   あれをどけて、これをこっちへ移動して、とぐるっと回って、ただ回転しただけのような気も。


   CLIP STUDIO の無料体験版を入れてみてるので(しょっぱなからスキャナが動かなくて悩んでます)
   メールに「国際コミック・マンガスクールコンテスト」の受賞作のお知らせが入りました。

   ざっと見てみましたが、う、うまい!
   これ、まだプロになってない人たちのコンテストですよね!?
   何てレベル高いんだ!!

   一番ショックだったのはでもこのレベル高い画面になじめないこと。
   あんまりきれいで親しめない。
   デジタルで漫画を読むこと自体についていけないのかもしれません。

   私の少し上の世代からかな、「大学生になっても漫画を読むのか!?」と言われたのは。
   読むんだよ~ん、だってそれにふさわしい素晴らしい作品があるんだもん、と、
   社会人になっても母になっても読んできましたが。
   
   おばあちゃんになっても読むんだよ~ん、というわけにいかないのかなぁ・・・。
   漫画という世界そのものから落ちこぼれていくような心細さを感じます。

   おばあちゃんになっても漫画は読みたいです。
   それもしょぼくれた所帯臭いのじゃなくて、夢のある漫画が。
   見た目しわしわでも心の一角は少女なんです。



   脇役を久しぶりに描いてみようとしたら忘れてて、下描きしました。下描きするとやっぱり硬くなるなぁ。

仏心をノックしよう

2019-06-19 02:15:36 | お知らせ



   「人の心には鬼と仏と両方住んでる。
    鬼に話しかければ鬼が答え、
    仏に話しかければ仏が答える」



   昔、新聞の読者の手紙欄で読んだ言葉です。
   その方のおばあさんがよくおっしゃっていたそうです。
   
   これを読む直前、私は父から言われました。

   「お前たちは放っておくと、どうせろくなことをせん。
    だから自分たち教育者がその根性を叩き直してやるんだ」と。

   それは変です。
   人間の本性がろくでもないとしたら、教育者だけが“ろくである”と誰が保証するんでしょう。

   教育委員会ですか?文科省ですか?
   どちらも人間が作ったものですから、人間の本性がろくでなしだとしたら、
   集まってこねあげればこねあげるほど悪くなるんじゃないですか?

   真っ黒な墨の中で洗濯するようなものでしょう?

   オオカミの群れに赤ちゃんを任せた方がマシです。
   せめて、人間は善いものだよ、というフリでもしないと教育なんて成り立たない。

   口には出せません。父が恐ろしい。

   そんな思いの直後に読んだから、
   おばあさんの言葉がよけい印象に残ったのかもしれません。

   私の性格は父に似ています(笑)
   わりとすぐにムカッときて、心臓に突き刺さる言葉を投げたくなる
   そのたびに

   「仏に話しかける、仏に話しかける」

   と、おばあさんの言葉を唱えます。
   会ったこともないおばあさんの言葉が何十年、私を落ち着かせてくれています。

満月のウサギが寝て見える

2019-06-18 02:03:05 | お知らせ


     6月17日~18日はほぼ満月。
     6月の満月をストロベリー(フル)ムーンと言うんだとか?

     (ベリーの収穫できる時期だから、ネイティブアメリカンがそう呼ぶと何かに書いてありましたが。
      ネイティブの習慣なのになぜ英語なんでしょう?
      ネイティブのもともとの言葉では何と言うんでしょうね。)

   そんなことは知らずに夕暮れ、道を歩いていたらほとんど真ん丸のお月様が見えてきました。
   左側のウサギは確かに耳の長いウサギに見えますが、
   右側が私にはウサギに見えたことがない。

   そして今夜のウサギは上の方に張り付いて寝ているように見えます。
   あれ?お月様の模様って向きが変わるのか?

   長いことお月様は空を平行移動すると思っていたんです。
   空の広い田舎に住んで夜中に庭を行き来するようになって、
   半月や三日月が昇って沈むまでに角度を変えるってやっと気がつきました。
   満月の模様の角度も変わるのか?

   変わるようですね。
   今見たら、ぼやけてますが頭から墜落気味に見える。

   地球の自転で夜空全体が円周運動をして見えるからそうなるんだとか。
   星座表をぐるっと回してみるとああなるほどとも思うんですが、
   ばっちり分かったかというと(笑)

   頭の中が平面なんです。ほんとの立体ではつかめてないので。
   だから月を描くのは難しいです。
   
   これくらいのことは気をつけなくちゃ、と思って下描きしたのに、
   ペン入れして仕上げして、気がついたら逆向きの半月を描いてしまってたりね

   う~ん、どう見ても寝てるなぁ、あのへんが臼かなぁ、
   なんて首をかしげながら歩いていたらおっとと、体も傾いてました。
   

タッチタイピングの練習を楽に

2019-06-16 02:27:51 | お知らせ


   今はブラインドタッチと言わずにタッチタイピングと言うようですね。
   これ、あんまり適当で、前に一度書きかけて恥ずかしくてやめたんですけど    

   パソコンのスキルは高いのになぜかタッチタイピングだけ苦手、
   かなり高度なことをしながら(私なんか見当もつかない)
   ずうっと一本指でキーを見ながら打ってああ肩が凝る、という人が身近にいたりするので書いてみます。
   あほらし、って笑っといてください。

   タッチタイピングの練習ってやっぱりかなり我慢がいりますよね。
   何がしんどいって、覚えてないのに見ずに打て、っていうのがまず耐えられない。
   ついついキーボードを見たくなる。ここ、かなり我慢です。

   で、私は50過ぎて練習を始めた時、カンニングペーパーを作りました。
   白い紙の上に手を乗せて、周りをサインペンか何かでグルグルっとなぞる。
   とりあえず両手の形が描けますね。

   指の真ん中、指紋のど真ん中のところに、ホームポジションになるキーを書きこみます。
   アルファベットの3列の真ん中の列ですね。
   最初に指を置くところ、必ずここに指を戻す位置です。
   特に突起のあるFとJが大事です。

   画面から切れるのでもう一度図を入れます

   それからその周りにその指で打つ他のキーを、ホームポジションのキーから
   右上、とか左下、とかおよその位置に書きこみます。
   左手の小指だったらど真ん中がA,左上にQ,右下にZ。

   この図をキーボードと画面の間に置いて、ふんわりとホームポジションに指を置き、
   キーボードは見ずに図を見て打つわけです。 

   ホームポジションから指全部を離さないでさえいれば、図を見て必ずキーの位置がわかります。
   
   自分の指をなぞった絵なので、指の先にキーをくっつけていくような感じです。

   カンニングじゃん、だめじゃん、と言われるかもしれませんが、
   苦痛を感じて投げ出すよりずっといい。
   やっているうちに指が覚えてしまいます。

   何を打ち込むかですが、あまり文学的な文章は変換にてこずってストレスがたまります。
   一番楽なのはビジネスの定型的な文章です。かなり長くても一発変換してくれます。
   でも面白くないので(笑)
   中をとって新聞のコラムなんかがいい、ということになります。
   毎日新しい話題が出るので10分とか15分とか決めて、打てるところまで打ってもいいですね。

   生きている文章を打っていると、よく使うキー、使わないキー、よくセットで使うキー、
   とキーの個性が感じられて覚えやすいように思います。
   「を」「だった」「しましょう」とか、セットで指が動くようになります。

   日本語の文ばかりで練習していて私が困ったのは、アルファベットを意識しないで打つようになるので
   英語を入れようとすると頭の中でアルファベットに分解するのに時間がかかることですね(笑)
   タカタカ打っていて突然「え~っと・・・」になるので、「ブラインドタッチできてるのにどうしました!?」
   って言われます。
   英文は英文で練習しないとだめですね。
   
   まぁこの程度でいい人はこんな方法もありますよ、ということです。
   ビジネスでバリバリやる必要のある方は正攻法で頑張ってください。
   

   

   

今夜も起きておられますか?

2019-06-15 01:39:19 | お知らせ

   昨夜は失礼しました。
   いつも真夜中の更新ですが介護の話だったので、

   介護中の人はこんな夜中は寝られるものなら寝ているだろう。  
   起きているとすれば昼夜逆転のつきあいか、排泄の介助か。
   こんなもの読んでる暇はないだろうな・・・とか考えて、予約投稿にしてみたんです。
   たぶんブログでそういうのはあまり関係ないですね。

  
   若いときから夜型で、主婦していても直らない。
   夜中にならないと落ち着いて座れません。
   自分がそうなのに、ふと思います。
   こんな真夜中にどういう方がこれを読んでくださっているんでしょうか?


   ストーリーの練り返しに手こずっていると絵を描かないので、あっという間に手が落ちていきます。
   なのでここでペンを持ったり、キャラクターを描いてみたりしてるわけですが。

   中学生から高校生くらいの時期は、一度描いた絵を一週間くらいたって描き直してみると、
   別に何もしないのにうまくなっていたりします。
   大人になってしまうとそうはいきません。
   齢をとると、あがきながらずり落ちていく。
   
   高校卒業までに叩き込んだ基礎は一生持つように思えます。
   若い時の勉強不足がこたえます。 


 
   ボールペンぶっつけ

見守りの頼み方

2019-06-14 20:00:00 | お知らせ
 
   気がつけば自分もいい年ですが、周りにはもっと高齢の方がいっぱいです。
   一人暮らしのお母さんが危なっかしくなってきて、でも息子・娘には 自分の生活がある。
   皆さん苦労なさってますよね。

   「あそこの娘さんが今日様子を見に来ていて、母がだいぶ頼りないので気をつけてやってくださいって頼まれたん。
   けど困るよね、新聞がたまってないかとか、植木が枯れてないかとか、頼まれなくても見てるけど、
   ただ気をつけてやってって言われても」

   「そりゃそうだよね、ずっと見張ってる訳に行かないし」

   「第一、私の家は離れてるしね。あなたの方が近いから、あなた気を付けてあげてね」

   ん、えっ!? 私、娘さんの顔も知らないんですけど。

   それでも言われれば気になるので気はつけてました。
   ある日の夕方、トイレの電気がついてるのを見ました。
   夜半に見てもついている。
   でもずっとつきっぱなしなのか、今またついたのかわかりません。
   真夜中に見てもついている。
   じ~っと見てましたが消える様子がない。
   どうすればいいですか?

   訪問すれば、ただ消し忘れてぐっすり寝てらっしゃるのをじゃまするかもしれない。
   ご本人もびっくりしますよね。
   確かめずにどこかへ連絡したら騒ぎになります。

   どうしようどうしようと思いながら放置。
   翌朝新聞が取り込まれていてやれやれでしたが、漠然と頼まれると際限のないものだと感じました。
   私は頼まれてませんが(笑)

   ご近所に頼むときは遠慮なく、具体的にこの点を、と言ってもらった方が相手は楽です。
   無理なら無理と言えるでしょうし、他の責任からは解放されます。
   ご本人にも誰と誰にこういうことをお願いしてありますよ、と
   記憶が頼りなくても伝えておいてもらえると、
   他人の家を監視しているのかという話にならなくて済むように思います。



   ボールペンぶっつけ

鼻の差

2019-06-13 01:48:05 | お知らせ


   夕食後、隣の部屋に寝に行った夫が「おい、仏壇のろうそくつけたか?」

   ご飯を上げた時お線香はつけますが、ろうそくは何か行事がある時しかつけません。
   「いいや、絶対ろうそくの匂いがする。ふすま開けてみろ」
   開けてみても仏間は真っ暗。

   ドキッとしたのはおばあちゃん(夫の母)が
   「仏間の障子のところに青い火がちらちら揺れてる。あれは何です?」
   と言っていたのを思い出したからです。

   今思えばあれはレピー小体型の認知症の症状でした。
   幻視があって、非常に生々しい話をするのが特徴。
   ま、まさか!?

   不安になりながら改めて空気の匂いを嗅いでみました。
   ・・・確かに植物性の油の焼けた匂いがする・・・?

   「・・・・・・厚揚げを焼いた匂いじゃない・・・・・・?」
   「あ、そうか!」

   厚揚げを網で焼いて、小口切りのネギをたっぷり、おろし生姜をのせてお醤油をタラリ、
   おいしいですよね❤

   夕食の匂いが台所では消えて、隣の部屋に残っていたのでした (^▽^;)