山里亮太さんと蒼井優さんとの結婚で、指輪は買わないとか、話題になってますね。
もともと日本の習慣になかったものだし、どっちでもいいと思いますが、ふつう結婚指輪って
買うなら二人分買うし、買わないなら全く買わない。ですよね?
昔々、私達の結婚式の前。
指輪が必要だと言ったのは夫の方。
でも二人で買いに行ったら彼の方が「おれはいらん」と言いだしたのです。
理由を聞いても「おれはいらん。おまえだけ買っとけ」の一点張り。
だから“指輪の交換”は交換ではなくて指輪贈呈式。
周囲もちょっと妙な顔をしてるし、わけわかりませんでした。
マンションで新婚生活を始めて、気がつけば結婚してるのは私だけ。
「家はスナックじゃなーい!!」
「結婚生活は二人で築いていくものでしょ、黙って座れば至れり尽くせりサービスされると思ったら大間違い!」
さんざん文句を言って、まずは形から。
「私に指輪をさせるならあなたも指輪をはめなさい!」と、
同じお店に行き、同じデザインの結婚指輪を買い、がっちりはめさせました。
十日ほどたった頃、
「おい、これどうなってんのやろ?」
出された左手を見て、ええ!?
なんとなんと、丸かったはずの結婚指輪が五角形になっているのです。
丸々とした指の圧力で押されて変形したとしか思えない。
プラチナってこんな柔らかいものだったの!?
一カ月後、ある日指輪はどこへやら消えてしまいました。
気がついたら無かった、と彼も茫然。
押され押されて変形し続けてちぎれてしまったのか、
伸びて、薄く大きくなって抜け落ちてしまったのか。
ほんとは嫌がって捨てたとか?それほど悪質な人間とは思いません。それほど私も疑い深くありません。
その後、私も指輪はしていません。
イラストでは手も可愛く描いてますが、これは理想像。
私の手は節がそこそこあって、つけ根が細く、ぎりぎり節を通り抜けた指輪が安定せずにごそごそ動く。
お茶碗を洗うと当たってカチカチ音がする、
およそ指輪の似合わない手だからです。
もちろん、最初に抜いた時はアタマに来て抜いたんですけどね (^◇^)
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