麹蓋の製作依頼を頂いた。
麹蓋というのはむろ蓋とも言ったりするが、酒の麹を作るための入れ物
であり、一般の家庭だと味噌を作ったり、餅を入れたりする入れ物として
用いられる。
ホームセンターなどでも売られているのだが、小型で作りも雑なものが
ほとんどである。
愛好会のクラブで多くの人が使用するため、大型であり材料も、作りも
きちんとしたものを希望された。
こういったものは探しても売られてなく困っていたとの事。
最初は簡単なものだと思って軽くお引き受けしたのだが、調べていくと
結構難しい点も多かった。
まず材料。柾目板であること。一番いいのは秋田杉の柾目板である。
麹などを作る場合柾目の方が水分の調整がうまくいくからかと想像する。
秋田杉は木目が細かいので適しているようだ。
柾目板自体がどこの材木屋にもなく探すのに苦労した。
また当然食品を扱うものであり、水分も出るので、接着剤は使えない。
組み立ては蟻組みにした。底板は広い面なので合わせは差込にて隙間が
でないようにした。底板の取り付けは釘になるのだが、ステン釘を使い
錆びないようにした。
これが食品を扱わない箱なら苦労しないのだが、いろいろ気を使った。
ちょっと高物についたがお客さんには納得して頂いた。
麹蓋というのはむろ蓋とも言ったりするが、酒の麹を作るための入れ物
であり、一般の家庭だと味噌を作ったり、餅を入れたりする入れ物として
用いられる。
ホームセンターなどでも売られているのだが、小型で作りも雑なものが
ほとんどである。
愛好会のクラブで多くの人が使用するため、大型であり材料も、作りも
きちんとしたものを希望された。
こういったものは探しても売られてなく困っていたとの事。
最初は簡単なものだと思って軽くお引き受けしたのだが、調べていくと
結構難しい点も多かった。
まず材料。柾目板であること。一番いいのは秋田杉の柾目板である。
麹などを作る場合柾目の方が水分の調整がうまくいくからかと想像する。
秋田杉は木目が細かいので適しているようだ。
柾目板自体がどこの材木屋にもなく探すのに苦労した。
また当然食品を扱うものであり、水分も出るので、接着剤は使えない。
組み立ては蟻組みにした。底板は広い面なので合わせは差込にて隙間が
でないようにした。底板の取り付けは釘になるのだが、ステン釘を使い
錆びないようにした。
これが食品を扱わない箱なら苦労しないのだが、いろいろ気を使った。
ちょっと高物についたがお客さんには納得して頂いた。