〔紙飛行機の自由研究〕の先端の折り方Bの研究中に、これまでにない紙飛行機が見つかりました。いかがですか。鷹(たか)に似ていませんか。他に鷲(わし)とかトンビの名前も考えてみましたが、どれもタカ目タカ科で、大きいものをワシ・小さいものをタカ・人の身近にいるものをトンビということだそうなので、鷹(たか)紙飛行機と命名しました。
3/11におーじーうえもんさんからコメントがあり「むかし作っていました。トンビと呼んでいました。」ということでした。新発見ではなく再発見でしたね。名前は“トンビ紙飛行機”に改めます。おーじーうえもんさん、ありがとうございました。
ツバメ紙飛行機は、翼の先端の風切り羽が長く速く飛ぶのに適していますが、このタカ紙飛行機は、風切り羽は短く、人の肩にあたる部分が長く一直線になっていますので、速さはそんなに速くなくゆっくり飛んでいく感じです。「トンビがくるりと輪を描いた」という歌詞が思い出される飛び方です。投げ上げてもあまり上がりません。肩の抵抗が大きいようです。しかし、速さを押さえて斜め上に投げると、す~と飛んで行ったり、クルリと輪を描いたりします。小さなものを作って室内で飛ばしてみるのがいいと思います。
では、作り方を紹介します。今回は新聞のチラシを使って作りました。A3の大きさのチラシです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/19/5efa36571c0dab304b35ce89d17bd57d.jpg)
チラシは何度も折り曲げると、折り目を割(さ)くことができます。5回以上は折って折ったら爪を立てて折り目をシゴイています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2d/5a5cc42c71483795755964189bfe788c.jpg)
割いて、A5の大きさが4枚できました。これから4機が作れます。
その中から1枚を使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/35f22a1c229bd6b534d19daeefc7e1d0.jpg)
まず、矢印のように、長辺の真ん中を探すために、角と角を合せて折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/71/627fe7c8e788756f4d123763285f6136.jpg)
折り目の部分が中央の点(線)です。
開いたところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/0688b5795b03ab265741098b083f44da.jpg)
中央点と中央線(折り目)がわかりました。
下の角(短辺)を中央点を(中央線)に重ねて折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7a/172f0700aaeadcc91f1fc4fe43ca1525.jpg)
折ったところです。
次は、縦の中央線を決めるために、角と角を合せて横に折ります。折り目が中央線です。
開いて山折り状に机の上に置きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3a/74d2975c28cdaa8e0acdd1175745ea73.jpg)
置いたところです。折ったところが見える面を上にします。こういう表か裏かは飛び方に大きく影響しますので、注意してください。
下の短辺の左側を中央線(折り目)に合せるように折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4b/1e3d495e5c5230c32d874aba8b1beae7.jpg)
右側も同じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d6/c101d401eb8f41413bf5c8977f3274ff.jpg)
下の先端を、角の集まったところまで折って、折り目をしっかり付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/97/705dd4e2ebda231ec6dae823aa2089a1.jpg)
この折り目を次に使いますので開きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/f88f7f3b553a2fc48ec3fbd1f8eef47d.jpg)
折り目は赤線(ー)で現しています。
赤線の折り目を青線(ー)を引いたところに重ねて折り曲げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/1c/3b1eafc6f15bfa2d2ee4d4ac3193fd7e.jpg)
折り曲げたところです。
上の角と角を重ねて折り曲げます。このとき、折り曲げた部分が見えるように折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/90/2d8fd4628d5ac18af89746eef50e4370.jpg)
折り曲げたところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/76/058109e85835cae399df6ef3f082e007.jpg)
これから翼を作っていきます。
鷹の翼を真似て写真のようにハサミで切っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/15/afd77284e99f17f8e2b17917a8839aa5.jpg)
子どものときのツバメ紙飛行機の場合と同じように、指でチギッてもかまいません。写真が標準の切り方と思ってください。切り方を工夫してみてください。例えば、大鷲は“ひし形(◇)”トンビは“扇形”というぐわいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1c/b102592cf00d5d435352856254308afc.jpg)
切ったところです。これを広げると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/12/e9c27488f24eea7a82b103af8e8b8332.jpg)
このようになります。タカの形になりました。
鷲(ワシ)とトンビの形も作ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b4/f145b5c6fd973d22af22c6af924a2d97.jpg)
このように、折り曲げる角度を調整してタカ紙飛行機となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/e4/72217a22dad9f46149e9843f25abd2d5.jpg)
角度の調節は、小さいとクルクルと回るだけになってしまいます。大きすぎると木の葉のように落ちてしまいます。これを参考に、角度を変えて飛ばしながら探してください。
次のように翼を湾曲させると、大変安定して飛行します。調整角度も格段に広い範囲になります。
湾曲させる方法です。前の方は紙が重なっているので厚く硬くできていますので、指でつまんで形を整えることができます。また、その場合、後部の方も自然と整ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5a/3620a45bd4d285725723c10ab53f0976.jpg)
投げ方ですが、一般の紙飛行機のようにつまむところがありませんね。そこで、折り目の見える部分を上にして、前の方をつまみます。それをそのまま投げると、スムーズに折り目の部分を下にして飛んでいきます。何度も繰り返して上手になってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6f/28024b9f5bad7eed68ed984a6246c964.jpg)
コメントで“研究員”さんから投げ方を教わりました。
ツバメ紙飛行機は、翼の先端の風切り羽が長く速く飛ぶのに適していますが、このタカ紙飛行機は、風切り羽は短く、人の肩にあたる部分が長く一直線になっていますので、速さはそんなに速くなくゆっくり飛んでいく感じです。「トンビがくるりと輪を描いた」という歌詞が思い出される飛び方です。投げ上げてもあまり上がりません。肩の抵抗が大きいようです。しかし、速さを押さえて斜め上に投げると、す~と飛んで行ったり、クルリと輪を描いたりします。小さなものを作って室内で飛ばしてみるのがいいと思います。
では、作り方を紹介します。今回は新聞のチラシを使って作りました。A3の大きさのチラシです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/19/5efa36571c0dab304b35ce89d17bd57d.jpg)
チラシは何度も折り曲げると、折り目を割(さ)くことができます。5回以上は折って折ったら爪を立てて折り目をシゴイています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2d/5a5cc42c71483795755964189bfe788c.jpg)
割いて、A5の大きさが4枚できました。これから4機が作れます。
その中から1枚を使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1e/35f22a1c229bd6b534d19daeefc7e1d0.jpg)
まず、矢印のように、長辺の真ん中を探すために、角と角を合せて折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/71/627fe7c8e788756f4d123763285f6136.jpg)
折り目の部分が中央の点(線)です。
開いたところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/0688b5795b03ab265741098b083f44da.jpg)
中央点と中央線(折り目)がわかりました。
下の角(短辺)を中央点を(中央線)に重ねて折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7a/172f0700aaeadcc91f1fc4fe43ca1525.jpg)
折ったところです。
次は、縦の中央線を決めるために、角と角を合せて横に折ります。折り目が中央線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/37/9350c64425a60189d34b3e6903477a82.jpg)
開いて山折り状に机の上に置きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3a/74d2975c28cdaa8e0acdd1175745ea73.jpg)
置いたところです。折ったところが見える面を上にします。こういう表か裏かは飛び方に大きく影響しますので、注意してください。
下の短辺の左側を中央線(折り目)に合せるように折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4b/1e3d495e5c5230c32d874aba8b1beae7.jpg)
右側も同じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d6/c101d401eb8f41413bf5c8977f3274ff.jpg)
下の先端を、角の集まったところまで折って、折り目をしっかり付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/97/705dd4e2ebda231ec6dae823aa2089a1.jpg)
この折り目を次に使いますので開きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/f88f7f3b553a2fc48ec3fbd1f8eef47d.jpg)
折り目は赤線(ー)で現しています。
赤線の折り目を青線(ー)を引いたところに重ねて折り曲げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/1c/3b1eafc6f15bfa2d2ee4d4ac3193fd7e.jpg)
折り曲げたところです。
上の角と角を重ねて折り曲げます。このとき、折り曲げた部分が見えるように折ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/90/2d8fd4628d5ac18af89746eef50e4370.jpg)
折り曲げたところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/76/058109e85835cae399df6ef3f082e007.jpg)
これから翼を作っていきます。
鷹の翼を真似て写真のようにハサミで切っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/15/afd77284e99f17f8e2b17917a8839aa5.jpg)
子どものときのツバメ紙飛行機の場合と同じように、指でチギッてもかまいません。写真が標準の切り方と思ってください。切り方を工夫してみてください。例えば、大鷲は“ひし形(◇)”トンビは“扇形”というぐわいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1c/b102592cf00d5d435352856254308afc.jpg)
切ったところです。これを広げると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/12/e9c27488f24eea7a82b103af8e8b8332.jpg)
このようになります。タカの形になりました。
鷲(ワシ)とトンビの形も作ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b4/f145b5c6fd973d22af22c6af924a2d97.jpg)
このように、折り曲げる角度を調整してタカ紙飛行機となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/e4/72217a22dad9f46149e9843f25abd2d5.jpg)
角度の調節は、小さいとクルクルと回るだけになってしまいます。大きすぎると木の葉のように落ちてしまいます。これを参考に、角度を変えて飛ばしながら探してください。
次のように翼を湾曲させると、大変安定して飛行します。調整角度も格段に広い範囲になります。
湾曲させる方法です。前の方は紙が重なっているので厚く硬くできていますので、指でつまんで形を整えることができます。また、その場合、後部の方も自然と整ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5a/3620a45bd4d285725723c10ab53f0976.jpg)
投げ方ですが、一般の紙飛行機のようにつまむところがありませんね。そこで、折り目の見える部分を上にして、前の方をつまみます。それをそのまま投げると、スムーズに折り目の部分を下にして飛んでいきます。何度も繰り返して上手になってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6f/28024b9f5bad7eed68ed984a6246c964.jpg)
コメントで“研究員”さんから投げ方を教わりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/90/9d2c1f8c75ddb3cf5b4b54054d8802ad.jpg)
手を離すときが難しいようですが、最初から飛行する姿勢で投げるようです。
このことから私の方で工夫したのがこれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/32/6e897d100b0a523f9e4f6877c92e2888.jpg)
投げ上げるのには最適な投げ方だと思いました。研究員さんありがとうございました。
投げ方が難しい場合は、写真のようにつまめる部分を作ってやってもかまいません。翼が小さくなって揚力は落ちますが、その変化はわずかです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1e/3e137416a20be38c7783977ffb48190d.jpg)
このときの投げ方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/81/427b44e0359d6baa01a4c5f616ca6e94.jpg)
いかがでしたか。一つ一つの写真を追って作っていけば難しいことはありません。ぜひ作ってみてください。ネットで探しても“タカ紙飛行機”は見つかりませんので、これが新作だと思います。ぜひ、皆さんに親しんでもらったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〔パソコンサイト(タップ)〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1e/3e137416a20be38c7783977ffb48190d.jpg)
このときの投げ方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/81/427b44e0359d6baa01a4c5f616ca6e94.jpg)
いかがでしたか。一つ一つの写真を追って作っていけば難しいことはありません。ぜひ作ってみてください。ネットで探しても“タカ紙飛行機”は見つかりませんので、これが新作だと思います。ぜひ、皆さんに親しんでもらったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。