hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

1cm

2010-06-16 06:05:35 | Musik
街中の楽器屋さんに行き、Violaを触らせてもらいました

1hほどで3台、試奏しました。
やはりVnと違い、常時の在庫数は少なく、試奏した3台は価格帯も違う3台。
絶対額はご容赦いただくとして、全体としてやはり日本よりはお買い得かなぁ、と思います。
いずれもしっかりした音色でよく鳴ります。

というより、日本市場が高すぎるんですね


仮に値段の高い順にA,B,Cとしましょう。
胴長は、A=39.7, B=40.7, C=39.3
つまりA, Bは約1cmほど違うのですが、この1cmで弾き易さが全然違います

Vn弾きには、小さいViolaが良いよ、という情報は以前に友人から得ていたのですが、実際触ってみて本当にそうだと思えます

たった1cm、されど1cmですね。

構えた瞬間から感覚が違う
Vnはストラドにより、胴長の基準がだいたい決まっていますが、Vaはそのような基準も無く、大小さまざまです。
しかしたった1cmでこんなに違うとは

で、私が感じた各楽器の特徴:

楽器A:
他の2台に比べるとバランスがすばらしく、しかもVn弾きが好みそうな柔らかい音色。
Mittenwald製

楽器B:
音色としては一番しっかりしていて、特にG,D線は音色的にもすばらしい。
A線もしっかり鳴ります。
C線は、私的には慣らしきれずに疑問符(?)でしたが、ご同行いただいた某プロの方的にはC線もしっかり鳴る、ということ。

楽器C:
小さい楽器ということもあり、大変弾きやすい楽器。
性能もちゃんとあります。
お値段的には、楽器AがCの3倍あります。
でも楽器Cを弾いてしまうと、楽器Aにその3倍の価値があるかどうかが疑問になってきました。

3台とももちろんその場でお返ししてきました。
仮に今すぐ購入するということになれば、楽器Bかな、と思います。
しっかりした音色と発音、つくり的にも良さそう。
とはいえ、大きいことは否めなく、無理してこの大きさを弾く必要もないかな、と。

なんてユルユルと物色していきます