これまで4種の紙飛行機を紹介してきました。いかがでしたか。子どものころに作った思い出が蘇(よみがえ)ってきませんでしたか。
私の場合は、2番目の投げ上げ(へそ)紙飛行機の作りやすさと新投げ上げ紙飛行機の羽の折り方の優秀さが気になって、2つの良いとこ取りをしたものは出来ないか何度も工夫して作ってみました。するといいのができたんです。作りやすさと羽の広さと垂直尾翼の大きさを兼ね備(そな)えたものです。新投げ上げ~より重さが先端に集中しています。投げ上げだけではなく、前に投げてもスピードを加減するとスーと飛びます。なかなか落ちてきません。とにかく優秀です。
作り方のプリントです。これまでと同様に図をポチっと押すと本物のPDFファイルがダウンロードできます。表示させると鮮明です。拡大も自由です。保存もできます。ぜひ自由に活用してください。
上のプリント図は小さくて見えにくいので、順に拡大して紹介していきます。
普通の広告紙はA3用紙が多いです。それを縦と横を半分に切るとA5用紙が4枚できます。
① そのひとつを縦長に置いてください。横に折って、折目を付けて、また開いてください。
中央に縦の折目ができました。
裏返して
② 下の左の角を摘(つ)まんで、下の辺を中央の折目に合わせるように折ります。
右側も同じように折ります。
③ 下の三角形を図のように折り上げます。また、②と同じように折ります。
④ 下の三角形の頂点を、三角形の底辺の中央まで折り上げます。
⑤ これから羽づくりです。中央の折目を折ります。(図のように他の折目が外から見えるように!)
投げ上げ紙飛行機の場合は〔3/4折目を探す〕というのがありましたが、そこがなくなっています。簡単になりました。
⑥ 羽を折っていきますが赤い〇と青い〇が手掛かりです。折り線は赤〇のところの紙飛行機の先端を通ります。羽の辺が紙飛行機の最後尾の青〇の直角部分と合うように折ります。
向こう側の羽も同じように折ります。
⑦[調整(ちょうせい)]最後に飛ばす形に調整します。
後ろから見ると紙飛行機の羽は折り畳(たた)まれてМ字のようになっています。これを開いてY字のようにします。更に雨樋(あまどい)のように羽を湾曲させるとよく飛ぶ羽になります。都合よく、紙飛行機の先端の羽の部分は紙が重なって厚くなっています。そこを親指と人差し指で摘(つ)まんで成形すると、羽の後ろの方までピシッと成形されます。飛んだとき風がスムーズに流れる感じになります。
こんな感じになります。広い羽と高い垂直尾翼です。広い羽で飛びやすく、高い垂直尾翼で安定性が出てきます。
最後に飛ばせ方です。
このように厚い部分を指で摘まんで持ちます。真っすぐ前に投げるときは力を加減してください。力抑(おさ)え目に投げるとスーと飛んでくれます。力いっぱい上に投げると、最上部まで行ったらスーと水平に飛び始めます。
実は飛ぶスピードは、その紙飛行機で決まっているんです。水平にそのスピードで投げてやらなければいけません。
紙飛行機は奥が深いです。まだまだ研究が必要ですから続けたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら作ってください。
〔関係ホームページ〕
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私の場合は、2番目の投げ上げ(へそ)紙飛行機の作りやすさと新投げ上げ紙飛行機の羽の折り方の優秀さが気になって、2つの良いとこ取りをしたものは出来ないか何度も工夫して作ってみました。するといいのができたんです。作りやすさと羽の広さと垂直尾翼の大きさを兼ね備(そな)えたものです。新投げ上げ~より重さが先端に集中しています。投げ上げだけではなく、前に投げてもスピードを加減するとスーと飛びます。なかなか落ちてきません。とにかく優秀です。
作り方のプリントです。これまでと同様に図をポチっと押すと本物のPDFファイルがダウンロードできます。表示させると鮮明です。拡大も自由です。保存もできます。ぜひ自由に活用してください。
上のプリント図は小さくて見えにくいので、順に拡大して紹介していきます。
普通の広告紙はA3用紙が多いです。それを縦と横を半分に切るとA5用紙が4枚できます。
① そのひとつを縦長に置いてください。横に折って、折目を付けて、また開いてください。
中央に縦の折目ができました。
裏返して
② 下の左の角を摘(つ)まんで、下の辺を中央の折目に合わせるように折ります。
右側も同じように折ります。
③ 下の三角形を図のように折り上げます。また、②と同じように折ります。
④ 下の三角形の頂点を、三角形の底辺の中央まで折り上げます。
⑤ これから羽づくりです。中央の折目を折ります。(図のように他の折目が外から見えるように!)
投げ上げ紙飛行機の場合は〔3/4折目を探す〕というのがありましたが、そこがなくなっています。簡単になりました。
⑥ 羽を折っていきますが赤い〇と青い〇が手掛かりです。折り線は赤〇のところの紙飛行機の先端を通ります。羽の辺が紙飛行機の最後尾の青〇の直角部分と合うように折ります。
向こう側の羽も同じように折ります。
⑦[調整(ちょうせい)]最後に飛ばす形に調整します。
後ろから見ると紙飛行機の羽は折り畳(たた)まれてМ字のようになっています。これを開いてY字のようにします。更に雨樋(あまどい)のように羽を湾曲させるとよく飛ぶ羽になります。都合よく、紙飛行機の先端の羽の部分は紙が重なって厚くなっています。そこを親指と人差し指で摘(つ)まんで成形すると、羽の後ろの方までピシッと成形されます。飛んだとき風がスムーズに流れる感じになります。
こんな感じになります。広い羽と高い垂直尾翼です。広い羽で飛びやすく、高い垂直尾翼で安定性が出てきます。
最後に飛ばせ方です。
このように厚い部分を指で摘まんで持ちます。真っすぐ前に投げるときは力を加減してください。力抑(おさ)え目に投げるとスーと飛んでくれます。力いっぱい上に投げると、最上部まで行ったらスーと水平に飛び始めます。
実は飛ぶスピードは、その紙飛行機で決まっているんです。水平にそのスピードで投げてやらなければいけません。
紙飛行機は奥が深いです。まだまだ研究が必要ですから続けたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら作ってください。
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