元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

鈴木敏夫著「禅とジブリ」読了。 そもそもジブリ作品は「トトロ」と「千と千尋の神隠し」しか見ていないので、話しについていけなかった。

2021-05-22 08:42:35 | 哲学エッセイ
鈴木敏夫著「禅とジブリ」読了。
そもそもジブリ作品は「トトロ」と「千と千尋の神隠し」しか見ていないので、話しについていけなかった。
ただ、対談相手の細川晋輔和尚さんの「吉川英治さんの小説「宮本武蔵」の中に「本来無一物という言葉がでてきて、武蔵は目の前に禅師が描いた円を見て「円を拡げてみるとそのまま世界となり、縮めてみると自己がある」ということに気づく。自分は本来無一物、何も持っていない。全て縁によって自分が成り立っているとわかった」という言葉が印象に残った。深い言葉だ、素晴らしい。
円を、アーレントの「人間の条件」の中で以下のように言っている繰り返しの円環に近いイメージを、座禅の中で感じた宇宙(自然)と一体となる循環感(円)のように理解していたのだが。
「死んだ物体は,一切を含む自然の巨大な円環の中に帰ってゆく。この円環の中では、始めもなければ終わりもなく、すべての自然物が、変化もなければ死もない繰り返しの中で回転しているのである。」P.152
また確かマルクス・ガブリエルはNHKの「欲望の時代を哲学する」の番組で、宇宙とか神とか自然とか、大きなものに包含されてはいけないと言っていたような気がしたので、彼の「新実存主義」でも、読んでみよう。




昨日の東京新聞への投稿「横浜市の秘密主義が、ワクチン予約の混乱にさらに混乱の拍車をかける」。どうせ没なのでブログに保存。

2021-05-22 07:43:26 | 時事エッセイ
昨日の東京新聞への投稿「横浜市の秘密主義が、ワクチン予約の混乱にさらに混乱の拍車をかける」。どうせ没なのでブログに保存。

私にもワクチン接種予約券が来たので、早速横浜市のホームページに書いてある方法で予約を試みた。初日はシステムにログイン出来ても予約できる機関はない。電話は一日中繋がらない。
次の日、市が区役所に配布したワクチン接種協力機関名簿があると知ったので、区役所に取りに行き記載病院に電話した。「院長の判断で、当院の患者さんに優先的にワクチンを接種しますので予約は出来ません。これは横浜市が病院が個別にルールを決めてもよい言っているからです」と、多くの病院がこう返答した。その他、市の予約システムから行う病院。患者でなくても予約を受けつける病院など様々であった。税金が使われる国家事業なのに、一院長がワクチン接種の優先度を決めていいのか。
問題は、横浜市がワクチン接種協力機関名簿を公開しないから、ネットに不慣れな高齢者を含めて多くの市民が知らない。また各病院の独自の判断で、ワクチン接種優先を決めていることである。こうした秘密主義が予約システムの混乱に、さらに拍車をかけて混乱しているのが現状である。
横浜市が高齢者は掛かり付け医で優先的に接種しますと広報すれば済むし、市民の多くはこの決定に賛成だろう。そして記載された病院に電話したりと市民が時間を無駄にすることもない。また病院も、多くの電話に対応することもない。
ちなみに予約システムはチケット予約システムのように、空いている機関を選ぶのではなく、各機関毎に検索しないといけないので非常に使いづらい

今日のジャズは、ジャズギタリストのグラント・グリーンを聴いている。オクターヴ奏法のウェス・モンゴメリーいいけれど、一音一音丁寧に音をつま弾く彼のスタイルも、また格別である。

2021-05-22 07:25:39 | ジャズ
今日のジャズは、ジャズギタリストのグラント・グリーンを聴いている。アルバムは彼のベスト盤「Jazz Guitar Essentials」。オクターヴ奏法のウェス・モンゴメリーいいけれど、のちのベンチャーズとかに影響を与えたのか?一音一音丁寧に音をつま弾く彼のスタイルも、また格別である。
今朝は、まだ冷たい雨が降っているけど、湿度が非常に高く蒸し暑いけれど、午後からは晴れる予報の横浜市、ひさしぶりに海でも見に行こうか。