平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

秋風に揺れる観察会

2010-10-13 | 野草の観察



ススキの穂がキラキラと時折の日差しが眩しい
人も草原も一つに輝く


この月のメインは
やはりこの方でしょうか



ヒメヒゴダイ 「キク科」

山中何処ででも見れた花でしたが今年は
少し変です 変なのですと言っている間に
見事な大株が咲いてくれました。




やはり待ちに待った花です
カメラマンの腕の見せ所でしょうか?


今回話題の花でしたが






此方で見られるのは

コメナモミ 「キク科」

と判明しました。
写真の写し方にも寄りますが、
ツクシメナモミは2・2・2と分岐、葉が写真のように長い等の
特徴があります。
早とちりでツクシメナモミと勘違いしてしまいました。





アケボノソウ 「リンドウ科」

遅ればせながらようやく咲き始めたアケボノソウ
朝夕の山は、」すでに寒さ厳しくあろうこの頃
沢山の蜜を出し、
昆虫をさそう、急がなければ子孫を残せないのです。


地面ばかり見つめて歩く習慣
ふと見上げる木立の下に紅がゆれる。





タカネハンショウヅル 「キンポウゲ科」

たくさんの写真を送っていただきありがとうございます。
やはりこの季節を代表する花ですね


急ぎ足に登る足元には



ツルリンドウ 「リンドウ科」

実には長い柄があり楕円形で、紅紫色花の中から
突き出てくる独特の型は珍しい。






ヤマハッカ(シロザキ) 「シソ科」

紫色のヤマハッカで埋め尽くされる居る草原に
ポツンと一輪真っ白い花が咲いていました。

見つける方も素晴らしいです。




シオガマギク 「キク科」

これほど咲き方が違うのに同じ花だといわれる
草地に咲く花の七不思議です。


キク科の花が多いですね
今を盛りに色鮮やかに咲きそろっています。
頭花を持つ特に秋の原野の代表的な野菊




ヨメナ 「キク科」

花弁に見えるのは「舌状花」
ヨメナのヨメは鼠の古語で「鼠の菜」という
意味だそうです。




レモンエゴマ 「シソ科」

一見白花に見え「エゴマ」かと見間違うが
とても良い香りが、エゴマの香りとは違う
レンズアップしてみるとやはり優しいピンクでした。





観察者数32名と言う大人数
いかに花たちにストレスを与えないで観察するのか
心労が絶えません。
楽しく、野花を護り観察する方法を
学ばなければと反省するばかりです。


今月の花

アキチョウジ  ナンバンギセル アケボノシュスラン ノササゲ(種)
アケボノソウ  ノダケ イヌコウジュ  ハダカホウズキ
イヌタデ  ハナタデ エノコログサ  ハバヤマボクチ
カワミドリ  ヒキオコシ キンミズヒキ  ヒメアザミ
キンエノコロ  ヒメジソ コウゾリナ  ヒヨドリバナ
サイヨウシャジン フシグロ シオデ(種)  ポントクタデ
シロノセンダングサ ママコノシリヌグイ シロヨメナ  ムカゴイラクサ
ススキ  メマツヨイグサ センダングサ  ヤクシソウ
タカネハンショウヅル ヤナギアザミ
ツクシオナモミ ヤブタバコ ツユクサ  ヤブマメ
ツユクサ  ヤマハッカ ナギナタコウジュ ヨメナ

下見に出かけようとリックを取る
瞬間、腰にビーッ戸電気の様な痛さが走り
そのまま30分転がっていました

何時も歩いているのでそんな事は無いと
無用心でした。
皆さまも充分注意されてお出かけください。

次回10/22日(金曜日)
9:30分花工房出発です。



コメント
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