ハゼラン(スベリヒユ科)
ピンボケ写真の山を築いてやっと撮れました。ハゼラン。熱帯アメリカ原産。
8月から犬の散歩で見かけて、変なやつだと思ってました。まん丸なつぼみだか実だかをいっぱいつけているのにちっとも花が咲いてない。どうやって増えるつもりなんだ?図鑑のどこをみればいいんだ?
先日、偶然午後4時頃この草のそばを通りかかると
おおっ、きれいな花が!
何度もシャッターを切りましたがみんなピンボケ。翌日撮り直しに行くと・・・一つも咲いてない。摘んで帰って観察していてやっと気付きました。午後3時ごろ咲いて夕方にはしぼんでしまう!
きっと夏中咲いてたんでしょう、ほんとは。そんな時間に通りませんもの。丸く見えているのは実で、つぼみは普通のつぼみの形。咲こうという日の朝からピンクのつぼみが静々と伸びてきて3時ごろになってやっと咲くわけです。
だから別名を3時草。または3時花。納得。
花火草とか江戸花火とも言うそうです。
別名を調べる前にファイル名に“飛び散った花火”とつけてました。
誰の考えることも同じですね。
夏中、この実だけを見ていたわけです。
名前がわかったのはこの実からザクロを連想して、ザクロなんとかじゃないかな、とザクロソウ(ツルナ科)のあたりを見たらその裏側のページに載っていたので(笑)偶然なんですよ。
全体は大きな円錐花序
畑の隅の溝蓋の隙間から生えています。
明治時代に園芸用に入ってきたようですが、このたくましさ!暑さにも乾燥にも強そうで、来年はますます増えそうです。
作品公開HPへどうぞ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます