

折り鶴は、これまで何回も折ってきました。長崎や広島に修学旅行で行った時の千羽鶴、病院へ見舞に行くとき、七夕の飾りとしてなど、何千何百くらいにはなると思います。しかし、久しぶりに折ってみるとチョッとしたところを忘れていて折れなくなっていました。
ご覧の皆様もいつか折る機会がきっとあります。私のような年齢であれば「ねーねーおじいちゃん、鶴の折り方を教えて!」ということもあるかもしれませんね。
ここに掲載するためにたくさん折ってみて、きれいに折れる方法を考えてみました。それは、事前に“折り目”を付けておくことです。〔下準備〕と書いてあるところがそこです。上手に折れるようになったら省略してもかまいません。youtubeなどにも紹介チャンネルがありますが、省略したものがほとんどです。
では、作り方です。
色紙を準備してください。

まず、下準備から’ 折り目を三本入れます。



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色紙の表側から見て、縦と横に山折りの折り目、対角の方向に谷折りの折り目ができました。
下準備の終了です。
裏返して、裏側を上にして置きます。まだ折り目のない方向に三角形に折ります。
そこから、次の写真に従って折っていってください。

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下準備で付けた“折り目”がたいへん役立ちます。チョッと手を添えるだけで折れて畳まれます。
また同じようにします。

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このようになりましたか。
また下準備です。事前に折り目を入れます。

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しっかり折り目が入りました。
折り目を活かして開いていきます。

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下の方は折り目どおりですが、半分から上が折り目の場所を折り目と反対に折らなければいけません。まず、下側をしっかり合わせて、徐々に上側を合せていってください。この“徐々に”というところがコツになります。
下準備です。

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折り目がしっかり入りましたか。
先ほどと同じように、

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下の両辺を中央線に合せるように折りますが、中央がチョッと隙間が空くように折ると、首や尾を作るときにやりやすくなります。裏返して、裏側も同じようにしてください。

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首から頭の部分を作ります。

尾の部分を作ります。

千羽鶴の場合は、これで完成です。これに糸を通してつなげます。
羽を開きます。

折り鶴の完成です。
いろいろな方向から見てみました。

いかがでしたか、良くできましたか。日本人であればだれでも作れる“国民的な折り紙”と思われていますが、うっかりどこかを忘れてしまうものです。一カ所でも忘れているとできませんよね。
下準備の意味はわかちましたか。
事前に折り目を入れておく作業です。これをしておくとすんなりきれいに折ることができます。このおかげで、特別な技量がなくてもきれいに上手に折ることができます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
はじめの方が思い出せないかも知れません…(苦笑)
私の妻も「私も折れるよ❗」と折り始めましたが、折って折って開きますが、「どうやって開いたかな~」とわからなくなってしまいました。その後は~手取り足取り~で作り上げました。はじっこを合わせるのが苦手のようでした。
[下準備]からやっていくと作りやすいです。難しいところがあったら知らせて下さい。ちょっとでも分かりやすくしたいと思います。
火葬時に棺桶の中に入れる花が
少なかったので、
葬儀社のかたが
「千羽鶴を沢山折って入れてあげるといいですよ」
と言われたので、
家族みんなで折りました。
自分は小学生以来の折り紙だったので
すっかり折り方を忘れていましたよ😅
コメントありがとうございます。
亡くなった方にとっても、送る側にとって、気持ちの通じ合うことですね。
参考になりました。