私達が滞在して、ボランティアさせて頂いてたdogwoodさんは仙台の山の中なので、正直、震災被害はあまりなかったんです。そこでボランティアだけしていると、リアルな震災被害を伝えられないと、ボランティアしに来た方で希望者は、オーナーさん自らの運転で、震災被害の大きな所に連れていってくれるんです。私たちも、自分たちで動くだけでは限界を感じていたので、滞在最終日、そのツアーに参加することにしました。そして、高速をとばして、まずは石巻に連れて行ってもらいました。石巻市は行方不明の方合わせると、4000人ぐらいの方が亡くなってます。
テレビで見たままの景色が、本当に目の前に広がっていました。これは石巻市にある門脇小学校。津波と火事でまるで戦場の焼け跡を見てるようでした。ここの生徒さんは高台に避難して、ほとんど無事だったみたいです。
職員室も今もこんな感じ。。。
そうかあ。。と、この駅を見て納得しました。本当に被害の大きい所は電車も走ってないので、車がないと見る事が出来ないんです。。
もう利用できない駅に、今もある避難場所の地図。でも、この指定避難場所は全滅でした。。
街頭も今もこんなんです。。
梅酒を作ってたんでしょうか。。こんなんが、普通に転がってます。
本当に車で走っているとタンクが転がってました。。
そして女川に行きました。行方不明の方含め、1000人近い人が亡くなった地域です。
本当にビルが根こそぎ倒れていました。
この左上にある小さなのが人です。この上には病院がありましたが、1階は津波で水没したそうです。
誰が逆に助かるんだろう。。とぞっとしました。ちなみに20メートル近くの津波が来たそうです。
やはり瓦礫の山。
帰りにオーナーさんのお知り合いの、港でお店をされていた、いかぽっぽのはちやさんにコーヒーをご馳走になり、震災当時のお話を聞きました。このお店も震災当時、お店の中まで津波被害にあったみたいです。ご本人は愛犬と当時、ドッグウッドさんのお店にいらして、無事でした。
コーヒーのお礼に、メモ用紙にはちやさんの絵を描きました。
そして、ドッグウッドのご夫婦。いろいろ有り難うございます。
ドッグウッドのスタッフさん。被災した犬や猫を助けるため、命がけで福島や被災の大きい所に出かけて保護されてたそうです。
こうして6泊7日の宮城県の旅は終わります。
忘れたくないので、ちょっと細かくつけました。
そう、被災地の方が多分、震災から1年経って、一番悲しいのは、この悲劇がだんだん忘れられることだと感じました。このブログも1人でも多くの方の心に届きますように。。
また、皆様にはご心配かけました。私の滞在中も宮城は揺れていました。でも、大きな地震の時も犬の散歩をしていたりで気付かず、幸いでした。
今回の旅は、かなり過密スケジュールだったので倒れそうでしたが、なんとか無事帰還しました。。。
宮城県でお世話になった方々、本当にありがとうございました☆
また、自分の出来る事を考えていきます☆
※この被災地を見た様子はドッグウッドさんのブログにも少し載ってました。参考まで。