ルーラちゃんと私

来た～、


来たー、


来たァー！


って、
朝っぱらから
ルーラちゃんを連写している
場合じゃないけど。

ヨチヨチ、
そっち行っちゃダメでちゅよ
と、
追いかけて付いて歩いている
場合でも無いけど。

何故ならルーラちゃんは
人間が付いていなくても
お掃除してくれる
ロボットなのだから。

お掃除の時間、
人間が仕事できるように
買ったロボットだから。

だから
こうしてルーラちゃん相手に
はしゃいでいる私に
周りは仕事をサボるなと
非難の目を向ける。

けど、
何とでも思え。
この時間が幸せなんだから。