曲線加工及び仕上げ方法

今、小物家具を5台分まとめて作っている。サンデー工房での製作は1台限りがほとんどなので、曲線などの多い部品の製作は結構手間取ってしまうのだが、同じものを複数作る場合は、複数製作用の治具（道具）を造る事ができるので、治具無しで加工する場合に比べると数段早く、楽に加工する事が可能である。
だから同じものを複数注文頂くと嬉しいのだが、あまり数が多いと同じ事の繰り返しになるので、少し飽きが来るかも・・・なんて贅沢を言うと罰が当たりそう。
板の曲線切り及び曲面の仕上げにはいろいろ方法があって、普通は糸鋸やジグソーなどで曲線切りをした後、面をサンダーなどで仕上げる事になる。
しかしこの方法は面の仕上げに手間がかかる上、完璧には仕上がらないのだが、曲線切りガイド用のテンプレートを製作しこれに沿ってトリマーで加工すると、全く同じ形状の曲線で綺麗に仕上げる事ができるのである。
複数製作の場合は当然このテンプレートを作ることになる。

ブログ毎日更新は難しい

サンデー工房のブログ、本当は毎日更新するつもりで最初の頃は確かに毎日書いていたのだが、そのうち三日おきになり四日おきになりこの頃は一週間どころか10日以上も間が開いてしまうことも多くなって来た。いかんなあ。決めた事は守らなきゃ。どうも誰かが見るだろうと意識してしまい、ヘタな事は書けないなあとつい構えてしまうからだろうか。ブログだから当然見てもらうのが前提なのだが、どうせ大した人数の人が見ているわけではないので、ひとつ誰も見ていないという気持ちで気軽に書いていこうと思う。要は妙にいい事を書こうとせず思いつくまま書いていこうと思う。という事で最近思う事をひとつ。政治の世界は大変だなあ。福田総理辞めることになったが、あれほどやめろ、やめろと言われて、本当にやめたら、今度は放り投げ、無責任の大合唱。もし自分だったらと身を置き換えると、ちょっとかわいそう。安部さんの時もいい仕事やりそうだったのに他の人がやった事の責任を問われ、やりたい事もやれず病気になってやめてしまった。教育改革して欲しかったなあ。しかし日本国民のどれ位の人が本当にわかって真剣に考えて言っているのかなあ。マスコミなどの影響をすぐに受けていろいろ言う人が相当多いんじゃないのかなあ。後期高齢者保険制度のマスコミや国民の対応を見ていても、反対反対と言うだけで一体これからの保険制度をどうするのかの議論が見えてこない。
あまり人のいう事に影響されていると結局最後には痛い目にあうかも。
しかし民主党のマニフェストは魅力的だなあ。本当にできるなら、いう事ないんだけどね。

望遠鏡のケースを作った

天体望遠鏡の収納ケースの注文を頂いていたので製作に取りかかった。
一般的な天体望遠鏡ではなく、かなりでかい。
径が20ｃｍ以上長さが130ｃｍ以上ありケースもかなり大きくなりそうだ。
今まではダンボールに入れて運んでいたのだが、やはり不便で、この際木製のしっかりした物に、という事で相談を頂いた。
今までにケースは作った経験がないのだが、少し検討すればできそうなのでお受けする事にした。
箱なのだが、単に長方形の板を張り合わせただけでは、家具家としてのプライドもあるので、接合方法などは一工夫した。
持ち運びが多く、外での使用が多いので、できるだけ軽く、丈夫に、少々の雨にも大丈夫なようにした。
その方法として、軽くするには桐もいいのだが、強度面と耐水性で不安があったので針葉樹にした。強度的には接合方法を工夫し、角部にはガードを取り付けた。
少々の雨にも大丈夫のように外部用塗料を使用し、またフタから雨が入らない構造にした。取っ手は二人で運ぶ場合と、ひとりで運ぶ場合の両方に使用できるよう前後左右に取り付け、転落防止のため蓋側には取り付けずあくまで本体のみに取り付けた。
いろいろプロテクター金具や蝶番、パッチン（蓋のロック装置）、取っ手などを取り付けるといかにも高級な望遠鏡ケースに見えてきた。
なかなかいい物ができた。