デンデンムシノカナシミ
結核の為、
若くして亡くなった
新美南吉の童話です。
新美南吉といえば
ゴンギツネだねぇ
未だ射殺されるラストは
めっちゃ悲しみの余韻が
残りますわ。
このデンデンムシさんも
ある日、
自分の殻の中には
「悲しみ」しか詰まって
いない事に気付いてしまい
「もう生きていけない」と
嘆きます。
そこで
デンデンムシさんは
他のデンデンムシにも
尋ねてみるけど、
みんな「悲しみ」しか
無いという。
そこで
思った。
悲しみは誰でも
持っている。
自分の悲しみは自分で
堪えていくしか無いと
嘆くのをやめた。
うん・・
そうだね。
悲しみは皆が背負って
いるもんかもね。
それが
なかなか
何で自分だけって
思いがち
昨日は爺さん達連れて
精神病院に行って来て、
見ていると
手の震えが半端無くて
まあ、薬のリチウムの
副作用だって
分かっていたから
薬を代えてもらったの。
再婚相手は
爺さんがこんな状態に
なって恥ずかしくて、
人目から隠しておきたいの
一点張りだったけどね。
やっぱ人間は
自分のダメな部分を
認めて、
さらけ出すのも必要で、
猫100匹被ってちゃ
いけないんだ。
と改めて思ったよ。
やっぱ
デンデンムシさんの様に
嘆くのを止められたらな。
なんて言うのは、
綺麗事です。
嘆くどぉ~~
あたしゃ
デンデンムシ以下の
一応人間であります