先週、姫の音楽会がありました。
姫の小学校は音楽会と図工展を交互に開催します。
今年は音楽会の年でした。
姫にとっては小学校最後の音楽会です。
インフルエンザの影響で一度、延期になり、開催が危ぶまれたりもしましたが
何とか無事に全学年揃っての開催となりました
練習時間が短かったにもかかわらず、みんな上手でした。
姫たち5年生も2年前より演奏も合唱も上手になっていました
ただ、私個人として残念なのは姫が楽しそうじゃなかったこと
姫はずっと眉間にしわを寄せてました
「バカバカしくてやってらんない」という感じではなく、
緊張でいっぱいいっぱいという感じです。目が泳いでる
幼稚園の頃、姫は何をしていても楽しそうでした
ニコニコと嬉しそうに歌ったり踊ったりしていました。
運動会でも私の方を見ながら嬉しそうに・・・
「姫ちゃん、走って~」とみんなに言われながらも、マイペースで楽しそうでした。
姫はそんな楽しかった頃のビデオを見るのが好きでよく見ていました。
それが、去年「お母さん、姫、なんか一人だけみんなと動きが違うんだけど」って突然言い出しました。
「何を突然?いいやん。楽しそうやし、可愛くて」
「え~!おかしいって!ビックリやわ!変!間違ってるやん!」
「何を今更・・・もしかして、姫、今までずっと見てたのに気づいてなかったの?」
「うん、今、気づいた」
「そっちのがビックリやわ!」と心で叫びつつ
「でも、これはこれでいいと思うけど。みんなも姫ちゃん可愛いな~
楽しそうやね~って言ってたし、お母さんもそう思ってるけど」
「イヤ!一人だけ違うのって変やもん!おかしい!」
姫は小学生になってから運動会でも音楽会でもいつも緊張で張りつめた顔をしていました。
幼稚園よりも完成度が重視されるし、周りの子たちからも言われてしまいます。
姫なりに一生懸命でも周りには「出来てない」「合ってない」って言われてたんでしょう
クラブでも「姫、本番の時の顔、怖いんだけど」って言っても
「だって、そうなるの!」って・・・
今の姫は自分が楽しむよりも「周りに合わせる」「間違えない」「注意されない」
そのことばかり気にかけているようです。
「みんなと一緒がいい」「普通になりたい」
年頃の女の子としては当然のことかもしれないけれど
「姫は姫なんだ」って「姫にしかないいいところがある」って思えるようになってほしい
「他の子と比べてはいけません」ってよく言われるけど、
私は小さい頃の姫と今の姫を比べてしまう
音楽会の間、小さい頃の姫の笑顔が頭から離れなくて
目の前の姫を見ているのが辛くて仕方なかった。
あの頃みたいに笑ってほしいって、楽しんでほしいって思ってしまう。
姫が笑わなくなったのは、笑えなくしてしまったのは
姫の抱えた生き難さやしんどさに気づかなかった私のせいだなって思います。
1年生の時、担任のI先生に
「姫ちゃんは当然知っていると思うようなことを知らないことがあります。
なんというか浮世離れしている感じがします」
って言われたのに、私ったら
「そうなんですよ~ マイペースでおっとりし過ぎたところがあって」
なんて言って笑ってたんですから
姫の話から察するにI先生は姫に合わせた対応をしてくださっていたようです。
「ずっとI先生が良かったなぁ。I先生は授業中に他の話はしなかったし、
黒板にも関係ないこと書かんかってんで。
言ってることもよく解ったし・・・I先生が一番良かったのになぁ」って。
鈍感な母親よりよっぽど頼りになりますね
結局、I先生は2年の新学期には他校へ赴任してしまわれたので真相は聞けないままですが、
私はI先生は気づいてたんだろうなぁって思います。
先生なりに言葉を選んで知らせよう、気づかせようとしていたのに私の方が全く意に介さず…
先生も歯痒かっただろうなぁ
小学校最後の音楽会でも姫の笑顔が見られなくて残念だったけど、
姫が得意なものを見つけて、自信が持てるようになったら
また、みんなと一緒に楽しんで笑ってくれるかなぁって思うことにします。
やっと気づいて、告知もして、姫なりに頑張ってるんだから
少しずつ、少しずつ姫のペースで前進あるのみ
幸い姫は頑張って少しでもステップアップ出来たと認めてもらえれば納得して
また次のステップへ進める子です。
周りの人が「え?それだけ?」って言うほどのステップでも、
「出来たよ~」と素直に喜び、次を目指す子です。
そんな姫だから、いつかきっと自分の力でゴールすると思います
姫の小学校は音楽会と図工展を交互に開催します。
今年は音楽会の年でした。
姫にとっては小学校最後の音楽会です。
インフルエンザの影響で一度、延期になり、開催が危ぶまれたりもしましたが
何とか無事に全学年揃っての開催となりました
練習時間が短かったにもかかわらず、みんな上手でした。
姫たち5年生も2年前より演奏も合唱も上手になっていました
ただ、私個人として残念なのは姫が楽しそうじゃなかったこと
姫はずっと眉間にしわを寄せてました
「バカバカしくてやってらんない」という感じではなく、
緊張でいっぱいいっぱいという感じです。目が泳いでる
幼稚園の頃、姫は何をしていても楽しそうでした
ニコニコと嬉しそうに歌ったり踊ったりしていました。
運動会でも私の方を見ながら嬉しそうに・・・
「姫ちゃん、走って~」とみんなに言われながらも、マイペースで楽しそうでした。
姫はそんな楽しかった頃のビデオを見るのが好きでよく見ていました。
それが、去年「お母さん、姫、なんか一人だけみんなと動きが違うんだけど」って突然言い出しました。
「何を突然?いいやん。楽しそうやし、可愛くて」
「え~!おかしいって!ビックリやわ!変!間違ってるやん!」
「何を今更・・・もしかして、姫、今までずっと見てたのに気づいてなかったの?」
「うん、今、気づいた」
「そっちのがビックリやわ!」と心で叫びつつ
「でも、これはこれでいいと思うけど。みんなも姫ちゃん可愛いな~
楽しそうやね~って言ってたし、お母さんもそう思ってるけど」
「イヤ!一人だけ違うのって変やもん!おかしい!」
姫は小学生になってから運動会でも音楽会でもいつも緊張で張りつめた顔をしていました。
幼稚園よりも完成度が重視されるし、周りの子たちからも言われてしまいます。
姫なりに一生懸命でも周りには「出来てない」「合ってない」って言われてたんでしょう
クラブでも「姫、本番の時の顔、怖いんだけど」って言っても
「だって、そうなるの!」って・・・
今の姫は自分が楽しむよりも「周りに合わせる」「間違えない」「注意されない」
そのことばかり気にかけているようです。
「みんなと一緒がいい」「普通になりたい」
年頃の女の子としては当然のことかもしれないけれど
「姫は姫なんだ」って「姫にしかないいいところがある」って思えるようになってほしい
「他の子と比べてはいけません」ってよく言われるけど、
私は小さい頃の姫と今の姫を比べてしまう
音楽会の間、小さい頃の姫の笑顔が頭から離れなくて
目の前の姫を見ているのが辛くて仕方なかった。
あの頃みたいに笑ってほしいって、楽しんでほしいって思ってしまう。
姫が笑わなくなったのは、笑えなくしてしまったのは
姫の抱えた生き難さやしんどさに気づかなかった私のせいだなって思います。
1年生の時、担任のI先生に
「姫ちゃんは当然知っていると思うようなことを知らないことがあります。
なんというか浮世離れしている感じがします」
って言われたのに、私ったら
「そうなんですよ~ マイペースでおっとりし過ぎたところがあって」
なんて言って笑ってたんですから
姫の話から察するにI先生は姫に合わせた対応をしてくださっていたようです。
「ずっとI先生が良かったなぁ。I先生は授業中に他の話はしなかったし、
黒板にも関係ないこと書かんかってんで。
言ってることもよく解ったし・・・I先生が一番良かったのになぁ」って。
鈍感な母親よりよっぽど頼りになりますね
結局、I先生は2年の新学期には他校へ赴任してしまわれたので真相は聞けないままですが、
私はI先生は気づいてたんだろうなぁって思います。
先生なりに言葉を選んで知らせよう、気づかせようとしていたのに私の方が全く意に介さず…
先生も歯痒かっただろうなぁ
小学校最後の音楽会でも姫の笑顔が見られなくて残念だったけど、
姫が得意なものを見つけて、自信が持てるようになったら
また、みんなと一緒に楽しんで笑ってくれるかなぁって思うことにします。
やっと気づいて、告知もして、姫なりに頑張ってるんだから
少しずつ、少しずつ姫のペースで前進あるのみ
幸い姫は頑張って少しでもステップアップ出来たと認めてもらえれば納得して
また次のステップへ進める子です。
周りの人が「え?それだけ?」って言うほどのステップでも、
「出来たよ~」と素直に喜び、次を目指す子です。
そんな姫だから、いつかきっと自分の力でゴールすると思います