作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

木or傘になる折紙

2021-07-18 12:59:55 | 作って遊ぼう教室
 鶴や箱、ツバメ紙飛行機の折紙は、全部同じ折り方から始まります。特に鶴の折り方を考えると折り目をどんどん増やして(折目4・8・16)いって、木や傘のようになるなるということが頭に浮かんできました。それが今から紹介する折り方です。
 木を想定して作っていきますので、緑色の折紙を折っていきます。


 折り方が表現できるように山折りを青い線で、谷折りを赤い線で表していきます。
 まず、次のような折り目を入れます。


 折り目を入れている作業です。


 折り目が入りました。はっきりわかるように青線や赤線を記入しています。


 折り目に従って折ったところです。

 4つの山になりました。

 次は1つの山を2つの山に分けて8つの山にしていきます。

 山と表現したのは山折りのところを表しています。


 折り目で表現すると次のようになります。


 1つの山を2つの山に分けていきます。次のような手順でやります。
 山を袋状にします。→中央の山折目が中央になるように平らにつぶします。→左右の端が山折りになっています。→中央の元山折り線が谷折りになるよう左右の山折り線を起こします。→2つの山になりました。

 これを他の山でもすると、4つの山が8つの山になりました。

 だんだん傘のようになっていきますが、正方形の紙なのでどうしても角が気になってしまいます。ここではそこを折って円形に近づけます。
 

 折るところが4カ所あります。まず、1つを折って、あと3つ折ります。3つ目の写真は裏側から見たところです。最初の写真は床に置けないので手にもって写しましたが、最後の写真は床に置くことができます。


 8つの山を16の山にします。折り目で表すとこんな感じです。


 やり方は先に示した〔山を袋状にします。→中央の山折りが中央になるように平らのつぶします。→左右の端が山折りになっています。→中央の元山折り線が谷折りになるよう左右の山折り線を起こします。→2つの山になりました。〕と同じです。
 では1つの山を2つにします。


 8つ全部の山をやると完成です。真上から見たところです。


 ちょっと斜め上から見たところです。木にも傘にも見えますね。


 木の幹を作ります。色紙を四等分してえんぴつに巻いて円柱を作ります。最後はノリで貼るといいです。
 この円柱に折った折紙をかぶせると杉のような針葉樹になります。


 ほかの色でも作ってみました。華やかでいい森が表現できました。


 幹の代わりにストローを使うと傘のようにも見えます。

 山の数が増えていくとだんだん難しくなります。16の山を32の山にすることも考えることはできますが実際はできませんでした。1つの山を広げてつぶして左右を起こして2つの山にすることができなくなってしまいます。竹串などを使ってもいいですが、ここではその限度も超えてしまいます。

 いかがでしたか。まったくのオリジナル折紙を紹介しました。

 最後まで見ていただきありがとうございました。
  


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