今年はFN&F3に参戦しているINGINGのF3チームアドバイザーという、大変な仕事を任されまして奮闘しています。僕が実際にしている「アドバイザー」とは何かと言うと、ドライバーとエンジニアのやり取りの中で、他チームのセッティングの方向やコンディションの把握、他カテゴリーのタイムなどの情報を集めたり、僕個人の経験からの情報やアイデアを報告するという、要はエンジニアの松岡さんが最終判断をする為の情報集めです。そして僕が思うにドライバーのロベルトは速い！チームもエンジニアの松岡さんをはじめ、スタッフも昨年からガラッと変わって強力になりました！監督の影山正彦さんも存在感と頼りがいがあって頼もしい！後はその各々の力を同じ方向に向けられれば自ずと結果は付いてくると思っています。そしてこれまでの前半戦では２勝を記録してランキングトップですから、本当に良いチーム、良い流れになってきました。勝つ事の難しさがわかる分、勝った時は本当に最高だ！そしてサポートする立場で見れるからこそロベルトと自分のドライバーとしての違いがわかったり、チームという組織の中で、ドライバー以外のポジションでチャンピオン争いをするのは初めてなので、本当に良い経験をさせてもらっています。
そんな経験を生かして、今年はGTとF３のダブルチャンピオン目指して頑張ります！
私事ですが、５月１３日に結婚をしました。本当に多くの方々に祝福をしていただいて、自分がすばらしい方々に恵まれている事、その方々との出会いに感謝しています！ありがとうございました。自分の年齢で子供の事とか人生設計を逆算するとレースでいうところのピットスタートといった感がありますが、これからの追い上げを頑張りたいと思います！
この前の富士のGTレースのとき、友人がヴィッツレースに出場しました。知る人ぞ知る人気者！デパマン石綿その人です。なぜデパマンかと言うと玉川高島屋に勤務しているのでデパートマンらしいです！名前を覚えてもらうのって大事なんだよね。俺も変えてみようかな（笑）それはさておきドライバーしながら趣味でサラリーマンしてるのか、その逆なのかは本人に確認してみないと解らないですが、レースでは去年の最終戦でP.Pだったり、今回のレースでは３位表彰台を獲ったりとかなり速いんです！でも普段はとっても良い人で僕も催事のときには一緒に食事をしたり、僕が販売員をしていると様子を見に来てくれたりしてます。みんなも応援よろしくね。
富士はやはり紫電にとって攻略し甲斐があるコースでした。今回の予選ではダウンフォースを極限まで削ってストレートのスピードを伸ばし、タイムアップを狙ったけれど、まだまだトップクラスには及ばなかった。でも５位は思ったよりかなり良い！しかも車検落ちの車両があったので３位になったのは予想以上の結果だった。ま～、日頃の行いかな（笑）。夜はスタッフみんなで１ピット？２ピット？の論議に。結局行けるところまで行ってダメなら２ピットという行き当たりばったり作戦に落ち着いた。セッティングはタイヤのライフと燃費の事も考えて予選よりは安全方向に変更。